応援コメント

★1 椎名希の日常記」への応援コメント


  • 編集済

    批評、ありがとうございました。
    「椎名希の日常記」の作者、東條九音です。

    ・タイトルの批評
     まったくもってその通りだと思います。これについては、返す言葉もありません。
     じゃあ何で改善しないのか?と言われると、悩みに悩んで迷走をしたはてに、このタイトルに行き着いています。つまり今だに、よいタイトルが浮かばずにいる状態なのです。

    ・キャッチコピーの批評
     ご指摘ありがとうございます!句点はこのあと入力します。そして「不可思」の点ですが、これは私の見落としですね。こちらもすぐに修正します!

    ・キャラクターの批評
     こちらもある意味、わたしの予想通りでした。私自身も「個性が弱い」のではと薄々と思ってはいました。これは単純に私の管理と実力不足ですね。登場人物をじゃんじゃん作った結果、設定を活かしきれない状態になってます。
     これの対応策として私が今、考えているのはキャラを絞るということですね。なので2章からの登場人物は3,4人で進めていくつもりです。

     方言についてですが、じつはキャラ付けとして押し出すべきか、読みやすさをとって控えるべきか迷っていました。今回の批評を踏まえ今後はできるだけ出さない方で行こうと思います!

     4話のセリフの違和感ですが、なるほどそう感じるものなのですね。書いている私としては、相手や状況に応じて話し方を変えるキャラを意識して組み立てていたのでその意見は盲点でした。

     1話の主人公の行動ですが、アレは心を落ち着かせる為に読み始めたのではなく、見つからないからその場で時間を潰してしばらくしたらもう一度、探そうとしていたのですが……なるほど。おかしく見えるのですね。

     主人公の名前の件ですが、まぁ……そうですよね、分かりにくいですよね。……ある意味、狙い通りではあるのですが。
     この作品は少しミステリーじみた不可思議の出来事が物語の軸となるので、伏線とミスリードが多くあります。それを意識してもらうために、あえて主人公の名前を「希」と言うどちらとも取れる名前にしてみました!
     ヒロインの名前ですが、字の形までは考えてませんでした。どちらかと言うと、とあるギミックの為に漢字1字の名前を、って感じで付けた結果ですね。

    ・文章の批評
     ご指摘ありがとうございます!これに関しては自分では気付けなかった点が多く、とても参考になります。

    ・構成の批評
     やっぱりそうですよね……。「次話へのヒキ」は確かに課題の一つだと思ってました。
     この物語は基本、1話完結。1日の出来事のお話です。縦軸となる展開は有るものの、それは伏線やミスリードとして各話の各所に散りばめてしまうために、強い「次話へのヒキ」というのが思いつかないんですよねぇ……。ともあれ、頑張りたいと思います!

     1話あたりの文字数の件ですが、まず1話あたりの文字が約1,500文字と言うのはその通りです。この物語は1話を約1,500文字ぐらいを意識して書き続けています。
     ではなぜ、1〜5話の文字数が多いのかと言うと、それは話を統合したからです。より詳しく言うと、現在の1〜5話までの話は旧話では1〜13話と長かったんです。今回の企画に参加する前から、1〜3話で切られる可能性が高いのに最低でもここまでは読んで判断してほしいと考えている所までが長すぎる。
     そのため、話を統合するか否かをずいぶんと迷っていました。この企画に参加を決め、ようやく統合を決心しました。
     では統合するならどう言った基準にするのか。
    この物語は基本、1話完結の日常のお話です。とすれば、1日の出来事をまとめる形で統合すれば良いのでは?と考えました。その結果、1〜5話の文字数が多く、その後の文字が少ないと言う歪な形となったのです。
     この統合に対する弊害は……現状、わかんないですね。現在はほとんど読まれて無いですし、統合してからコメントとか感想はまったく無かったので。

    ・ストーリーの批評
     意外な評価にちょっと驚きでした。あまりオリジナリティが無いので、評価は低いと思ってました。
     この物語はなんて言うか、その……自分の好きを詰め込んだだけにすぎないですからね。

    ・設定の批評
     まだまだ突き詰める点が多くある事は重々承知してますが、とても嬉しい評価です♪
     この物語は本当に何気ない日常が舞台で一見、面白みのない物語です。ですが不可思議な事。つまり非日常は、意外とすぐ側に存在している。そんな設定の下書いています。なので「ミステリーっぽい」と感じてもらえるのはとても嬉しいです!
     あらすじの2名のキャラの事。あれを載せるかは、ちょっと迷いはしたんですよね〜。だってほとんどネタバレと同義ですからね。けど読んでいる人がほとんどいないなら、気になるきっかけぐらいにはなるかなぁ〜、って思って載せちゃいました。

     この際なんでちょっと展開のネタバレを。
    1章では2つの不可思議な現象があります。1つが「入れ替わり」。もう1つは「繰り返す日常」です。この「繰り返す日常」はこの物語を通しての現象なので、1話から伏線やミスリードの要素が隠されています♪

     最後に正直な話、星が付くとは思ってはいなかったのでちょっと驚きでした。
     私は自身に、さほど文才が無いと思ってます。物語の書き方を学んでいた訳では無いし、私が「面白い」「読みたい」と思った物語を形にしているだけで、読者が読みたいもの。いわゆる一般的なニーズからはかけ離れた物語を書いているので。
     それなら公開せずに、自身だけで楽しめばいいのでは?と言う話かもしれませんが……。
     けどやっぱり、他者の声が聞きたいんですよね。この物語をどう思うか。どこが良くてどこが悪いか。そう言った声を聞いて、次に繋げる。より楽しく面白い物語にするために。

     長々と語ってしまいましたが要すると、今回はこんな未熟者の作品を批評していただき、本当に感謝しています。
     今回の批評を現在執筆中の続編に活かして、書き上げたいと思ってます!
     繰り返しになりますが、今回は本当にありがとうございました!

