Personal Standard 2.
僕は僕を大事にしていた
御守りの様に
呪文に楽車の余韻を唱え
歌うは惜別の
さあ廻れ
さあ僕と言う
君は温もりを抱いたまま前を向いて歩けるか?
心がまだ
身体がまだ
君たちを思い出す
まだ過ぎていく英華よ
これからの蒼穹は
いつも前を向いて撃てよと
僕は告げた
仕方ない話だ
僕は戦場から離脱したのだからさ
僕のいない時を
舞う様に
刺す様に
羽撃く様に
双弓を携え
前へ向かって撃てよ
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