貴族モノで頻繁に出てくる執事の仕事ぶりを書いた異色の名作。あくまで主人を支える陰の功労者ながら、徹底した仕事ぶりは使用人はおろか主人家族まで信頼を得る。まさに縁の下の力持ち。完璧執事セバスチャンながら時折人間らしさも見られるので、ほのぼのとした読後感ありです。