ジャンル違いの隔離部屋

★ー SF小説 しん 浦島太郎


タイトル:SF小説 しん 浦島太郎

キャッチコピー:昔話「浦島太郎」の真実をSF小説にて描きます❗

作者:森緒 源

URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927861687250505


評価:ジャンル違いの為、評価しません


【あらすじ】

浦島太郎のお話には、実はさまざまな謎がある。浦島太郎は何故竜宮城に連れて行かれ歓待を受けたのか?乙姫とは何者?何故彼は戻ったとたん年老いたのか?…著者が鋭い考察のもと、斬新なSF小説として描きます!…読んでね、絶対よ!



【拝読したストーリーの流れ】

 はい。本作は「SF」です。記念すべき1作目のルール違反ですね。

 批評はしますが、評価はせず、他作品とは別の場所に隔離します。


 地球より遥かに優れた文明を持つリューグ星の王女「ヒメ」は、両親の命令で別荘の候補地を探す。その候補であった地球から1人の地球人「浦島太郎」をサンプルとしてリューグ星へと持ち帰ったのだった。というお話です。


 全体的にコメディ色が強く、キャッチコピーから感じるような真面目な話は一切ありません。



【タイトル・キャッチコピーの批評】

 まずタイトルですが……、何ですかね、コレ?

 わざわざジャンルを紹介して、「しん」とひらがなで書く。意図が読めません。

 「浦島太郎」は内容を指していますが、その頭についている2つの文字が意味不明です。


 キャッチコピーは詐欺ですね。

 先程も書きましたが「真実を描く」なんて高尚な作品ではありません。

 読者を騙す気が無かったのでしたら、速やかな変更を勧めます。



【キャラクターの批評】

 全体的にチャラいです。真面目なキャラは1人も居ません。

 行動原理もギャグマンガのノリで非常に軽く、後先など一切考えません。


 この作品で唯一、面白いと思えたのは「地の文がナレーター」のような口調となっている事です。

 ただ、こちらも「使いこなせている」とは言えません。



【文章・構成の批評】

 文章は、空行と読点が少なく、読みにくいですね。

 特に、キャラがヤンキーみたいな口調で喋る事が多いので、余計に読点の少なさが気になります。(例「…すりゃあちゃんとやったよ」)

 読めなくは無いですが、基準値以下かと。


 構成ですが、一応流れに沿って話は進むのですが、1話ごとにブツ切り感を感じました。

 恐らくですが、作者さまはプロットなどを作らずに、思いついたままに書いているのではないかと思います。(間違ってたらゴメンナサイっ)



【ストーリー・設定の批評】

 目新しいものは無いですね。

 「浦島太郎」が、SFで描かれるなんて昔からあります。



【総評まとめ】

 「全体的にレベルが低い。だがその前に、ルールを見よう」ですね。

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