凛.

 家まで還る時は孤高で

 いつも君がいてくれたね

 暖かい体躯

 暖まる毛皮

 全身でいつも通りな僕と

 一緒にいてくれたね

 頼りない僕は寝転んだ時に

 君はいつも寂しそうに

 眠ったフリをする

 気だるげな動きで

 僕で甘える

 丸々と大きくなった従者

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