第9話

え~只今、組手しています。

なんだろう組手じゃあないんだよな。

河合さんは素手に対して、俺竹刀と石礫だよ?

模擬戦かな?

とりあえず、様子見だ。

石礫でちょっかいを掛けながら相手を河合さんを視る。

河合さんは、僕の放った礫を全て手で止める。

掛かった!礫を止めると同時に視線がわずかに自分の手にそれる。

俺はそれを河合さんが自分の腕で視線を切った瞬間に間合いに入った。

取った!だが、河合さんはその大きいガタイで羽交い絞めにしようとした。

俺はそれを、宙に飛んで回避。

前世でパルクールはちょっとやってた。


「坊主!間合いに入った際に油断する癖がある!油断するな!相手をダウンするまでだ!」

「はい!」


やってみるか。居合。

俺は居合の構えに入った。

俺は地面を踏み込みながら河原さんに向かって神速の抜刀をする。

河合さんはもちろん横にかわす。

俺が一直線に飛んで,くる馬鹿と思ったか?

もちろん、曲がれるよ!

俺は壁を足につけて跳躍した。

俺は竹刀で河原さんを下から、切りつけた。

河原さんはぎりぎりで躱し。

だが、まだだ。上からたたきつけた。


「坊主!お前すげぇな」

「いや、それほどでも~」

「あの回避は、パルクールか?」

「はい。少しやっていたもので」

「まじかよ、すげぇな」


こんな感じで組手は終わった

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