第11話トレーニング

ルナの誤解を解き、華弘夜を合わせた5人で朝食(10:30)を食べ終わった後、華弘夜に話しかけられた


「仁志、お主らあの国を潰す気なんじゃろ?セレーから聞いたぞ」


やっぱりセレーはしっかりしてるなぁ


「うん、そうだよ」


「わしらもあやつらが気に入らなくてのう、協力しよう、わしはトレーニングをつけるくらいしかできないが、孤月なら戦力にもなるじゃろうしな」


「ということで、さっそく外に行くぞ、孤月お主もじゃ」


少々嬉しそうにしながら洋館の外に向かって行く


「じゃあまず、この木を殴って見ろ」


そう言われ、とりあえず思いっきり力を入れて殴ってみると、セレーから聞いてたから知ってたが、まさか自分の拳の2、3倍の大きさの凹みができるとは、もしかして俺って


「やはりまだまだじゃのう」


ですよねー


「孤月と一緒に1から鍛える必要がありそうじゃ」


不気味な笑顔、絶対やばいやつじゃん、てか孤月もめっちゃ震えてるし


「なぁ、そう言えば2人は?俺たちより先に外に出てただろ」


「ああ、あそこに音も立てずに動いてる洋館よりでかい大岩あるじゃろ、あれやってるのが2人じゃ、いつかお主らもあれくらいになるんじゃぞ」


なにそれ怖い、嫌だよ俺まだ人間でいたいよ


「に、人間でいたい」


「まぁ、人間でいたいならそれでもいいが、お主らどちらも人の域に収まっておっては、目標をいつまで立っても達成できんぞ」


確かにそうだな、なんたって世界最高の戦力を持つ国を滅ぼすんだもんな、それに女神と呼ばれてる奴を殺す必要があるかもしれない、それこそこちらも神になる必要がありそうだ


「わかった、神だろうと、悪魔だろうと、何にでもなってやる」


「私も、天狐にだってなってみせます」


「ふむ、よく言ったのう、それじゃあ地獄のトレーニング開始じゃ」


「まずは格闘からじゃ、始めは疲れてないからだでの戦闘経験を詰むんじゃ」


「次に走れるくらいの重さの岩を持って洋館の周りを20週、これで体力と筋力アップじゃ、歩くな、走れ」


「その次は仁志は重力操作で自分達に負荷をかけて、孤月は黒い棘を自分の周りと、空中に出しながら腕立て伏せと腹筋、これで能力の熟練度と筋力を上げられる、おい仁志、さっきから全く景色が変わっておらんぞ」


「お前が重いからだよ」


「あ?」


「すいません、なんでもありません、とても軽いです」


「じゃろ、何も乗って内容じゃろ?」


「それじゃあ乗る意味ないんじゃ(小声)」


「何か言ったか?」


「いえ何も」


危ねえ、また圧かけられるところだった


「限界までトレーニングをしたところで、再び始めの格闘をやる、これによって限界の時に現れる謎の超感覚のようなものを覚え、普通の時でも使えるようにする」


そんなトレーニングをやって1ヶ月後


「そろそろ能力が進化したじゃろうから、再び能力検査を行うぞ」


そう言われて、再び能力検査を行うことになった、注射怖くて泣いてるのかわいい、めっちゃ子供っぽい、まあまだ11歳って言ってたし子供か


それより能力はどう進化したのかな

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る