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2024年7月28日 22:59 編集済
ご批評ありがとうございます。作品を表しつつ、読者をキャッチするタイトルとコピーは、なかなか思いつかないですよね。でも、確かにおっしゃる通り、両方ともインパクトあるワードが欠けていると気づかされました。ありがとうございます。描写についても、同意いたします。私自身がそういったや風景や背景、人物についての描写が好きで、その世界に入り込めるように書いています。ですが、流石に第二話の町の描写は多過ぎると思うので、削ってみようと思います。また、テンポについてですね。日常のやり取りや食事、趣味趣向などは、その人物をよく表すものであると考えているので、主人公はこういう人物だよ、と詰め込みすぎたのかも。展開については、いまさら修正するのは難しいですが、次の章や別の作品で活かそうと思います。設定を褒めて頂いて、ありがとうございます。嬉しいです。主人公の評価ですが、ここだけは否定させてください。彼の行動や態度は伝統的な価値観や社会規範に反しており、多くの人々に理解し難いものです。遅刻や授業放棄などは、社会的には不適切とされるものであり、それ故に非難されます。しかし、彼の行動の背後には深い哲学が根ざしており、それは既存の社会規範や道徳を問い直し、真の自己を見つけるためのものです。冷徹な言葉や行動は、表面的には非道徳なものですが、本質的には「自己の獲得」ための意図があります。人とは本来、美しき優しき善意ある生き物である。その美しさを曲がった道徳規範、社会の秩序、空気、他人の目線、そういったものが包み込み、醜い姿になっていることに憤ってるのです。第三話で女子生徒を言い負かしましたが、それも常識とされるものを問い直し、より真理(普遍的正統性)に近づけようとしているのです。本当に無関心で性格が悪いだけなら、彼らの思考を挑発し、議論を促すことすらしないでしょう。そして、自己が獲得されたなら、人はもともと持っている美しき善意を取り戻すであろう。一見、厳しく挑発的なことを言っているようで、その本質は非常に倫理の高いものである。つまり、「オルレア」とは心優しき人物であると。私は話の隅々にこれらの要素を散りばめたつもりですが、多くの読者に伝わっていないのかもしれません。「今後の展開」と「着地点」については、全てお答えすることはできませんが、基本的には彼の倫理に共感できる者がだんだんと増えていき、様々な問題を解決していく。そして、倫理ある集団を形成し、それが社会にも影響を及ぼすという形を考えています。本作の魅力ですが、時にカッコよく、時に情けなく、独自の倫理観に基づき他人と社会にぶつかっていく、「オルレア」その人です。定番の先生キャラのように、表層の道徳規範を語るわけでもなく、倫理や道徳、或いは学問の本質を生徒と共に追求し、より真理に近づいていく。最強の魔法使いとタイトルには付けましたが、あまりチート無双を重点としてるわけではありません。あくまで、それはスパイス程度です。長々と語りましたが、今回はどうもありがとうございました!三鞘ボルコム様にはまた別の作品を批評して頂くかもしれません。その時は、よろしくお願いいたします。
作者からの返信
柿うさ様、コメントを頂きましてありがとうございます。主人公に対する熱い反対意見も、柿うさ様の作品に対する熱量を感じて嬉しく思うと同時に申し訳なく感じます。まずは主人公に対する批判をお詫びさせて頂きたいと思います。ただですね。作品を「面白く感じさせる」には、最初に越えなければならないハードルがあると私は考えます。それは「読者の理解」です。理解出来ない文章は読めませんよね? 理解出来ない話は読んでも面白くありませんよね? それは「キャラの思想や言動」にも当てはまると思います。本作の主人公「オルレア」が、確固とした考えと信念を持っている事は理解出来ます。それは一言で表すなら「自由」なのだと私は感じました。「常識に束縛される事」を嫌っているのだと思います。ですが彼の「自由」は、他者の「自由」を侵害しているんですよね。他者にも「常識の枠の中で生きる自由」がある筈です。それを「オルレア」は頭ごなしに否定しているのが理解できません。これが私が「オルレア」を、「ダブルスタンダード」「賢いフリをしたバカ」と評した理由です。「今後の展開」と「着地点」、「本作の魅力」に対するご回答ですが、やっぱりそうですよね。「問題を抱える主人公が教師となる学園もの」で話を面白くするには、その流れしかありませんよね。意識されていらっしゃるかは分かりませんが「GT〇」なんかが近いのですかね?ただやはり、どうやって「その流れに、読者の理解を得る形で持っていく」のかが想像出来ません。力技でその流れに持っていっても、登場キャラたちは納得しても読者は納得できません。先ほど例に挙げた「GT〇」ですが、その主人公「鬼〇」は元暴走族という反社会的な立場であり、「社会の枠からはみ出しながらも、生徒たちに真っ直ぐにぶつかっている」から魅力的なのだと思います。自分の思想を押し付けるだけの「オルレア」に「鬼〇」のような魅力が出せるとは、申し訳ありませんが思えません。最初に謝罪をしておきながら、またしても批判意見ばかりとなり申し訳ございません。長文となってしまった事もお詫びします。ですが、これが柿うさ様のコメントを読んでも変わる事の無かった、私の忖度の無い感想です。では最後に、本批評にご参加して下さった事に感謝を申し上げます。この件でご不快に思われたでしょうが、それでもまた批評依頼を頂けるのなら喜んで批評させて頂きます。それでは、こちらこそ本当にありがとうございましたっ!
