第11話 周りを散策

オオカミを倒し終わり収納し終わる、「じゃ時計周りに見て回ろうか」と言って結界にそって歩き出す、「木が邪魔だー!」とぼやきだすパパ、確かにまっすぐに歩けないから邪魔だ、視界も悪い散歩を楽しむ余裕はないか。

パパ 「さきやっちゃって!」

さき 「薙ぎ払えばいいの?」

パパ 「収納するから結界に沿って木抜けないかな?」

さき 「やってみるね!」


咲が目をつむり「イメージ!イメージ!」とつぶやくそして手を前に出し上にゆっくりと上げると、ゴゴゴゴゴゴゴーーーー、やっぱり辺り一面昨日と同じ状態に…簡単には上手く行かないよね!


さき 「てへ!やっちゃった!中々イメージしたように出来ないよ」

パパ 「何事も経験だ!収納すれば良いだけだから気にするな!」


そう言ってとりあえず結界に沿って収納していくと昨日、咲が引っこ抜いた地点に出てきた、今ので1/4位回ったかな? 昨日更地にした部分が1/2位これで3/4は確認したことになるな、「このまま回るより逆に戻った方が早そうだね」残りの倒木も収納しながら戻っていく、「生えてる木も収納出来れば良いのにな」パパが呟く異世界だLv上がれば何でもできそう、穴だらけなので咲に結界に沿って道を作って貰いながら歩くと結界の中の残り1/4の森にたどり着く、道があればアッと言うまだ「さき、残りもやっちゃって!」とパパか言う。

さっきと同様に咲が木を引っこ抜いてパパが収納、さきが道作る段々慣れてきてスムーズだ、パパがすべての倒木を収納する頃には地面も平らになって歩きやすくなっている。

家を中心に半径200m位だろうか…結界がある、さきが魔法で適当に木を抜いたので形は凸凹していそうだが結構広い平地が森の中にぽっかり出来た状態だ、畑と果樹園があり家がぽつんとある状態だ、上空から見たらかなり目立つだろうな…


