この度はありがとうございました!!
ダメだったかぁー!と、いうのが最初の印象でした!
タイトルの憂鬱に関しては、しっくり来ていなかったので変える予定です。
まだ具体例は出ていないのですが……(おい)
作品全体に言える事ですが、もっとタイトにして良かったんだ……!と勉強になりました。
「感動するほど疲れて、不安でいっぱい」ってどういう心理状態ですか?
>>ここに関しては、もっと適切な表現を探したいと思います!宛もなく、森が続いた景色が変わって、道に出たら「良かった」と思うかなと思ったのですが、表現が陳腐すぎましたね……。
梶野さんの所でも、文章のダイエット化は結構言われましたが、更に半分以下に出来るんじゃないか、との事……!
元々描きすぎる私にとって、こういう意見を頂けるのって大事です。
サブキャラって、そんなに描写いらなかったんですね。
何故、師匠は門番も知り合いなのか?→アダムの息子だから。とか、意味を持たせなきゃ、何でどいつもこいつも知り合いなん?って、思われるのかと思ってました!
小太りの男、や街から歩いて30分〜は、読者の方に言われたからですね。
そういう情報がないと、どれくらい離れているのか、具体的に想像しづらいと言われた事があったので、入れていました!
文章に関しましては拙くて、本当に本当に申し訳ないです……!!
渾身の力を込めて、の方が断然かっこいいですね!
冒険者の職業に関しては、戦士だけでなく魔導師も試験に募ってたので、徴兵ではないのかな?と思ってたのですが、徴兵という表現でもありだったんですね……!
規則に関しては、規則を決めた王族が現場の事を分かっていないため、こういうアホな精神論の規則が出来上がりました!
ドラクエみたいは、よく言われます。
私が子供時代にやってたのが、影響してると思います。
魔王については、序盤で詳細にはあまり語れないなと思ってたのですが、(正体について)説明があった方が良いのですね。
勇者という存在は、この世界では現れないのですが、物語で魔王と戦うのは勇者。みたいな作品が個人的に多いと思っているので、
この作品は、勇者は出てこないよ。メインで戦うのは戦士だけだよ。っていう意味で入れていただけでした。
もっと掘り下げても良いのですね……。
本当に、勉強になります。
ここでの批評を糧に、更に邁進していこうと思います!
貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!
作者からの返信
夜月 透さま、コメントありがとうございます。
まずは酷評となってしまった事をお詫び申し上げます。
タイトルに関しては難しいですよねぇ……。
特に「ストーリーから物語を考え始めた作品」の作者さまは苦労なされているように感じます。
ここは「これはダメだ」という指摘はできても、「こうした方が良い」というアドバイスはしにくい部分ですので頑張って頂くしかありません。
「感動するほど疲れて、不安でいっぱい」という記述に関しては、「適切な表現」の問題ではなく「文章の問題」だと感じますね。
差し出がましいかも知れませんが、改善案の文章を書いてみます。
「森の景色に飽き飽きしていたオリビアは広がる世界を目にして、疲れ切っていた身体を忘れるほど感動した。だが同時に、未知への不安が燻るのも自覚していたのだった」
なんてどうでしょうか?
原文での問題点は「感動すると疲れている」の説明が繋がっていない事と、「感動すると不安」という真逆の感情を一文で表そうとしている事だと思います。
これらを繋げ・分けてやる事で自然な文章になるのではないでしょうか。
サブキャラの描写ですが、「重要度次第」だと思いますね。
例えばですが、「ギルドの受付」などは「描写し過ぎ」だとは思いませんでしたね。
彼女もサブキャラではありますが、「これからの物語で、ある程度登場するキャラ」だと感じましたから。
そういう意味では「ライゼル」も描写のし過ぎとは言い切れませんがね。
梶野カメムシさまも仰ってましたが、夜月 透さまは丁寧に書きすぎなのだと思います。
「村人Aと出会った。村人Aはこんな人物で……」なんて説明をしていてはテンポは劣悪になります。
さらに「村人Aの全てを説明できるわけもなく、おまけにモブでその場限りの登場」とあっては、読者としては「Aって結局何者?」「Aの説明は何だったんだ?」となります。
丁寧な説明はテンポを阻害し、中途半端な説明は混乱を招くだけだと思います。
それなら「説明しない」方が良いと思いますね。
「そういう情報がないと、どれくらい離れているのか、具体的に想像しづらいと言われた事があった」との事ですが、こちらも私の意見としては「中途半端な説明はしない方が良い」ですね。
ですが、それよりも重要な事をお伝えしたいと思います。
夜月 透さま、どうか「アドバイスの全てを鵜呑みにする」のはお止めください。
これは私の批評にも同じ事が言えますが、アドバイスを送る者は「ただそう思った」だけです。作品への責任も、思い入れも無いものと思って下さい。(全員がそうだとは限りませんが)
さらに、私は公言している通り「何の実績もない、ただの素人」です。
間違った事を言ってしまう可能性は十分にあると思って下さい。
その上で、夜月 透さまが「言われた通りだ」と共感して下さった事だけを汲み取って頂ければ良いと思います。
全ての意見を取り入れるのは不可能です。
複数人がアドバイスを送る以上、その内容が衝突する事もありますから。
文章については勉強を続けるしかないですねぇ。
私も語彙力や表現力がなくて苦労してますw。
「冒険者」についてですが、「成り立ち」についてはもう少し説得力があるものを考えた方が良いと思いますね。
こちらも「キャラの説明」と同じく、「中途半端な説明をする事で疑問が増す」という状態です。
徴兵をしたならそれは「兵士」であって「冒険者」ではないですよ?
「三原則」は正直、止めた方が無難かと思いますが……。
読者に「アホの組織」と思わせる意味ってあります?
「魔王」「勇者」などの設定ですが、「掘り下げた方が良い」と言っているわけではないのです。
「独自性が見えない為、陳腐な物語に見える」と言っているのです。
重要な部分の設定に「オリジナリティ」が見えない為、「ドラ〇エ的な王道ストーリー以上の展開が期待できない」となってしまうのです。
書籍化などをしている作品の中にも「魔王」が出てくる作品は多数ありますが、それらの多くは「何らかのひねり」が加えられています。(「勇者」はあまり出てきませんが)
魔王が「善人」だったり、「弱い設定」だったり、「美少女」だったりなど、出尽くした感もありますが一応の工夫は考えられています。
「勇者」でも「冒険者」でも「魔法」でも何でも良いのですが、「この作品は、ココが他の作品と違うぞっ!」とアピールする必要があると思うのです。
失礼な物言いですが、御作には「そこ」が足りないと感じます。
御作で「そこ」を担うのは「最弱パーティー」だと思うのですが、登場が遅すぎますね。
作品の「ウリ」ならば、見せられるなら早めに見せた方が良いと思いますね。登場が遅くなれば、その間に読者が離れてしまいますので。
このような場所でまで長々と苦言を申し上げてしまった事を、改めてお詫び申し上げます。
それでは最後になりますが、本批評へのご参加ありがとうございました。
夜月 透さまの、今後のご成長とご活躍を期待します。
編集済
こちらの作品、私も感想を書かせていただきましたね。
完全に私の好みですが、冒頭で「ウサギさま」を狩っていたこと以外は好評していた記憶がございます。もしもご興味がありましたら、ご覧ください。
本作独特の表現なのですが、私は結構気に入っておりましたね。読みやすさを追求する上で標準化は大事なのですが、こうした作品ごとの「揺らぎ」は大切にしてほしいところでもあります。
例にあります「オリビアは志高く剣を構えた」の部分は、ジャンヌ・ダルクが旗を掲げているような場面をイメージいたしました。
「森の景色に飽き飽きしていたオリビアは、これだけで感動するほど疲れ切っていたし、不安でいっぱいだった」の場合は、オリビアの繊細な心の機微を感じとることができました。ただ、全体的に古典風ファンタジーのような硬めの筆致であるためか、ここだけを見ると言葉選びに若干の違和感はありますね。
また、本作は「結果を楽しむ作品」ではなく「過程を楽しむ作品」に該当するかと思われます。たとえばワンピースですね。あれは最初に結末を述べ、「海賊王になるまでの過程」を楽しむ作品です。当然、そこまでの道のりは平坦ではなく、その間に紆余曲折などもあるでしょう。その過程も面白さの一つといった具合ですね。
これらは決して、三鞘さまのご批評に異を唱えるものではございませんからね。非常に思い出深い作品でしたので、つい多くを語りすぎてしまいました。
いずれにせよ、多くの皆さまにお読みいただきたい作品であることは間違いありませんね。いつも作品のご批評とご紹介に力を注いでいただき、ありがとうございます。
作者からの返信
幸崎 亮さま、コメントありがとうございます。
そちらの感想も拝読させていただきました。私とは全く違った視点で面白いですね。
文章に関する「揺らぎ」に関しては難しい所でもありますね。
確かに「作家の個性」と言う事もできますが、それで全て済ませてしまうと評価ができません。
今回の「オリビアは志高く剣を構えた」は、仰る通り「構えた」でなく「掲げた」なら違和感はなかったのですがね。
「森の景色に飽き飽きしていたオリビアは、これだけで感動するほど疲れ切っていたし、不安でいっぱいだった」に関しては、「1つだけの感情ではない、複雑な心境を表そうとした」のは分かるのですが、文章の組み立ての問題ですね。
ここは改善案を夜月 透さまのコメントへの返信で書かせて頂いております。
「本作は『結果を楽しむ作品』ではなく『過程を楽しむ作品』」だというのは仰る通りかと思います。
ただ、第0話は「魔王を倒す寸前」まで描かれてしまっているので「結果を描きすぎ」だと感じてしまいました。「結果が分かっていると過程を楽しむ事ができない」という読者も多いと思われます。(ネタバレを嫌う読者も多いので)
>三鞘さまのご批評に異を唱えるものではございません
ご配慮ありがとうございます。
最初にも書きましたが、読み手が変わるとその分だけ視点があり、評価も変わるのは当然かと思います。
なるべく「フラットな視点」を心掛けてはいますが、基本が「私の視点」である事は覆しようがありませんから。
もちろん、幸崎 亮さまの評価も尊重したいと思います。
夜月 透さまが精力的に執筆に取り組んでおられるのは私も感じておりますので、ぜひ万人に評価される作品となって頂ければと願いますね。
私は「頑張る作者さま」を敬愛しておりますので。