第5話 異世界で初戦闘!
さき 「私も魔法使いたい、パパどうやるの?」
パパ 「さきはまだ使えないのか?大魔導士で魔道の極みだっけ、持ってるならすぐにできそうだが」
さき 「それがどうやればいいか全くわからないからできないの」
パパ 「体の中の温かいもの見つけるのからしてみてはどうだ、それがきっと魔力だからそれが分かれば後は体の中でそれを動かしてみるんだ」
さき 「わかったやってみるね!」
おと 「私もやってみる」
ほし 「わたしもーするー」
それから五分後!
さき 「なんかできた気がする!」
パパ 「もうできたのか!はやくね!?」
さき 「次はどうすればいいのかな?」
パパ 「魔力を手のひらに集める感じかな、そして水道の蛇口をイメージして ウォーター と言ったら出来たぞ」
さき 「わかったやってみるー」
そう言ってさきはうんうんうなりながらウォータとつぶやくが全く水が出る気配がしない「う~ん出来ない!なんで~」と駄々をこねだした。
パパ 「イメージが足りないかわかりずらいかな?ぽけ〇んの技でハイドロ〇ンプをイメージしてみたらどうだ?森に向かってやれよ」
さき 「わかった!いくぞ~ハイドロ〇ンプ!」
ズドン!ズガガガガガガガガーーーーーン
すごい威力で森を破壊するさきの魔法を口開け呆然と見ていた。
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました、
余りの出来事にみな驚愕する、ハッとして気を取り直すパパ
パパ 「なんでLvが上がった?やばいな、見にいくぞ!」
さきが魔法で破壊した森を慎重に進んでいく家族
おと 「ここら辺には危険な動物はいないみたいだよ」
パパ 「おとそんな事がわかるのか?」
おと 「なんとなくだけど危険はなさそうなのは分かるかな」
パパ 「危ないと思ったら教えて」
おと 「わかったー」
~歩いてしばらくすると~
これが結界なのかな?薄い膜みたいなものが立ち上がってるのが分かる
これは出入りできるのだろうか?そう思って結界を触っていると、さきが転んでパパにぶつかり結界の外に出てしまった、「ぐは」「ああああああ、パパ出たらだめじゃない?」そんなやり取りをしていると
おと 「なにかこっち来るよ!あぶない感じがする」
ママ 「どこから?」
おと 「パパ早くこっちにもどって!」
おとが見ている方向を見ると豚が二足歩行で走ってくるではないか!
それぞれ手に斧やこん棒を持ちこちらに向かってくる。
おと 「パパ早くこっちに!」
豚に見とれていたパパをおとは引っ張り結界のなかに何とか引きずり込んだ、2mはある豚10匹ほどが構わず突っ込んでくる、結界まで1m!皆少し下がって身構えると豚が結界に突っ込みぶつかる!バゴーン!ぶひゃ!後ろから来た豚も止まれずにそのまま突っ込むドガ!ぶひゃ!半数が結界に突っ込み地面に転がっている、辛うじて無事だった残りの豚はおろおろし混乱していた。
ほし 「プリきゅ〇ウォーターストライク!」
ほしが叫びステッキを振りぬいた!ズシャ!!
水の刃が豚の首を切り落とす!
