ラストまで読むと、どうして主人公が桜の木の下の子に優しいのかよく分かりました。
少年はすでに生きる事への諦めが滲んでいるのに、三毛猫が真奈ちゃんを攻撃したことで、まだだ、まだ諦めるなと訴えているようでもあります。
KACお題の、どの話に出てくるネコも、みんないいネコで、千石様の愛を感じます。
作者からの返信
主人公の少年の心はもう、こちらよりもあちら側に近くなっているのでしょうね。
彼の心をそうさせているのは、諦めなのか覚悟なのかそれとも両方か……。
おっしゃる通り、猫は「まだ早い」と言っているようです。
真奈も本当に連れて行くつもりはなかったのですが、ちょっとしたヤキモチが気の迷いを起こさせたという感じでしょうか。
残りのお題でも、お猫さまをうまいこと混ぜ込んでいければと思います!
いつもお読みいただき、❤、★そしてコメントまでありがとうございます!!
「話さないで」と「離さないで」の収まり方が、羨ましいほどに綺麗です。
途中、やや不穏で不気味な空気になりつつ、最後は切ない……。
とても良い物語でした。
ありがとうございます。
作者からの返信
今回の「はなさないで」は「放さないで」も含めて色々なシーンが思いつくものの、うまくオチをつけられなくてとても苦労しました^^;
ですので、収まり方が綺麗と仰って頂けてとても嬉しいです!
最後は切ないですが、彼らなりのハッピーエンドでもあるように思っています。
こちらこそ、お読みいただき、また❤や★、コメントをありがとうございました。