★0 君と僕が毎日会うためには一生懸命働く必要がある


タイトル:君と僕が毎日会うためには一生懸命働く必要がある

キャッチコピー:織姫と彦星が毎日会うためには,何をする必要があると思う?

作者:せをは

URL:https://kakuyomu.jp/works/16818093077213360079


評価:★0


【あらすじ】

織姫と彦星は真面目に仕事をしなくなってしまったので,怒った神様が2人を一年に一回,七夕にしか会えないようにしてしまいました.ー七夕伝説ー



【拝読したストーリーの流れ】

 本作は前作『空の色は何色』、前々作『知りたがりの狼と血塗れ頭巾』と同じく、「せをは様」の作品です。


 また、本作は連載中とのことですが2024/6/30時点で第1話しか投稿されておりません。

 公開日は5月12日と、1ヵ月以上が経っていますので続きを投稿されるかも分かりません。



 それで、ストーリーの流れなんですが……。全く分かりませんでした。

 1話しかなく、文字数が少ない(478文字)というのもありまして、キャラ・ストーリー・設定などの全てが描かれておりません。

 分かったのは「神社で、主人公が狐面の巫女少女と出会った」事だけです。



【タイトル・キャッチコピーの批評】

 タイトルは基本的には悪くないと感じました。

 「働く必要がある」というのは、殆ど全ての人に共通する事柄です。そこに「~するためには」で繋げる事で、主人公……ひいては物語の題材や目的が見えてきました。


 ただ、文頭の「君と僕が」は逆の方が良かったと思います。

 「働く必要がある」のは「僕」だと推察します。ならば、文頭に持ってくるのは「僕」の方が相応しいのではないかと思いました。



 次にキャッチコピーですが、こちらは良くないと思いましたね。

 「織姫と彦星」については初出の情報ですが、悪くないと思います。「七夕」になぞらえた物語である事が一目瞭然ですね。


 問題は、その後に続く「毎日会うためには,何をする必要があると思う?」です。

 タイトルで答えを言ってしまっているじゃないですか。限られた文章しか書けないキャッチコピーで、こんなにも無意味なコピーは無いと思います。



【キャラクターの批評】

 キャラについては何も評価できません。

 主人公と巫女少女の、名前も年齢も、外見的特徴すらも語られてはいません。



【文章・構成の批評】

 文章については前作・前々作とほぼ同じです。

 「改行が少なく、空行が一切ない」「文頭の1字下げが無い」「句読点がなぜか、コンマ・ピリオドになっている」、そしてこちらには「誤字脱字」などもありました。


 それに加えて、句読点(コンマ・ピリオド)が「あるべき所に無い」箇所が散見されます。

 また、「本来は句点が相応しい場所に、読点(コンマ)が置かれている」箇所もありました。



 構成については、語る事が出来る程の文章量がありませんので何も申し上げる事は出来ません。



【ストーリー・設定の批評】

 こちらについても何もお答え出来ません。

 第1話を読んでも何も分からず、むしろタイトル・キャッチコピー・あらすじで得られた情報量の方が多いくらいです。



【総評まとめ】

 「せをは様」の作品を3作品見させて頂きましたが、どれも問題点が山積みです。

 中でも大問題なのが「どれも物語が始まっていない」事です。これでは批評のしようがありません。

 いったい「せをは様」は、私に何を見て欲しかったのでしょうか?

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