第3話 またまた訪問者?

子供の名前を漢字と平仮名にする時があります、読んでいて間際らしいかな?と思うときみ代えています、特に意味話ありません。

この先本文です。

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ピンポーン


「「「え!!また?」」」


パパ 「誰だろうか?他に訪ねてきそうな人は誰かいるトラブルの女神さん?」

女神 「トラブルの女神言うな!!」


そんなやり取りをしている横でママが「はいはーい!ちょっと待ってね~」

と言いながら玄関に向かってしまった。


おと 「ママどこだと思ってるの!だれか確認してから開けて!」


と叫ぶが、ガチャ!と玄関を開ける音がする…呆然とする私たち三女のほしが玄関のママ向かって駆けていく、ハッとしてパパも向かうと楽しそうに話すママの姿が見えほっとしてママに声をかける。


パパ  「ママどちらさん?」

ママ  「創造神さんらしいわよ?」

創造神 「どうも~この世界の創造です~よろしくお願いいたします」


何ともフレンドリーな創造神が訪ねてきた…リビングに上がってもらうと明らかに挙動不審の女神改めトラブルさんが居た。


トラブルの女神 「え!もうばれたの?!早すぎない?」

創造新  「称号を授かると誰が何処でどんな称号を受けたかわかるんじゃよ!お主の仕出かしたことは全部調べがついておる、まったくいらんことばっかりしよって!

お主にはぴったりの称号じゃな!」


創造神が言うにはこの称号なら信仰する者はいないだろう、よって休眠しても力は戻らないと思う、残念ながら転移させた本人しか正確な座標や時間にずれが出て創造神が転移させると地球のどの時代のどこに出るかわからない、最悪原始時代の海の上なんてことになってしまう、この世界ならある程度のことは出来るけど、地球には干渉できない、向こうの神と喧嘩になってしまう今回の事でも後で苦情は来るはず…と創造神はうんざりしてため息をついた。


創造神 「今回は迷惑かけたがこれ以上この馬鹿に力を使わせるわけにはいかない、よって地球に戻るのはあきらめてほしいのじゃ、地球ではお主の家は謎の落下物により消滅、皆死んでしまったことになっておる」


おと  「ええ~!私たち死んだことになってるんだ…」

さき  「友達にもう会えないんだね…」

パパ  「ここはポジティブに考えよう!考えてみろ友達に会えないのは寂しいかもしれんが学校には行かなくて良くなるんだ!毎日が休みで好きなことができるんだぞ?どうだ、うれしいだろ?」

おと  「そうだね!学校行かなくていいなんて最高じゃん!」

ママ  「勉強はしなさいよ!」

「「ええ~意味ないじゃん!やだー」

創造神 「こっちの世界じゃまだ平民は読み書き計算は出来ない者が多い、おぬしらは礼儀作法は別として貴族くらいの教養はある、いくらでも働き場所はある」


パパ  「ええ~働きたくない・・・」


皆冷たい目でパパを見るのはやめて!パパだって異世界満喫したいじゃない!

この世界には魔法がある魔力に影響を受けた動物が魔物に進化し地球とは違う生態系をしている、ゲームや小説の中のような世界で自由に生きるのも楽しいだろう。

そんな話をすると子供たちも「オオー!それは楽しそうかも」と何とか納得してくれたみたいだ。


創造神 「お詫びと言ってはなんじゃがわしの加護を皆にやろう、状態異常無効、精神異常無効、成長加速、言語翻訳なんかがついておる、それと武器や防具、この世界のお金にスキルブックこの本に触ると一人一個そのものに合ったスキルが手に入る」


パパ  「おお!何から何までありがとうございます」

創造神 「地球の者にこの世界の生活は大変じゃ、慣れるまで少しでも安全に暮らせるようにしないとな、わしが助けを出せるのも初めだけじゃ、コブリンなどは何処にでも湧いてくる、それくらい簡単に倒せないとすぐ死んでしまうでな」


