第3話能力発覚

俺の能力は重力操作というわけか、と言っても結構特殊だな


自分が認識できて、かつ一定の距離にあるものに印であり、この能力の中心である印、黒い点をつける、その印から一定の範囲に球体、能力の効果範囲を作る、そしてこの効果範囲内で俺は引力と遠心力の強さ、範囲を決められる、そしてこれは対象を選択可能、解除方法は俺が解除する、もしくは印をつけたものを破壊する、そして印の最大個数は1つ。


そして使っていったら伸びるのは、印をつけられる距離、球体の大きさ、印の最大個数、力か結構楽しそう


「オッケー、だいたいわかった」


「へぇーどんな能力?」


「重力操作」


「重力操作っていうとあの軽くしたり、重くしたりするやつ?」


「いや、・・・」


自分の能力についてルナとセレーに細かく教えた


「使ってみて」


「う〜ん、じゃあなんか投げてみて」


「セレー」


「はい、お嬢様」


「では、いきますよ、仁志様」


と言って太ももからナイフを取り、あまり力を加えず、手首だけで投げてくる


よかった、多分全力で投げられてたら死んでた、そんくらい怖い、だって手首だけでも十分早いもん、異世界怖ってやってる場合じゃなかった、色々試すんだから


まずはナイフより少し近い空間に印を、よしできた、次は印を過ぎる前は引力、過ぎてからは遠心力でスピードを上げて、ナイフの先端が印からこっち側の半球の3分の1を過ぎたところに球にそった形で引力をつくり、セレーの上に行くように向かせて、またさっきと同じように途中までは引力、途中からは遠心力でスピードを上げて、ナイフを発射する


セレーの後ろにある木に刺さるとセレーは、驚きながらもその場を即座に離れ、ナイフは身を削りながらも木を一本、二本、三本破壊していった、えっ怖、こんなに威力上がるんだ、いや重力操作系って確かに威力とかすごいけどさ、一回、いや二回目だよ、二回目であれって何、怖


「遠心力のみ、引力のみの時の威力にもよるけど、説明を聞いた感じと、見た感じじゃ、確実にSはあるわね、どう思うセレー」


「はい、確実にSはあるかと、それこそ片方のみの場合SSS(とりぷるえす)、いえXもありえるかもしれません」


SにSSS、そしてX、おそらくこっちの世界の強さの基準みたいなものか?

まぁ、この後すぐ分かることだしいいか


「じゃあルナ、この世界について教えてくれないか」


「う〜ん、そうだねぇ、じゃあまず、そっちの世界と確実に違うところ、異能力と魔法について説明していくわね」

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