第12話 アールヴヘイム【4】
私が再度悲鳴を上げながらカイル
そんな話を聞いたからか、
何だか空気感までもが光を浴びてキラキラと輝き出しているようだ。
うふふふふ………
あはははは……………!
うん、何かこんなお
笑っちゃうぐらい鬼のように
虫たちも舞い飛ぶ草花の陰から。
石を押し退けた土の中から。
輝く光のハレーションの
気づけば続々とカラフルな妖精たちが、
うわー………無茶苦茶メルヒェン。
可愛いのやらちょっと
そしてその丘から淡いミルク色の不思議な光が、
「
そのあからさまな美女エルフのおちょくりの言葉に、私の眉はぴくっと
ったく、イチイチ引っ掛かる言い方だな!
どこをどう見たら仲良く見えるんだよ。
ほら、カイル某君が
気づくと
それを少しだけ背の低い黒髪の青年が
何なんだ、この流れは。
流石にスーパーウルトラ
だからって、カイル某が中身のガラッと入れ替わった得体の知れない相手に簡単になびく訳がない。
つか、私がそんなの
しかしそんな私の静かな
「
───何ですと?
「はいよ!」
するとヴィンセントさんが待ってましたとばかりに返事をしたかと思うと、白の
えぇえぇえ───!?
「|Are you guys ready !?《やれるか !?》
私達を取り囲んでいた妖精たちも一気に歓声をあげる。
何、この
私は開いた口が
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます