NTR 取られたよ

ネオミャウ太

第1話

休日、お昼を過ぎた時間。


「お手」

 

俺は飼い猫のネッコさんに対してお手の練習をしている。


「お手」


猫にもお手が出来るらしいから俺は懸命に猫にお手と言う。


「お手」


何回言っても駄目だったので最終手段に出る事にする。


「お手」


と言いながら俺はおやつを見せる。


だがおやつを見てもおやつを欲しがるだけでお手はしなかった。


やっぱり駄目かと思い、おやつを差し出す。


おやつを食べ満足しているので


「お手」


と言ってみるが反応せずに眠たそうにあくびをする。


やっぱり駄目かと思いながら、猫のあくびを見てこちらも眠くなる。


寝るかと思いベットに入るとネッコさんも入ってきたので一緒に眠る。


目を開けると辺りが暗くなっており、隣で起きていたネッコさんに


「ご飯」


と聞くとニャーと鳴いてくれたのでご飯にする。


今日もネッコさんに時間を取られたのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

NTR 取られたよ ネオミャウ太 @neomyuta

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画

同じコレクションの次の小説