ママ 「ほしちゃんすごいわね!ママも負けてられない」
とハルバードを豚に向かって振るう。ズパン!豚の体を肩から斜めに腰に掛けて切り裂いた、崩れ落ちる豚
さき 「ママやる~!私も!ハイドロ~「さきやめい!」ええ~」
パパ 「またぶち抜くつもりか!だめだ!」
さき 「は~い…ちぇ!」
おと 「見事な首ちょんぱ!じゃあ次は私が!えい!スパ!」
あまりにも自然におとは剣を振りぬいた、豚も何も起きてないかのようだったが上半身がコロンと地面に落ちる、切られたことに気が付かなかったようだ。
おと 「凄ーいバターでも切ってる感じで楽しい~」
あっと言う間に殲滅完了!うちの家族めっちゃ盛り上がってる、子供たちの育て方間違えたか…ピロンLvが上がりました、ピロンLvが上がりました。
ママ 「この豚食べれるのかしら?」
パパ 「これ食うのか?」
ママ 「殺すだげじゃ可哀そうじゃないちゃんと食べれるなら食べてあげないとね」
パパ 「しかしどうやって運ぼうかかなりの量だが…」
おと 「パパの収納じゃダメなの?」
パパ 「!そうだったなそれがあった!おとナイス!」
そんなやり取りしながら全部の豚さんをチョットビビりながら収納するパパ「すごい全部しまえたな」
するとリストにハイオークの肉、魔石、睾丸とリストが出た「これめっちゃ便利じゃん解体まで勝手にしてくれるみたいだな」
ほし 「ねえねえ、あれなんだろう?」 と指をさす方を見る
オークが来たかなり先方に森に隠れてるが集落みたいなものが見えるではないか!
これはさきの魔法が集落を破壊したみたいだ、それに怒ってやってきたオークを皆殺し…私たちはならず者の家族に成り下がったのだった。
パパ 「悪いことしたな、逃げるぞ!」
「「「ごめんなさーい」」」
ママ 「帰ったらBBQよ!皆手伝ってね!」
いたずらして見つかった子供のように逃げ去る一家
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~天界にて~
創造神がその様子を見ていた。
戦の女神が気になって一緒に見ている
「あの家族結構すごいのではないか?」
「創造新様ステータス確認しましたか?えぐいことになってますよ?」
「どれどれ見てみるかな…なんじゃこれ!Lv12ですでに英雄級じゃないか!」
おと 魔剣士 Lv12
攻撃 45
素早さ 45
防御 45
賢さ 35
魔力 35
運 1
ユニークスキル
空気を読む
スキル
魔法剣術
適正 火 風 創造神の加護
さき 大魔導士 Lv12
攻撃 10
素早さ 10
防御 25
賢さ 55
魔力 80
運 1
ユニークスキル
鈍感
スキル
魔道の極み
適正 火 水 風 土 草 創造神の加護
ほし 聖女 Lv12
攻撃 15
素早さ 15
防御 30
賢さ 48
魔力 60
運 1
ユニークスキル
言霊
スキル
癒しの水
適正 水 草 創造神の加護
なみ 主斧 Lv12
攻撃 82
素早さ 35
防御 60
賢さ 10
魔力 10
運 1
ユニークスキル
家庭菜園
スキル
火事場の馬鹿力
適正 草 水 創造神の加護
ひろ フリーター Lv12
攻撃 15
素早さ 15
防御 15
賢さ 15
魔力 15
運 100
ユニークスキル
器用貧乏
スキル
収納
適正 ぜんぶ 創造神の加護
「創造神様の加護与えてあるので成長促進がありますもんね…それにしても上がりすぎですね、パパさんでもこの世界の人に比べたら異常なのにかわいく見えちゃいますもんね」
「あっち行ったときにステータス見とくんじゃった!子供らの職業伝説級じゃ、ママさんとパパさんの職業は見たことないがママさんなんて異常じゃな…」
「装備もなんであんなに良いの持ってるんですかね?あれ全部伝説級ですよね?」
「え!そうなのか?そこいらに置いてあるの適当に詰め込んで渡したんじゃが…」
「マジですか⁉そこらに置いてあるのって鍛冶の女神が創って創造神様に捧げたものですよね?」
「そうじゃったな、そうじゃった!あの家族がその気になったら国滅んじゃうかもしれんな…トラブルの女神め今回の件は許すことが出来んな!」
「創造神様さらっと人のせいにしましたよね?加護与えちゃってるし武器も渡し「ウホン!ゴホゴホ!」」 「ああごめん何か言ったかの?」
「いえ何も・・・あの家族が善良であることを祈りましょう」
そんな天界の話など知る由もくBBQを楽しむ家族であった。
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