第29話衝撃波を出す真珠?
一方その頃スサノオは
「あれがルナか、あの強さ、確実に幹部クラスは倒せる強さはあるな多分、もしかしたら団長クラスもありそうだな」
「んなこと言う前に立ち上がってさっさと帰るか」
そう言ってジャケットの内ポケットを探る
「・・・まじか、転送用のボール一つしか持ってきてなかったのか、全力で走って帰るしかないなぁ、オーパーツは回収できたのに、こりゃ怒られるなぁ」
そう言いながらコンパスのようなものを内ポケットから取り出す
「今はこの方向にあるのか、よ〜し、がんば・・・」
そう言いかけた瞬間足元が爆発した
「ゲホッゲホッ」
少し咳をして周りを見渡す
城壁内のほとんどの建物が壊れており、その景色を見て国だと分かる人はいないんじゃないかと思うほどボロボロだった
「さっさと移動しねぇとやばいな、あれに巻き込まれちまう」
そう言って南北を指す針と基地を指す針があるコンパスを見て、基地方向に全力で飛んで走って爆破してレイア国から抜け出して、出来るだけ遠くへ離れた
その後では空から真珠のような綺麗で小さいものがゆっくり落ちていき、地面に着いた瞬間光出して
数秒後衝撃波を放ち、家の残骸も、壊れかけの城壁も、ボロボロのお城も全て、その衝撃はに触れた建物、残骸すべてが一瞬でチリとなり消えた、しかもレイア国内ピッタリ、1ミリのズレもなしにそこだけ綺麗に消えた
そして洋館に戻り
作戦のようなものを聞いた時と同じソファーにあの時の配置からセレーとレアを交換した配置で座る
「本当は休んだり、1人でじっくり考えたりしたいものもいるじゃろうが、今は話したいことがある」
ととても真剣な顔で喋り出す
「まずわしらはおそらくロキに追われることになる可能性が高い、少なくともルナが
今回戦った敵、ロキの幹部スサノオには確実には追われるじゃろおな、まあ幸いスサノオの部下のほとんどは潜伏能力や特殊な技術を持っているわけでもない、さらに幹部であるスサノオも強さは七人中七位、幹部の中ではおそらく一番弱い」
「とは言え、なめてかかれる相手ではない、あやつはロキの幹部で唯一能力しか使えない、いや、能力のみで幹部になり、幹部の座を守り続けている、といったほうが良いな、まあ、『ルナやセレーじゃなければ勝てないくらいつよい』と覚えておいてくれ」
「そんな奴に追われる可能性がある、というわけで、三日後、全員で旅に出ようと思う、目指すはマース大陸、おそらく今ロキはここガイア大陸で活動していると考えられる、だからいったん距離を取り、準備を整えて叩く」
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