第3話

そ、そんなぁ嘘だろ。


「それって、誰なの?」


「それは、言えないんだけど、私に恋のアドバイスをしてほしいの」


「えぇー、」


そ、そんなぁ。好きだった人に、恋のアドバイスするなんて、


しかもこのあと一緒に暮らすんだぞ。俺、終わるぞ。精神が、その好きになったやつへの嫉妬で


ーーーー


「うわぁー、久しぶりだ。」


「久しぶりだね。春ちゃん」


「お久しぶりです。お母さん!!」


春は元気に挨拶する。


なんか、さっきの応援の話をされると、お母さん呼ばされるのは複雑に感じる。確かに前からお母さん呼びしてたんだけど


「まぁ、またお母さんって呼んでくれるのね」

ナイス、お母さん!!流石に成長したし、ここは呼び方を


「はい、これからもお母さんって呼んでもいいですか?」


まさかの、春から頼むパターンか


「良いわよ!!ぜひ呼んで、これからも呼び続けて!!」


「はい!!お母さん!!」


あー、気まずいよ。お母さんは知らないから、そうだけど、気まずいし、俺の心が超複雑だよ。

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