第17話牢屋行き
こいつらを運び込んだのはいいがどうするか、う〜んよし、華弘夜でも起こすか、確か部屋は、2階の右側のちょうど真ん中の部屋だったよな確か、こいつら連れて上がるのは面倒だが、だからといって置いておくと逃げられる、もしくは回収される可能性があるしな、仕方ない能力を使って、えっと確かベットは俺らの部屋と同じ位置に配置されてたはずだから、だいたいここら辺に印つけて、遠心力で押していって、ゆっくりベットから落とす
バタンッ
「んあ⁉︎なんじゃ?」
よし、起きた、後は呼ぶだけだな
「華弘夜、一階に来てくれて」
「どうしたんじゃ?」
寝巻きは普通なんだな、ていうかモノクルつけてない華弘夜はじめて見たかも、これもこれでありだな
「ちょっと客が来てたから相手してたんだけど、寝ちゃったんだけど、起きるまでここにそのまま放置ってわけにもいかないだろ、だから何か取ろうと思ったんだが、寝ている客だけにするのも失礼だろ、だから何かいいものを取ってきて欲しいんだ、ちなみに1人は魔法使い、1人は遠距離から攻撃できる能力者ってのが確定してる」
「ふむ、分かった少々待っておれ」
そう言って着替えたり、モノクルをつけたりせず、一階にある倉庫に入り、少しして手錠を持ってきた、なんでそんなの持ってるの?てか手に持ってるの5個に見えるんですけど、それは間違えただけとか、ある分持ってきただけだよね、あとあきらかに手錠とは違う、首輪とリードあるよね、それ何?縄の代わりかなんか?
えっとまずは手錠を4つ地面に置いて、あれ、どこ行くの?4人に順番につけるんじゃないの?
あの華弘夜さん?その部屋ルナの部屋なんですが?なんかドア使って紙に書いて、マスターキー的なやつでドア開けて中に入って、おい、紙と首輪とリードと手錠どこやったお前
「そいつらおろして手錠つけるぞ」
「いいか、手錠の鍵穴の部分が紫色のものが魔法使い用、赤色のものが能力者用、ここにはないが黒色のものが両者に使えるものじゃ」
確か華弘夜がさっき持ってたのは赤色だったなぁ
4人に手錠つけて終わってからしっかり話聞こう
意外とすぐ終わるものだな
「なぁ華弘夜、さっきルナの部屋で何してたんだ?」
「何のことじゃ?」
「何って、ルナの部屋に何か書いた紙と手錠、首輪にリード置いてきてただろお前」
「チッ、バレたか」
えっもしかして俺ってすっごい舐められてたりする?そんな鈍感に見える?
「あんな堂々としてたらそりゃバレるだろ」
「まぁ安心せい、きっとお主も嬉しいはずじゃ」
そのセリフの後に肩に手置くな、内容のせいでめっちゃうざい、てか俺は何だと思われてるんだ
「膝枕も嬉しかったじゃろ?」
あれお前がやれって言ってたのかよ
「確かに嬉しかったけど、ルナに何やらせてんだお前」
「いや、今回のやつも膝枕のやつも、わしはこれをやったら喜ぶじゃろうと言っただけじゃ、選択はしっかりルナに委ねたさ」
はぁ、まあどうせ変なことにはならないだろうからいっか、とりあえず風呂入って二度寝しよ、早い時間に起きたのと戦闘のせいで眠い
「おやすみ」
「ああ、おやすみ、わしはこやつら牢屋に入れてから寝ようかのう」
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