第5話 他人とも過去の自分とも比べるな
ランニングを続けると、どこかで「趣味でランニングをしてる」と言う機会もあると思います。
で、こうなった時に、アタイなんかの教えを聞いて四話までのやり方を実践していると、当然、周りの人から「何それ?」「きも」とか笑われるか、変な目で見られます。
「2キロしか走ってないのに、ランニングって言わないだろw」
「ただなんとなく走ってるってw なんでつまんないのにやってるのw」
「楽しみが風呂上がりのジュースって、走るのが好きじゃないなら止めろよw」
「なんでパジャマで走ってるのw ジャージくらい買えよw」
↑
こいつらバカなんで、こいつらの言う事は聞かないで良いです。
こう言う奴がたまに張り合ってきて、「自分もランニングを始めた」とか言ってきますが、相手にするだけ無駄なんで、どうせ二ヶ月で止めるから。
アタイのランニングのやり方を聞いて、「正しいやり方を見せてやるかw」とか考えて、ネットの受け売りを実践する馬鹿たちの言動だからです。で、アタイの奇行に近いランニング習慣を上のような事言って、馬鹿にしてましたが結局、最後に立っていたのはアタイだけ。
こう言うやつに限ってスマートウォッチとかサングラスとか最初に買って無用の長物にしてしまうから。バカだから。
最初にモチベーションを限界まで上げて、で、飽きて来た後の対処法が全くわからずやめる。これを馬鹿という。
スマートウォッチなんて要りません。なぜならタイムとか距離なんてどうでも良いですから。
プロゲーマーのウメハラが「人が何かに飽きるのは、成長しない自分に飽きるからだ」と言っています。さすがウメちゃん。
だから、最初から成長する自分なんて気にしちゃダメです。一生エンジョイ勢、一生低レベル層でワイワイやってても、続けたものが勝ちです。
人とも比べちゃダメ出し、過去の自分とも比べちゃダメ。
タイムが遅くなっても、走る距離が前より短くなっても良いんです。だってランニングの後のコーヒー牛乳がうまければ良いんだから。汗かちゃ良いのよ。
アタイだってね、自分のやり方が相当変なことくらいわかってるよ。
でも、これは「どうやったら、この嫌いな行為を長く続けるかを長い年月をかけて必死で考えたアタイのたどり着いた境地なんだから、それが「成長することを全力で拒否して、ただただ続けることだけに重きを置いた行動」なのです。
実際、もうアタイは休日にランニングをしないとソワソワして落ち着かない体になってます。多少の雨くらいなら走りますし、多少の風邪でも、多少の大震災でも走ってました。なぜなら落ち着かないから。
だからランニングを長年の趣味にしているような、いわゆる「立派な人」が聞いても多分、「変」って言うと思います。
この方法は誰からも共感なんて得られません。最初の「楽しくないし、ただなんとなく走ってる」の時点でアウトです。
だから、誰にも話さないでください。走っていることを。
何度も言いますが、走ることに何も期待しないでください。
「ええ! 趣味でランニングしてるんですか! すごーい!」
なんて言われる日なんて、夢にも夢見ないで下さい。
誰にも気づかれることなく、ひっそりと続けて下さい。
これは趣味です。
他のランナーとは一切比べないで下さい。過去の自分ともです。
人より劣ってようが、人より優れてようが、コーヒー牛乳が不味かったらなんの意味もないんです。
何とも比べないで下さい。
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