第10話 異世界三日目
畑で取れた野菜を食べてみる!「「「おいしい!」」」
今まで食べてた野菜が馬鹿らしくなるくらいおいしい!
同じ野菜の種から育てたのにおいしい、さすが異世界だ!
パパ 「これで食料も何とかなりそうだね、明日にでもお米と麦も植えようか」
ママ 「そうね~まだ両方とも余裕はあるけど早めに植えとこうかしらね」
パパ 「あとは魔法で何とかなるけど飲み水あった方が良いよな、近くに川か湖でもあればそっから引いた方が良いよな」
おと 「そんなに水必要なの?」
パパ 「トイレとか風呂一回一回めんどうだろ?」
さき 「確かにめんどくさい」
パパ 「だからあった方がいいと思うんだ、デザート食べたら散歩がてら結界の周り回ってみようか」
ママがさっき収穫したばかりの果物の盛り合わせを出して皆でつつく、パタパタ!とすずちゃんも参加し、おいしそうにリンゴをかじっている。
パパ 「果物もこっちで出来たやつの方がおいしいな!桃なんて最高に旨い!」
ママ 「確かにおいしいわね、桃は格別!さすが創造神様、わかってらっしゃる!」
おと 「あのおっちゃん良いもんいっぱいくれたよね~」
パパ 「おっちゃん言うな!神様だぞ⁉神様だよね?」
さき 「まあなんでも良いけど美味しいものくれたから一回くらい言う事聞いてあげてもいよね!」
ほし 「つまんない~お外で遊んで良い?」
パパ 「じゃあそろそろお外にお散歩に行こうか!大冒険のはじまりだ!
ほし 「大冒険!やったー!海賊王に私はなる!」
ママ 「海じゃないわよ?テレビの見過ぎね・・・変な事ばっかりおぼえちゃうわ」
おと 「散歩位でおおげさじゃない?」
パパ 「まあ楽しんでいこうよ!」
「「「「はーい」」」」
畑と森の境を通り結界の境までかう途中パパが音に昨日何コソコソ練習してたのか聞いた、音が満面の笑みでよくぞ聞いてくれましたとばかりに胸を張り答える。
おと 「しょうがない特別に見せてあげよう!」
さき 「何見せてくれるの?」
おと 「イックヨー! 火の呼〇」
そういって剣に炎を纏わせてぶんぶん振り回し「ヤー!」と言って炎の斬撃を木に向かって飛ばした、ドカーン!と言って木が吹き飛び燃え上がる!
パパ 「やばい!火事になる!ウォーター!」
チョロチョロチョロ・・・足元を濡らしただけだった…
ママ 「さきお願い!水の玉で燃えてるところ包んじゃって!」
さき 「わかった~!やってみるね~!」
「しゃぼんウォーター!」オリジナル魔法を作ったみたいだ…成功を祈ろう!
すると先の手から水の玉が次々と出ていく燃え上がってる場所まで行くと合体して大きい水の塊になって燃え上がる炎を包み込んだ、ジュ!一瞬で消え去る炎、「大成功!」と言ってこっちにピースサインしてニコニコだ!
パパ 「よかった…大事にならずに済んで、咲ありがとう!音、咲、森では火魔法禁止ね!」
さき 「でも凄かったね!錬〇さんじゃん!他にもできるの?」
おと 「あと風もできるよ!」
そう言って今度は風を纏わせる「パパ木に向かってやってもいい?」と聞いてきたので風なら問題ないかな?「良いぞやっても」と言うと「やったー」と剣を横なぎに振りぬいた⁉ ズガガガガガガガガーーーーーーン
さっきよりも気合が入っていたみたいで凄い威力の風の斬撃が飛んで行った…
おと!おまえもか!!!!
