第31話残りの3人のやつ
少し待っていると、ドアをコンコンコンコンと4回ドア叩く音がなり、それに対してセレーが
「どうぞ」
といい奇襲してきた奴らのうちの1人を部屋の中に入れる
見た目は茶色のぼさぼさの髪の暗そうな男が入ってきた
「失礼します」
そういって椅子のほうに近づき、まさかの椅子に座った
「誰が座っていいと言いましたか?」
そういうと男が立ち上がり椅子の傍に立つ
「それじゃあまずは俺から、あいつら3人とは・・・ああ、椅子に座っていいよ」
そう声をかけて椅子に座らせる
「じゃあ改めて、あいつら3人とはどういう仲?」
「今回の依頼のために集まっただけの4人だ」
「じゃあ次は私が、死ぬのと生きるの、どっちがいい?」
「生きたい」
「じゃあ次はわしが、あいつらを裏切ってでも生きたいか?」
「裏切るくらいで生き残れるなら裏切る」
と先程と同じように質問してすぐ返して、また質問をその後も何度か繰り返した
「もうよいぞ、お主の隣のやつを呼んで来い」
また少し待っていると次はコンコンコンコンと4回ドアを叩く音がなり、それに対してセレーが
「どうぞ」
といい奇襲してきた奴らのうちの1人を部屋の中に入れる
見た目は一応の牢屋の中で何とかできそなくらいの手入れがされている青い髪の少しだけおどおどしている魔法を使ってたほうの女が入ってきた
「失礼します」
そういって椅子のほうに近づき止まる
それを見てセレーが
「どうぞ」
と言い椅子に座らせる
「それじゃあ俺から、あいつら3人とはどういう仲?」
「今回の依頼で初めて会った人たちです」
「じゃあ次は私が、死ぬのと生きるの、どっちがいい?」
「生きたいです」
「じゃあ次はわしが、あいつらを裏切ってでも生きたいか?」
「本当にそれだけで生き残れるなら」
と先程と同じように質問してすぐ返して、また質問をその後も何度か繰り返した
「もうよいぞ、お主の隣のやつを呼んで来い」
「はい」
また少し待っていたら次はコンコンコンと3回ドアを叩く音がなり、それに対してセレーが
「どうぞ」
といい奇襲してきた奴らのうちの1人を部屋の中に入れる
見た目は一切手入れした痕跡が見られない赤色の髪の真面目そうな、能力を使っていた方の女が入ってきた
「失礼します」
そういって椅子に近づき止まる
それを見てセレーが
「どうぞ」
と言い椅子に座らせる
「それじゃあ俺から、あいつら3人とはどういう仲?」
「たまたま同じ依頼を選んだだけの仲です」
「じゃあ次は私が、死ぬのと生きるの、どっちがいい?」
「生きたいです」
「じゃあ次はわしが、あいつらを裏切ってでも生きたいか?」
「いいえ、たまたま同じ依頼を選んだだけとは言え一応仲間です、私は仲間に裏切られない限り、その仲間を裏切ることしません」
セレーと華弘夜、そして俺もにやついてしまった、おそらく考えていることは同じ、こいつを仲間にしたい、それだけだ
と先程と同じように質問してすぐ返して、また質問をその後も何度か繰り返した
「じゃあ最後に、名前は?」
そう俺が聞くと
「グファーナ・エーンゲール」
と返してくれた
「これで終わりじゃ、一旦さっきの部屋に戻り椅子に座っておいてくれ」
そう華弘夜が言い部屋から出す
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