編集済
ご批評ありがとうございます。
作品を表しつつ、読者をキャッチするタイトルとコピーは、なかなか思いつかないですよね。
でも、確かにおっしゃる通り、両方ともインパクトあるワードが欠けていると気づかされました。ありがとうございます。
描写についても、同意いたします。
私自身がそういったや風景や背景、人物についての描写が好きで、その世界に入り込めるように書いています。
ですが、流石に第二話の町の描写は多過ぎると思うので、削ってみようと思います。
また、テンポについてですね。
日常のやり取りや食事、趣味趣向などは、その人物をよく表すものであると考えているので、主人公はこういう人物だよ、と詰め込みすぎたのかも。
展開については、いまさら修正するのは難しいですが、次の章や別の作品で活かそうと思います。
設定を褒めて頂いて、ありがとうございます。嬉しいです。
主人公の評価ですが、ここだけは否定させてください。
彼の行動や態度は伝統的な価値観や社会規範に反しており、多くの人々に理解し難いものです。
遅刻や授業放棄などは、社会的には不適切とされるものであり、それ故に非難されます。
しかし、彼の行動の背後には深い哲学が根ざしており、それは既存の社会規範や道徳を問い直し、真の自己を見つけるためのものです。
冷徹な言葉や行動は、表面的には非道徳なものですが、本質的には「自己の獲得」ための意図があります。
人とは本来、美しき優しき善意ある生き物である。その美しさを曲がった道徳規範、社会の秩序、空気、他人の目線、そういったものが包み込み、醜い姿になっていることに憤ってるのです。
第三話で女子生徒を言い負かしましたが、それも常識とされるものを問い直し、より真理(普遍的正統性)に近づけようとしているのです。
本当に無関心で性格が悪いだけなら、彼らの思考を挑発し、議論を促すことすらしないでしょう。
そして、自己が獲得されたなら、人はもともと持っている美しき善意を取り戻すであろう。
一見、厳しく挑発的なことを言っているようで、その本質は非常に倫理の高いものである。
つまり、「オルレア」とは心優しき人物であると。
私は話の隅々にこれらの要素を散りばめたつもりですが、多くの読者に伝わっていないのかもしれません。
「今後の展開」と「着地点」については、全てお答えすることはできませんが、基本的には彼の倫理に共感できる者がだんだんと増えていき、様々な問題を解決していく。そして、倫理ある集団を形成し、それが社会にも影響を及ぼすという形を考えています。
本作の魅力ですが、時にカッコよく、時に情けなく、独自の倫理観に基づき他人と社会にぶつかっていく、「オルレア」その人です。
定番の先生キャラのように、表層の道徳規範を語るわけでもなく、倫理や道徳、或いは学問の本質を生徒と共に追求し、より真理に近づいていく。
最強の魔法使いとタイトルには付けましたが、あまりチート無双を重点としてるわけではありません。あくまで、それはスパイス程度です。
長々と語りましたが、今回はどうもありがとうございました!
三鞘ボルコム様にはまた別の作品を批評して頂くかもしれません。その時は、よろしくお願いいたします。
作者からの返信
柿うさ様、コメントを頂きましてありがとうございます。
主人公に対する熱い反対意見も、柿うさ様の作品に対する熱量を感じて嬉しく思うと同時に申し訳なく感じます。
まずは主人公に対する批判をお詫びさせて頂きたいと思います。
ただですね。作品を「面白く感じさせる」には、最初に越えなければならないハードルがあると私は考えます。
それは「読者の理解」です。
理解出来ない文章は読めませんよね? 理解出来ない話は読んでも面白くありませんよね? それは「キャラの思想や言動」にも当てはまると思います。
本作の主人公「オルレア」が、確固とした考えと信念を持っている事は理解出来ます。それは一言で表すなら「自由」なのだと私は感じました。
「常識に束縛される事」を嫌っているのだと思います。
ですが彼の「自由」は、他者の「自由」を侵害しているんですよね。
他者にも「常識の枠の中で生きる自由」がある筈です。それを「オルレア」は頭ごなしに否定しているのが理解できません。
これが私が「オルレア」を、「ダブルスタンダード」「賢いフリをしたバカ」と評した理由です。
「今後の展開」と「着地点」、「本作の魅力」に対するご回答ですが、やっぱりそうですよね。
「問題を抱える主人公が教師となる学園もの」で話を面白くするには、その流れしかありませんよね。
意識されていらっしゃるかは分かりませんが「GT〇」なんかが近いのですかね?
ただやはり、どうやって「その流れに、読者の理解を得る形で持っていく」のかが想像出来ません。
力技でその流れに持っていっても、登場キャラたちは納得しても読者は納得できません。
先ほど例に挙げた「GT〇」ですが、その主人公「鬼〇」は元暴走族という反社会的な立場であり、「社会の枠からはみ出しながらも、生徒たちに真っ直ぐにぶつかっている」から魅力的なのだと思います。
自分の思想を押し付けるだけの「オルレア」に「鬼〇」のような魅力が出せるとは、申し訳ありませんが思えません。
最初に謝罪をしておきながら、またしても批判意見ばかりとなり申し訳ございません。
長文となってしまった事もお詫びします。
ですが、これが柿うさ様のコメントを読んでも変わる事の無かった、私の忖度の無い感想です。
では最後に、本批評にご参加して下さった事に感謝を申し上げます。
この件でご不快に思われたでしょうが、それでもまた批評依頼を頂けるのなら喜んで批評させて頂きます。
それでは、こちらこそ本当にありがとうございましたっ!