    作者からの返信

    東條 九音さま、本企画へのご参加とコメントを頂きまして誠にありがとうございます。


    タイトル・コピー・方言については私の認識をご理解頂けたようで幸いです。
    ですが1話と4話の件には若干の齟齬があるように見受けられましたので、補足をさせて頂きます。

    まず1話の件ですが、該当文を引用させて頂きます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――
     辺りを見回すがそこそこ人がいてわからず、もう一度写真を確認して辺りを見るが……わからなかった。
     こう言う時、希は決まって本を読む事にしていた。本を読むと少し落ち着くからと言う理由で。
     ポケットに忍ばせていたライトノベルを取り出し開く。
    ―――――――――――――――――――――――――――――
    この文章で「心を落ち着かせる為に読み始めたのではなく……」と言われましても、「本を読むと落ち着くから読み始めた」以外には読み取れません。

    4話の件も、ほぼ同様です。
    まず「相手や状況に応じて話し方を変えるキャラ」として敬語を使い始めたのなら、それを読者に伝えなければ分かりません。
    相手が「教師」や「先輩」などの「目上の人間」であったなら説明は不要ですが、ヒロインは主人公と同級生ですよね? 「同級生に、それまで使っていなかった敬語を使う」というのは自然な状況ではありません。

    失礼ながら……、東條 九音さまは自身の作品に対してバイアスがかかっている様に見受けられます。その為に「読者に伝えるべき必要な情報」が文中から抜け落ちているものと思われます。
    作者と読者では、当然ながら「作品への理解度・情報量」が違います。作者には自然に見えても、読者には不自然に映る。この様な事は、意識しなければ頻繁に起きてしまいます。

    ありがちなのは
    作者「以前に説明したから、改めて書かなくても分かるだろ」
    読者「10話も前に1度書かれただけの説明じゃ分からねーよっ!」
    なんてのは起きがちだと思います。

    実際にはこの様なやり取りは行われず、読者は沈黙して「つまらない」と感じれば作品から離れるだけでしょう。
    そうなれば作者には、自身の思い込みに気付く事なく読者を失います。
    この件は創作を続ける上で「非常に重要な問題だ」と感じた為、長文での指摘となりました。誠に申し訳ございません。


    次に名前の件ですが、意味があっての命名だったんですね。
    性別の認識については、第1話冒頭に「女のような名前だが、れっきとした男だ」などの1文を挿入すれば読者の違和感は無くなると思います。

    ただ字の形については、私個人の意見ではありますが「読み難い」と感じてしまいました。メインキャラの名前は一目見ただけで区別がつくようにした方が、読み手としてはストレスを感じませんね。
    「伏線」や「ギミック」に支障が無ければ改名した方が良いのではと、個人的には思いますね。


    文字数の件ですが13話を5話に統合されていたのですね。1話=1日とする手法はありますし、アリ寄りだとは思います。
    ただ「1日という時間の区切りが作中で重要な役割がある」場合に、最も効果を発揮する手法だと思いますので、5話までを読んだ感想としては「効果的だとは断言できない」というものになります。

    弊害としては「1話が長すぎると読むのが億劫になる」というものが思いつきますが、現状では長くても6000文字強ですし、さほど問題ではないかと思います。


    ストーリーに関しては、もしかしたら勘違いをされているかも知れませんが私はテンプレを否定はしていません。私が否定しているのは「テンプレをなぞっただけのコピー作品」です。
    本作には確かにオリジナリティはあまり感じませんでしたが、東條 九音さまご自身が仰られたように「自分の好きを詰め込んだ」という気持ちは読んだだけで伝わりました。
    憶測ですが、何らかの作品に影響を受けてますよね? 「ハ〇ヒ」辺りが思い浮かんだのですが。(まぁ、何の作品にも影響を受けていない作家さまなんていないと思いますが)


    設定とネタバレについてですが、ここは読者の興味を惹く謎として良かったと思いますね。
    仰られたように序盤は日常であり、分かり易いイベントや事件に欠けるので、序盤から謎を示したのは良いと思います。

    そして「繰り返す日常」という事は「タイムリープもの」という事ですかね?
    もしそうなら、タイトル・コピー・あらすじ等で示した方が良いと思います。このジャンルは好きな人も多いですし、それを期待する事で「序盤での読者の離脱も減るのでは」と愚考いたします。


    「最後に語って頂いた」事……、実は私にもそっくりそのまま当てはまります。
    「文才が無く、しっかり勉強した訳ではない」「自分が読みたい話を書いているだけで、読者のニーズからはかけ離れている」「自己満足だけでは満足できず、他者の反応が知りたくて投稿した」
    ……全て、私も同じです。
    勝手ながら、仲間を見つけたような気分で嬉しくなってしまいます。


    こちらこそ、長々と語ってしまいました。
    私の方こそ、素人の未熟者による辛辣な批評に対して真摯な対応をして頂いた事に感謝いたします。
    それでは重ねてとはなりますが、本企画にご参加いただきまして誠にありがとうございました。