さき  「ほかにどんな魔物がいるの?」

おと  「やっぱり定番のドラゴンなんている?」

創造神 「ドラゴンおるぞい!手を出すなよ?この世界最強じゃめったに人前には姿を見せんが、他にはグリフォンやゴーレムなんかもいるな」

「「わー!見てみたい」」

ママ  「モンスターを見て回る旅もいいかもね」

創造神 「あとこの家の周りに結界を張っておいたでな、しばらくは持つじゃろ魔物は入ってこれん、それまでに各々魔法や剣の練習やLvアップをして強くなっておくんじゃぞ」

おと  「その結界どれくらい持つの?」

創造神 「1か月か長くて2か月くらいか…強力な結界にしたから短くなってしもうたドラゴンでも破れんぞ!」

ママ  「それは安心ね、ところで武器や防具はどこにあるんです?」

創造神 「この中に入っておる、これは収納バックじゃ時間停止もついてるからべんりじゃよ」


その後、この世界の今いる大陸の情勢と場所の説明をしてもらった。

今いる場所はこの大陸のど真ん中の深淵の森と言われていて、強力な魔物がうようよしている、この世界の人間でここまで入ってこれる者はそうそう居ないらしい、騎士団長や兵士くらいではきつい場所、国は森の周りに3つあり、西に獣人が創るランプ獣王国、東に人族至上主義のタルト帝国、北にサシャ共和国ここは獣人も人間も共存しているとのこと、南は山岳地帯で人は寄り付かないらしい、ドラゴンいそうだよね!


通貨は

銅貨  百円

銀貨  千円

金貨  一万円

白銀貨 十万円

白金貨 百万円

そのほか銅板、銀板、金板があり半分の価値


ほし  「ママつまんないあそんでよー」

創造神 「そろそろ帰るとするかの、長々とじゃましたな!ほれかえるぞい、皆達者でな、この世界で自由にいきるとよい」


そう言ってダ女神の首根っこをつかんで創造神が玄関から帰っていったダ女神は終始おびえた表情だったが自業自得だ、助けようがない。精々もう悪さはしないことを祈るだけだ。


さき 「あのさー鞄の中身見てみない?」

パパ 「そうだね一回全部出してみようか」

おと 「どうやって出すのかな?」

ママ 「パパ出してみてくれる?」

パパ 「わかったやってみるよ」


鞄の中を覗いてみるが真っ暗で何も見えない、恐る恐る手を突っ込んだ、

すると、おとが「わ!」と言って脅かしてきた、ビク!と手を引っ込める。

「「「ぎゃははははー!」」パパビビってる!」

くっそ!真っ暗の中に手を突っ込むんだ怖いに決まってるじゃないか!

もういい無視して出すか…ムッとしながら手を突っ込むと、頭の中に何が入っているのが浮かんできた、「これはすごいな!めっちゃ入ってるぞ」次々に机の上に出すと皆が並べていく「机に並びきらないな、武器と防具は隣の和室にならべよう」

机の上には各硬貨が10枚づつ、スキルブック一冊、こっちの世界の家族分の服が2セット並んでいる、和室には細かい鎖の服みたいなの…鎧の下に着るのかな?皮の鎧、小手、具足、盾が大中小、金属の防具も同じセットが人数分、フードの付いたマント人数分、剣、大中小、長い杖に短い杖、弓、大中小、矢筒4セット、矢100本、槍の先に斧が付いた武器、槍長いのと短いの、斧、大中小、あと瓶に入った赤と青の液体各10本、干し肉、ドライフルーツ、あと桃?10個、出るは出るは…どんだけ入るのこのかばん!


ママ 「すごい!いっぱいもらっちゃったわね」

パパ 「当分は大丈夫そうだな!昼食べたら好きな武器選んで庭でちょっと練習してみようか」

「「「はーい」」」

パパ 「ママじゃとりあえずビール!」

ママ 「はーい!ご飯も用意するわね、皆手伝ってね」




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