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
また何か殺ってしまったようだ…
おと 「やっちゃったw」
パパ 「姉妹そろって無茶苦茶だな」
ママ 「おとかっこいいじゃない!」
さき 「鬼滅の煉〇さんも真っ青だねw」
パパ 「お前たちはもうちょっと手加減と言うものを学んでくれ!とりあえず、この先を見に行こうか…」
そう言ってパパが倒れた木を収納しながら歩きその後に続く家族、ほしも「おと姉ちゃんカッコイイよね」と手をつないではしゃいでいる。
パパ 「結界が見えてきたな、おと周りに危険なもの居たら教えて」
おと 「今は大丈夫みたいだよ、また何かあったら言うね」
パパ 「頼むな!皆ここからは警戒しながら向かおうか」
さき 「結界までは大丈夫じゃね?」
おと 「そだね!まだ早いかな?」
パパ 「油断するなって事だよ」
ママ 「そうねちょっと警戒しながら向かいましょうか」
するとママの肩に乗ってるすずちゃんが「ピヨピヨ」と鳴いた、ママが「出来るの?大丈夫?」というと「ピヨ」と鳴き飛び立つとスッと消えた⁉
ママ 「すずちゃんが警戒してくれるって、ママとすずちゃん視界が共有できるみたいなのよ、テレパシーみたいなもので話も出来るから何か来たら教えてくれるって」
ほし 「すずちゃん消えちゃったよ?」
ママ 「すずちゃんのスキルみたい保護色で気配も消せるって」
パパ 「めっちゃ高性能のドローンだな、偵察には最高だ」
ママ 「すずちゃんが早く来いだって、大きいイノシシかしら?おとがさっきので倒したの見つけたみたいよ」
パパ 「じゃあ行ってみようか」
さき 「今日も焼肉できる?」
おと 「肉~肉~焼肉最高~!」
ほし 「イノシシさんは立って歩くのかな?ブタとイノシシはどう違うの?」
パパ 「元は同じなのかな?トラさんとライオンさんみたいな感じで違うのかな?」
ほし 「へ~そうなんだね~どっちが強いのかな?」
ママ 「どっちが強いかはわからないけどイノシシとブタどっちが美味しいかは今日分かるわね!」
ほし 「そっか~やったー!肉~肉~焼肉最高~!」
パパ 「おと変な歌教えるな・・・すぐにマネするんだから」
結界まで歩くと10mくらい先に2トン車位あるイノシシが下顎と上顎を境に真っ二つになっていた、イノシシが倒れているまだ先まで木は切り倒されているどこまで斬撃が飛んだんだか…
パパがビビりながら結界の外に、音がパパを脅かそうとするがママに止められる、結界の外では「ふざけてはダメ」とお説教をされる、確かに命の危険が有るのだからちょっとふざけ過ぎたかと反省していると何とか収納を終えたパパが走って戻ってきた、
ビビりすぎでしょ?その姿に思わず娘たち三人が爆笑中!
ちょっとムッとしているパパ、だがあの顔を思い出したら笑わずには居られないツボにはまった3人は笑いが止まらず涙まで流す始末だ!
ママがパパを気遣い慰めている、するとすずが「ジ!ジジジジ!」と警戒音をだす!
ママ 「オオカミが来てるみたいよ!」
おと 「わたしも気が付いた!あっちからくると指をさす」
皆、武器を構えて結界内で待機中おとがなぎ倒した木の隙間から狼たちが現れて走ってくる!パパが弓を弾き絞り放つその距離30mほどオオカミはヒョイっとかわすがパパがボソッと何か呟くと矢が交わしたはずのオオカミの眉間に突き刺さる!「ギャン!」バタ!と一匹倒れるが他のオオカミは構わず走り寄ってくるパパがまた矢を放つ!とまたオオカミはヒョイとかわす、パパつぶやく矢刺さる、「ギャン!」パタ!
他のオオカミが異変に気付き立ち止まり警戒しだす。
「ウ~!」と言うだけで10m位前で全く襲ってこない…
音が「薙ぎ払え」と言うと咲が指先から水をビームの様に出して手を横に振った!スパン!前衛のオオカミさんがパタっと倒れる後方に居た半数は助かったようだ、「これが世界を滅ぼした力か!」と音が何処かで聞いたことのある言セリフを言っている…
完全にビビるオオカミ。尻尾を巻いて完全に逃げる体制だ「薙ぎ払え!」もう一度、音が言うと咲が今度は風かな?手を横に振った!スパン!パタパタ!全滅だ!「くそう!腐ってやがる!早すぎたんだ!」…なりきってるのは良いがパクりすぎだぞ!
ほし 「おおかみさん死んじゃったの?」
ほしも参加か?と思ったらただ単にママにワンちゃん欲しかったと泣いていた・・・
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます