編集済
三鞘バルコム様、批評していただきありがとうございます。作者の綴谷景色です。
前に伝えた通り新人賞に出す予定なのですが、想像以上に粗が多かったようですね。これでも三回程推敲しているのですが……。やはり批評依頼を出して正解でした。
タイトルについてご指摘された通り、自分も『これチー◯スレイヤー』に似てねと思いましたが、散々考えても他にいいタイトルが浮かばなかったのでこれでいかせていただきます……。
それと質問なのですが、前に近況ノートからコメントした際、六話はおまけで感想を述べるとおっしゃってましたが、そのおまけは後日投稿されるのでしょうか。
以下、ご指摘のあった箇所について返答。
>また最初に登場する敵の「女帝」の能力を持つ敵キャラは、その心情や行動に不可解なものを感じましたが第五話で戦闘が始まったばかりでしたので、戦闘中か戦闘終了後にスッキリしてくれれば良いと思います。
彼女の目的が明かされるのは戦闘から少し経った後ですので、すぐには把握できないと思います。
「チート・ロワイヤルで勝ち抜こうとするも、非道になりきれない少女」をキャラコンセプトとしています。
>1つ、問題点というか課題があるとすれば「主人公の目的が見えない」という所ですね。
私はこれを本作の特徴としている部分だと考えています。指摘された通り彼女には目的がありません、「勝利しろ」と命令された。そのためだけに戦います。叶えたい願いもありません。
物語後半で彼女は女帝に非道な行いをして殺すのですが、その際「叶えたい願いも無いのによくそこまで出来るな」と別のキャラに突っ込まれます。
自分の主観ですが、こういうバトロワものは主人公は優しく正義よりの作品が多いように感じます。
なので本作は非道で他の参加者を淡々と殺す主人公として作りました。
>そして主人公のカード「愚者」の事を「始まりを意味するカード」と言っていますが、「始まり」を象徴するカードは「魔術師」です。
自分もタロットについて詳しくなく、ペルソナで履修しました。そこでは愚者は始まりのカードと明記されていました。どうやら作品によって異なるようですね。
言い訳じみた内容を長々と失礼しました。
三鞘バルコム様、改めて批評していただきありがとうございます。
作者からの返信
綴谷景色さま、コメントありがとうございます。
重要な事からお返事を返させて頂きますね。
まずは【追記】の件が漏れていた事は、誠に申し訳ございませんでしたっ。
目次の時点で記入漏れを起こしていたようです。
弁明のしようもありません。急ぎ、【追記】の件を書き足しました。
第六話の【追記】は10/27(日)までに行う予定です。
それと、賞に出されるのでしたら「粗」は限りなくゼロにした方が良いですね。
「粗」というのは、物語を楽しむ上で「引っ掛かり」や「ストレス」として邪魔な存在です。ただ「粗探し」という言葉で嫌悪されるように、読者は気にしない人も多いと思います。
ですが、賞の審査員は見逃してはくれないのではないかと思いますね。(実際はどうかは知りませんが)
出来れば「粗探し」をしてくれる協力者がいれば一番なのですが、居ない場合は自分で粗を探すしかありませんね。
それで次は、「『始まり』の意味するカード」の件です。
私はネットで色々と調べてみましたが「『愚者』を始まりと捉える」記述は見当たりませんでした。
ですが、ソースがペル〇ナなら間違いでは無さそうですね。
こちらは本文に追記させて頂きました。
ですが、あえてそれでも記述内容の変更をお勧めします。
いや、負け惜しみじゃないんですよ? 聞いて下さい。
先ほど申し上げた通り、ネット上で「『愚者』を始まりとする記事」は見当たりませんでした。
「タロット 始まり」でググってみると、出るのは「タロットの起源」か「魔術師」に関する事ばかりでした。
つまり、「『愚者』が始まり」は一般的ではないと捉える事ができます。
一般的でない解釈を作品で表現する場合は、その為の注釈が必要かと思います。
「『愚者』が始まりを意味する」という事に、強いこだわりや、作品内での重要な意味があるのでしたら注釈を追記してでも設定を残すのも良いかと思いますが、そうでないなら「『愚者』が始まりを意味する」という記述そのものを変更された方が簡単です。
と、こちらも長々と申し訳ありませんでした。
タイトルについてはアドバイスする事は難しいですね……。
印象に残りやすいタイトルだと感じたのは事実ですし、このままが良いのか、変更した方が良いのか、私にも分かりません。
「『女帝』の女の目的」や「主人公の目的」に関してはしっかりと考えていらっしゃるようで何よりです。
最初の5話では見えない部分も多いですからね。
最後にですが、綴谷景色さまのコメントは「言い訳」だとは思っておりませんよ。
キチンと先の展開である事や、ソースを述べてらっしゃいますから。私の批評に対しても、真っ直ぐに受け止めて下さっているように感じます。
それらを書かず「実は〇〇でして」というようなコメントばかりの方は「言い訳ばかりだなぁ」と感じますけどね。
それでは最後になりますが、本批評へのご参加ありがとうございました。
今回は私の不手際があった事を、重ねてお詫び申し上げます。
【追記】も、御覧になって下されば幸いです。
編集済
部外者ながら、横から失礼します。
愚者はタロットにおいて、0の数字を持つカードで、なにもない無の状態からスタートという意味を持ちます。
加えて、正位置でも冒険の始まり的な意味があります。
批評内でも触れられていた通り、魔術師は始まりを象徴するカードです。
ただ、始まりの意味合いはやや異なるものの、愚者でも間違いはありません。
イメージとしては、愚者はスタートラインに立った状態で、魔術師は実際に走り出した状態ですね。
部外者ながら長文失礼いたしました。
作者からの返信
傘重革さま、ご指摘のコメントありがとうございます。
うろ覚えで申し訳ないのですが、タロットは「明確な答え」を出すものではなく、占う時も「出たカードから、その意味を読み解くもの」だと聞いた覚えがあります。
恐らく、その辺りの解釈の揺らぎなのでしょうね。
こちらと同様のご指摘は作者さまご本人からも頂き、批評内にも追記させて頂きました。
重ねてにはなりますが、ご指摘ありがとうございました。
今後も出来れば、間違いなどがあれば指摘して下されば嬉しく思います。