パパ 「かなりスッキリしちゃったな…まあ見渡しがよくなって良いか」

ママ 「こうやって見ると凄い広いわね」

おと 「こんなに広くしちゃって、何に使うの?」

ほし 「お庭広ーい!」ほしはすずを追いかけて走り回っている

さき 「ちょっと疲れちゃった休んでいい?」

パパ 「咲ばっかり使って悪いな家帰って休もうか」


家に帰りリビングで休憩中


パパ 「そういえば咲のスキルって確認したっけ?」

さき 「してないよ」

ママ 「私もしてないわ」

ほし 「ほしもしてないよ」

パパ 「そうだっけ?まあ順番にかくにんしようか、咲はたしか鈍感と、魔道の極みだっけ、魔力操作は分かるからいいか」

パパ 「さきステータス見せてよ」

さき 「いいよ!ステータスオープン!」


さき 大魔導士 Lv25

攻撃      10

素早さ     14

防御      30

賢さ      86

魔力      124

運       1

ユニークスキル 

鈍感

スキル 

魔道の極み 魔力操作

適正 火 水 風 土 草 創造神の加護


鈍感 所有者が受ける外部的要因を半減させる、ダメージ半減、苦痛半減、魔力消費半減、体力消耗半減、細かい作業が苦手になる。


パパ 「鈍感…かなり優秀だが細かい作業が苦手になるが魔法が上手くコントロール出来ないのにつながるのかな?」

さき 「私のせいじゃなくってスキルのせいなんだね!良かった…」

パパ 「魔力操作覚えたんだから練習すれば制御できるようになるよきっと」


魔道の極み 魔法を極めしもの、威力倍増、魔力消費半減、魔力回復大、イメージ次第で複合魔法もつかえる


おと 「魔力124って魔法の申し子だね!さすが大魔導士!!」

パパ 「魔力消費半減が2個もあるね重複してたら1/4で良いって事か、魔力回復もあるからあんな凄いことが出来るんだな!」


次はママのを見てみる

パパ 「テイマーと家庭菜園は大体わかってるから火事場の馬鹿力だな」

火事場の馬鹿力 ピンチに成れば成るほど攻撃、素早さ、防御力が上がる死の危険や仲間の危機には最大で3倍になる。


パパ 「3倍かママって今ステータスどんな感じ」

ママ 「待ってね!今出すから、ステータスオープン」


なみ 主斧 Lv25

攻撃    121

素早さ   55

防御    96

賢さ    10

魔力    10 

運     1

ユニークスキル

家庭菜園

スキル

火事場の馬鹿力 テイマー

適正 草 水 創造神の加護


おと 「3倍って攻撃力363!凄そうだけどどうなんだろう?」

パパ  「初めの女神の説明で英雄でLv50で一番高いステータスが60位って言ってなかったか?」

さき 「言ってた言ってた!ママもう倍あるじゃん!」

ほし 「ママ強いんだね~」

パパ 「職業が関係してそうだな?主斧ってどん何なの?」

ママ 「見てみるわね」


主斧 斧を装備中は攻撃直が2倍になる、斧以外の装備の時は攻撃力が半分になる


パパ 「ああ今斧装備してるから倍の数値が出てるんだなきっと」

おと 「半分になるって121の半分かな?それでも英雄なみだよね?」

パパ 「斧外して半分の60になってほかの装備で30になるんじゃないかな?」

ママ 「試してみようかしら、おと剣貸して頂戴!ステータス見ててね」

さき 「あ!30に成った、めっちゃ減ったね」

ママ 「剣が重く感じるわダメねヤッパリ私はこれしかないわ!」

そう言って剣をおとに返すとハルバードを持ってニッコリするママ、何をめざしてるんだか…

パパ 「じゃ最後に星ちゃんの見せてくれるかな?」

ほし 「わかった!ステータスオープン!」


ほし 聖女 Lv25

攻撃     15

素早さ    15

防御     42

賢さ     95

魔力     71

運      1

ユニークスキル 

言霊

スキル

癒しの水 聖結界術

適正 水 草 創造神の加護


パパ 「大体予想はつくが見ていくか」


言霊 本来なら触れないと発動しない回復術が言葉を発することで離れていても回復できる、範囲効果は術者の賢さによる


癒しの水 水属性の回復魔法の効果が上がる。病気も直せる。本来なら欠損は治らないが、術者の知能により、欠損も治る。効果は術者の魔力による


聖結界術 聖なる結界を張れる結界内は浄化され邪なるものは入れない、範囲は術者の魔力によって決まる、効果は知能によって決まる


パパ 「大体創造してた通りかな何回見てもやばいステータスだな、おとも確認しとくか?」


おと 「そだねLvも上がったし見とこうか、ステータスオープン!」


おと 魔剣士 Lv25

攻撃      65

素早さ     58

防御      60

賢さ      55

魔力      65

運       1

ユニークスキル

空気を読む

スキル

魔法剣術 魔闘術

適正 火 風 創造神の加護


パパ 「おとは完全にバランス型だな!だが全部のステが英雄並みだな」

おと 「私も特化型がよかったかな~」

パパ 「パーティー的にはすごいバランスの取れた良いパーティーだよ、ママ前衛、

中衛がおとで後衛さきとほし、パパいらない子か…?」

さき 「パパは私とほしの護衛だね!」

おと 「追放されるあるあるキャラだねw」

パパ 「題名は異世界に家族と来て役立たずと言われ追放されました!ユニークスキルが覚醒したので家族にざまあし返します!かなw」

おと 「覚醒前のパパのステータス見せてよw」

パパ 「…分かった、ステータスオープン!」

ひろ フリーター Lv25

攻撃       21

素早さ      20

防御       20

賢さ       19

魔力       22

運        100

ユニークスキル

器用貧乏

スキル

収納 転移術

適正 ぜんぶ 創造神の加護


パパ 「フリーターだけ確認しとくか」


フリーター どの専門職にも就かない特別職、初球のスキルは習得しやすいが上級スキルは取れない、ステータスの上がり方は少ないが平均的に上がっていく、頑張ればきっといいことがる、頑張れ!


おと 「ステータスに頑張れ!って応援されてるよ!うけるw」

さき 「スキル取りやすいってあるから練習してたら剣術とか、弓術とか取れるのかな?」


ママ 「何気に器用貧乏とフリーターって相性よさそうね、器用貧乏は上達早くって達人にはなれないで、フリータは初級スキル取りやすいんでしょ?スキルいっぱいとれそうよね?」


パパ 「お!それはちょっとやる気が出るな!頑張ってみるよ」

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