第60話 天国の様な所での生活


 俺はホウライ国から帰って来て家に入り先ずはカタリナとサクラに会いに行った、そして二人の奴隷をホウライ国で購入した事を告げて農作業をする事にして貰うと言った、それから異空間に行くと二人が家の玄関で佇んでいたので近づくと二人共に安堵の表情をした、全く見た事も無い所に有る家に入るのも気が引けたし草原には馬の様な魔物が居たのを見ていた、2匹居たその魔物が二人を見て居たが特に襲ってはこなかったが二人はこの家の影に隠れた積りでいた、俺が二人について来て呉れと言って先導して異空間を出て家のリビングに連れて行った、其処には丁度昼食を終えた6人が居たので与一とお菊を紹介した、其処にサクラを抱いたカタリナも降りて来て皆の輪に入り俺の話を聞いた、与一とお菊はホウライ国では夫婦で農業をして居たが買った土地で旨く収穫が増えずに行き詰まり借金をする事に成り、益々深みに嵌った事を告げて二人の概ねの説明を終わり、二人には1階の部屋を取り敢えず使って貰いその内俺が家を作るので、それが出来上がると其処に移り夫婦の生活の場にして貰う積りにして居ると言うと、二人は驚いているが他の者たちはそれは良いわねと言う感じでいた、俺が最後に二人の国は漢字と言う文字を使って居るがこちらではそれは使わない、なので二人もこれからはヨイチとオキクと言う文字に変えて呼ぶ様にするし

カルカラから文字を習い勉強する様に言った。


 二人の紹介が終わると家の敷地内を案内して行った、外に出て田圃の方に行くと敷地の広さに驚いていたヨイチとオキクが居たが田圃に付くと広くて立派な田圃に関心識りだった、俺が「田圃の此方側に同じ広さの畑を作り野菜を育てる事も遣って貰うと言うと嬉しそうにして居た、それと二人には1カ月金貨1枚を支給するので町には自由に買い物なり食べ歩きなども楽しむ様に、最初の内は俺の妻の誰かに付いて行って貰う様にすると迷子には成らないだろう」と言うとヨイチが「奴隷にそんな事をさせて良いのですか?」と聞いて来たが、俺は答えた「基本俺達と共に生活するのは家族とみなし、分け隔てしないし奴隷じゃ無くて俺に雇われて居ると思って居て欲しい」と言うと、ヨイチとオキクが泣き出し「ありがとうう御座います。頑張ります」と返事をしていたが、異空間の事はまだ教えて居無いが最初にホウライ国で入った所から出たら俺の家に成って居た事は、二人は不思議な事だと思って居たしユウタ様の不思議な力だと理解するだけの能力が有った。


 その夜俺は部屋で寝て居るとドアがノックされて開けるとそこにはアリリカが立って居た、そしてお情けを頂戴に来ましたと言うと俺に抱き着きキスを長く長くして来た、そのままベッドに押し倒される格好になりアリリカのテクに翻弄されて1回目の放出をした、其処でアリリカが事の真相を話し出した「カタリナを退いた妻たちで相談した結果次の子供は誰が生むか決める事に成り、相談の結果年が上の私に譲って呉れたあの人たちに感謝が絶えませんが、私も年に足掻えなく成るので早く愛するあなたの子を産みたいのです」と言った、俺は何と幸せなんだろうと心が満たされ一杯に為って「分かったアリリカに次に生んで貰おう」と言って、2回戦を始めたが矢張りアリリカのテクには勝てないが頑張ってアリリカも昇天させることに成功した、そして俺の懐妊魔法を発動してアリリカの中に放出したので100%の懐妊が出来る筈だったが、最低でも1カ月は待たないと判らないが俺は神眼で受精したかと言う事は確認出来るが、さすがにまだ早すぎるので分からなかったしもう1回アリリカが俺を喜ばそうとして来ていたので余計に確認が出来なかった。


 その後1カ月が経ちアリリカの妊娠が解り全員が喜んだ、本人が一番喜んでいるしウリリクも喜んでいた、そしてその夜にウナリ-ゼが部屋に来て次は私の番ですと言いながら迫って来た、しかし人族とドワーフのハーフは今迄に生まれた事が無い程難しいと言われて居たが、ウナリ-ゼはあっさりと妊娠したのが1カ月後に分かり俺は思った、「このまま行けば全員を妊娠はさせられるが、その後の俺を如何する積りだと疑問に成ったが直ぐに解決した」そうなのだ、カルカラが最後の最後に成って居るそうでそれはカルカラの提案で、私がユウタのそちらを面倒見ると言ったそうでついあの体を思い浮かべるとあそこが疼いた。


 サクラを出産して半年が経とうとしていた、夜に久しぶりにカタリナが入って来て

俺に抱き着きこの日が待ちどうしかったと言いながら、俺とベッドに入って1回戦を終えるとカタリナが言った、「ユウタ貴方以前より大分テクが上がった様に感じる」と言って来た、俺は「特に感じないがテクニシャンに鍛えられた感が有るのは認めたい」と言うとカタリナは言った、「アリリカね。彼女は撫でか凄い知識が豊富であちらの達人で、産婆も出来るし貴重な人材よ」と言って、「今は暫く無理そうだけどその後にはカルカラがが居るしあなたの妻は人材が豊富だね」と嬉しそうにして居た。



 次の日はミライラが来た、ミライラも「母と祖母に子供を見せたいので宜しくお願いします」と言いながら、「妻会の許可は貰って居ます」と言った、俺は初めて聞く「妻会とは何と聞くと」知らなかったのと呆れられた、「あなたの妻6人が作った会でユウタを盛り上げるのが主な目的ですが、時々それ以外の事の相談をして行く会ね其処に準会員のウリリクも居るのよ」と言った、俺は「準会員は妻予備軍?」と聞いたらミライラはその通りと返事した、そしてミライラのも懐妊魔法を掛けて2回したが1カ月後に妊娠が解り母親以上におばあちゃんが喜んでいるそうだ、俺は喜んでくれる人が居る事はこの世界に来て数回しか無いと思った、やはり彼女の家族も俺の家族だと思い付いた時にミライラが又厭うしく思えて来た。


あっと言う間に8カ月が過ぎてアリリカが女の子を産んだ、俺はユリカと名付けた事をアリリカに伝えるとアリリカが喜び「ありがとうございます。お先真っ暗な人生をこんなに明るく美しい人生に導いて呉れて」と言いながらウリリクを抱きしめて居たが、ウリリクも12才に成って大分成長してきていてライバルをお母さんに指定して居た、其処から次の月にはウナリ-ゼが男の子を出産した時はグライトンさんが大喜びしていた、名前の命名をグライトンさんお願いすると益々喜び決めるのに半月は掛った、その名前がマクセルと決まりその次がミライラが男の子を生みおばあさんに名前を考えて貰うと昔の勇者がヤマトと言う名だったそうで、ヤマトにしたいと言うのでそうなったが俺には異存が無かった。


 それから3年が経って居て今日はウリリクとの結婚式の日だった、ウリリクは美しく成長して俺は申し分なく7人目の妻に迎えた、その間エリナスとカルカラにも子供が生まれてカタリナにも二人目が生まれたし、ウナリ-ゼとミライラが妊娠中だこのままでいけば俺は間違いなく子沢山に成る事は間違いなく本当にしあわせな生活を送って行けそうだし本当に天国の様な所だと思った。



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 以上を持ちまして天国の様な所に来た男は完結とさせて貰います。

お付き合いいただきありがとうございました。感謝です。



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天国の様な異世界に来た男 つとむ君 @19550512tutomu

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