90作品を読んだ感想
さて、恒例の10作品ごとの感想などを述べて参りたいと思います。
なお、微睡さまの作品『俺生産系オタクに戻ります』は修正前と修正後の2つを合わせて1作品としてカウントしております。
最初に、皆様にお詫びしなければならない事が2点あります。
まずは上記の『俺生産系オタクに戻ります』の追記を7/7までに行うと宣言しましたが、うっかり忘れておりました。
「忙しかった」などと、言い訳のしようもございません。完全に私の不手際です。
先程、追記を書き終えて更新を致しました。
評価も★1から★2へと変更しておりますので、ご興味のある方はご一読くだされば幸いです。
2点目は、先日批評した『空の屋上』についてになります。
それは「本作には同名のタイトルが2つあり、私が批評した2話完結のものとは別に、7話に分割されているものがある」という事です。(総文字数が一緒なので、内容は全く一緒だと思います)
ご依頼を受けた際に「読みやすい方で批評して下さい」と言われていたのですが、批評を書いた際にはすっかり忘れてしまっていました。(2話の方で批評したのは、本批評のルールに合わせて全文を批評の対象とする為です)
どこで区切っているかにもよりますが、7話の方を読めば文章量の方は気にならず、それに対する評価も変わっていたと思います。
作者の微睡さま、並びに野々宮 可憐さま、本批評を読んで下さっている読者の皆様方には、私の不手際から多大な誤解を与え、また大変ご迷惑をお掛けしました。
誠に申し訳ございません。
こちらは『空の屋上』7話分割版のURLです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093079347087057
お詫びを終えたところで★3作品、『空の屋上』と『サクラに狂わされる』の感想に移りたいと思います。こちらの2作品は、共に野々宮 可憐さまの作品となっております。
この2作品は似通った部分も多いので、まとめて感想を書かせて頂きます。
まずは両作ともヒロインのキャラが良いですね。
明るく天真爛漫で、少しお茶目な性格は万人受けすると思います。
ただ別作品なので問題は無いのですが、キャラは被ってますね。主人公のキャラも2作とも殆ど違いを感じられませんでしたし、他のキャラを描くとどんな風になるのかなぁ、と気になりますね。(ちなみに、他にも現在連載中の作品があります)
そして文章自体はソツなく普通に読める文章といった感じなのですが、時折非常にセンスの良い言葉が出てきますね。
こういったセンスは努力をしても中々身につかないと思いますので、野々宮 可憐さまは良い才能をお持ちだと思います。
両作とも「カクヨム甲子園」に出品されるという事ですので、野々宮 可憐さまは高校生なのだと思います。お若いのに凄いですね。
まだまだ発展途上と感じましたし、今後の成長にも期待したい作家さまです。
さて感想も終えましたので、いつも通り余談に移ろうかと思います。
先日、カクヨム内をうろついていて「ある作者さま」の近況ノートが目に映ったんです。(全く交流の無い作家さまなので名前は伏せます)
そこでは「自主企画について」の話をされていたんですよ。私はその内容を読んで、軽く衝撃を受けました。
その内容とは「自主企画をしていると、マジメに取り組んでいる人と、そうでない人がいるのを感じる」というものだったんです。
「なんだ、そんな事か。知ってるよ」と思われましたか? 私もそう思いました。
でも私が衝撃を受けたのは、その後に続く言葉だったんです。
「カクヨムで問題なのは、意識の高い人と低い人がごちゃ混ぜになっている事だ」と、「野球で例えるなら、甲子園常連のプロを本気で目指している選手と、休み時間に友達と三角ベースをして遊んでいる子供が同じ空間にいるようなものだ」と言っておられたのです。(意訳しております)
私でも知っているような事実を、ただ詳しく、例えを交えて言っただけなのですが、心にストンと落ちて納得してしまいました。
そして同時にこう思ったのです。
「なら、自分は一体どういう立ち位置なのだろうか?」
答えにたどり着いた時、あまりに身の程知らずな自分にビックリしました。
なぜなら私は「野球を始めたばかりの素人が、プロを目指している人たちであろうともお構いなしに『フォームが悪い』『球をよく見ろ』などと言っている人間」だからです。
厚顔無恥にも程がありますよね。今まで気づけなかった事を恥ずかしく思います。
もちろん今さら批評をやめる事などは致しません。新規のご依頼も変わりなく受け付けます。
こんな私の批評でも、多くの作家さま方が参加してくださり、多くの読者さま方が読みに来てくださってますからね。
自分の意見と私の意見が食い違った時は「素人が、また知ったかぶりしてるわw」とでも思ってください。
もちろん反対意見や批判も受け入れるつもりですので、遠慮なく仰ってください。(私も再反論するかも知れませんが)
今回はこのようなお話とさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
皆様は「野球で例えるなら」どういった立ち位置ですかね?
不可能かとは思いますが「作家間の意識の溝」が埋まれば良いなぁ、と思います。
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