第12話メr・・・女の子にぶつかった
えっと変わったところは、印の距離が1.5倍、球体の大きさが1.3倍、まぁこの2つは元々がどれくらいかわからないんだよなぁ、それで次が・・・印の最大個数2個‼︎これはすごい気がする、そして力が2倍!!めっちゃ上がってるじゃんやったー
うん?まだあるのか、印を2つ以上使用可能な状態で設置して解除もしくは破壊した場合、クールタイム(30秒)が必要になる(短縮する可能性あり)
簡単に言えば1つ以外は全部クールタイムありってことか
「じゃあ仁志から、どう進化した?」
とりあえず分かっている部分をそのまま説明していった
「ほほう、1ヶ月でそこまで伸びるとはやはりお主かなり才能があるな」
「じゃあ次は孤月」
「えっと変わったところは、棘の硬度2倍、スピード1.6倍、大きさ1.5倍、形の自由度4倍なので、前回から棘の硬度が0.5、スピードが0.3、大きさが0.2、形の自由度が2.3上がりました」
「形の自由度がなぜそんな上がっているのかはわからんが、上がりにくいタイプの能力にしてはかなり上がったのう」
「よし、今から近くの小国に行くぞ、なんでも買ってやろう、金は大量にあるからのう」
とドヤ顔で言う華弘夜について行きながら、どれだけ遠くにあるのかと不安になっていたが
意外と近くに、ほとんど坂道で大変ではあったけど、多分まだ数百メートルくらいしか歩いてないのに、国の近くに本当にでた・・・だと
森から出て少し歩き、城門まで到着して、門番に会釈されただけで特に何もなく入れた、こういうのってもっと調べたりするものじゃないの?これでいいの?
「かなり前に来た時はもっと厳しかったわじゃが、大丈夫じゃろうかこの国、まぁ気にしても仕方ないがのう」
その後レストランでお昼を食べたり、スイーツ専門店で想像していたよりも美味しいお菓子を食べたり、武器屋で刀を買っちゃったり、孤月を着せ替え人形にしたり、それが返ってきて俺が着せ替え人形になったりして、沢山洋服を買ったり楽しんでいたら
「どいて、どいて、どいて〜」
という高い声が横から聞こえてきたので確認してみると、なんだこれメロン?・・・違うこれセクハラになっちゃうやつだ、今の発言なしで
ドンッ
と変なことを考えている間に女の子とぶつかり、倒れてしまった
ああ、フラグが立ったやつだこれ、めんどくさいやつだこれ、はぁ、仕方ないし頑張ろう
「ふぁの、ふぁやくふぉいてふぉらってもいいふぇすふぁ(あの、はやくどいてもらってもいいですか)」
「私もそうしたいのですが」
何か嫌な予感が
「小さい子に乗られててどけないんです」
それ多分言っちゃダメなやつ
「ふむ、仁志へのご褒美のつもりじゃったが報復に変更してやろうかのう」
うっわ見えないけど絶対ゲスい顔してるだろあいつ
「ふぁやくふぉいてふれ、ふぁぐや(はやくどいてくれ華弘夜)」
「仕方ないのう、今回は特別に許してやろう、わっぱ」
なんとか助かった、窒息死するところだった
てかこの後絶対さぁ
「おいてめぇら、その女こっちによこしな、そしたらてめぇらは見逃してやる」
ああ、やっぱり来るかぁ、見た目から強さ、言動まで全てがチンピラの奴ら、しかも囲まれてる、おそらくこいつらには勝てる、だけど絶対この後こいつらのバックにいる奴らと戦うことになる、正直言って面倒だし、そいつらに勝てるかどうか分からない、ただしそれが今
「すいません、ぶつかってしまって、私のことは大丈夫です。なので気にせず、楽しんでください」
そんなことを言って、泣きながら、震えながら見ず知らずの人のために犠牲になろうとしている女の子を見捨てる理由にはならねぇよなぁ
地面に印を付けて、範囲は最大でギリギリ全員入ってるな、そして引力はMAXだ
「えっ、何が起こったの?」
「さあな、地面が好きになったか、俺にひれ伏したんだろ」
「それよりお前、行くところとかある?」
「えっどういう」
「わしらと一緒に来ないかと聞いてるんじゃ、言っておくがうちはすでに面倒ごとしか集まってないから気にするな」
「い、行きます」
とまあ、面倒ごと覚悟で連れて行くことが確定してしまった
まあ元々国家転覆しようとしてたしいっか
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