第56話 ダンジョンでのレベリング


 俺達の結婚式と言うか披露宴と言うか無事に終了した。そもそもこちらには結婚式とかの改まった物は存在自体が無いそうで、初めての体験だと出席した人からも聞いて居た、出席者は殆どが身内だけで例外がマロンドさんとサブマスのホイットナ-さんだけで、後はミライラの両親と祖母にウナリ-ゼの父親と祖父母の6人だけだが、ウナリ-ゼの母親は大分前に病気で亡くなったそうだ、グライトンさんもウナリ-ゼが居ないと不便と思って居たが、祖父母が同居するそうで食事は食べれる様だし祖母は見た目ウナリ-ゼと変わらないが160才位らしいと聞いた。


 式を挙げて2週間が経った。俺はその間にダンジョンでコアにお願いしてマスタール-ムの隣に訓練室を作り、その隣に沸き部屋を作り出して貰って出る魔物はオーガ

とオ-ガジェネラルの2種類だけにした、数は調整可能だが基本は1体づつにして有りコアに頼むと10体迄増やせる様だ、俺達は家から3人で転移して来て俺が3往復すると6人がここに集まった、全員から質問が来た「ここは一体どこですか?」と来た、そう言えば俺がダンジョンマスタ-だとは言って無かったと思いだして居た、俺が「説明する」と言うとカタリナが「聞きます」と言った、「俺がこの世界で初めて入ったダンジョンがここのアゴランのダンジョンだった、最初はレベルを上げる為のチャレンジだったがレベルが上がると自分の出来る事も増えて行ったし、ダンジョンの攻略が楽しく成りこのダンジョンを制覇してしまって、ここのダンジョンマスタ-に成ることに成りダンジョンの最深の下にマスタール-ムを作って貰った、俺はここに何時でも転移出来る事に為りこの世界のどこからでも1人なら転移出来る事に為った、其処がここで俺はコアとも念話で話が出来てこの町の情勢なども聞く事が出来て居た」と言うと、「全員がそんな事が出来る人は聞いた事が有りません」と言ったが、俺は「調べると勇者は出来た見たいだし、俺は彼と同じ様な力が有るのかも知れない」と言って置いた、「説明は大体こんな物だが始めよう」と言うと、「分かりました」と言いながらウナリ-ゼが俺の所に来て「私から行きます」と言って剣を抜いた。


 其処からウナリ-ゼにミライラにアリリカとウリリクと言う順番でレベリングをこなして行って、30分で交代しながらお昼休憩を挟み夕方までやって居た、ここ迄遣れば大分上がって居ると思うがもう一日遣る事にして居て家に帰って異空間に入った、4人は温泉に浸かり疲れを癒しながら筋肉の張をほぐしたりして居た、俺とカタリナとカルカラとエリナスは、夕御飯の用意をしていてオークの肉のステ-キと野菜サラダとス-プを作っていた、俺の記憶では豚肉はビタミンB1が多く含まれていて疲れに良いと聞いた事が有った気がするが、オークは豚に似ているがB1が多いのかわから無いと思いながらオーク肉を鑑定して見た、オークの肉太ももの部位と出て来て食用で美味しい肉と会ったので、肉の詳細を見ると美味しく食べれると新しく新鮮と出たがビタミンとかは表示されて居ない、この世界にはその様な言葉も無いし概念が無いので表示が出来ない可能性が有った、4人はオークを鱈腹食べて家に帰って来たがカルカラとエリナスは少し畑を見て行くと言って残りカタリナと俺は家に戻りリビングで紅茶を入れて飲んで居た、カタリナのお腹が大分出て来たので妊娠6カ月位に成る様だ。


 次の日も4人は頑張って居た、30分の戦闘と3人分の休憩で午前中に2回と昼休憩をして14時から16時までの2回のレベリングを遣り終えた、その間俺は万が一が有っても困るのでずっと付き添いをして居た、もし誰かがミスをしてピンチに成ると万が一が起こるかもしれないのを防ぐ為に付き合って居た、4人の2日間のレベリングで何処までレベルが上がった確認する事にした。



   ☆  ミライ(人族)   18才  レベル25


 HP 300

 MP 270


 スキル 家事 計算 感知


 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 計算  レベル3 ・計算が出来る ・暗算が出来る


 感知  レベル5 ・何となく分かる



 ☆  ウナリ-ゼ (ドワ-フ) 40才 レベル30 


 HP 380

 MP 380


 スキル  火魔法 鍛冶 家事 生活魔法


 火魔法  レベル6 ・ファイアボール ・ファイア-シ-ルド

           ・ファイアウォール ・ファイア-ランス


 鍛冶   レベル4 ・防具を打てる ・剣を打てる ・防具の補修が出来る


 家事   レベル3 ・美味しい料理が出来る


 生活魔法 レベル4 ・種火 ・クリ-ン ・飲み水



    ☆  アリリカ 人族 31才  レベル40


 HP  400

 MP  150


 スキル 家事 剣術


 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 剣術  レベル3 ・スラシュ ・横薙ぎ

 


 ☆  ウリリク 人族 11才  レベル35


 HP  380

 MP  380


 スキル 錬金術 剣術 影魔法


 錬金術 レベル2 ・鉱石が分る


 剣術  レベル3 ・スラシュ ・横薙ぎ ・受け流し


 影魔法 レベル2 ・影に潜れる


 

 2日のレベリングで大分上がり既に世間のCランク冒険者位のレベルに成って居たが、俺は皆をもう少し上げて置きたいと思ったので、4人に如何するか聞いて見た所

4人が「皆はどの位のレベルですか?」と聞いて来たので、俺が言った「カタリナがレベル83でエリナスがレベル80でカルカラがレベル78に成って居る。あそこまでになるのには1年の歳月がかかって居るので、今はあのレベルで無くて自分の身を守れる様に成れば良いから」と言って置いた、其処から7日間頑張り可成りのレベルアップが出来た様で、今から4人を鑑定する事にして居たが矢張り一番の功労者は俺だろうと思った、毎日忘れずに10倍魔法を掛け続けた俺を忘れないで欲しい。



     ☆  ミライ(人族)   18才  レベル60


 HP 700

 MP 630


 スキル 家事 計算 感知 剣術


 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 計算  レベル3 ・計算が出来る ・暗算が出来る


 感知  レベル6 ・詳しくわかる(500m)


 剣術  レベル2 ・受け流し ・うち払い



 ☆  ウナリ-ゼ (ドワ-フ) 40才 レベル65


 HP 800

 MP 800


 スキル  火魔法 鍛冶 家事 生活魔法 剣術


 火魔法  レベル7 ・ファイアボール ・ファイア-シ-ルド

           ・ファイアウォール ・ファイア-ランス

           ・爆裂弾 ・熱炎ウォール



 鍛冶   レベル4 ・防具を打てる ・剣を打てる ・防具の補修が出来る


 家事   レベル3 ・美味しい料理が出来る


 生活魔法 レベル4 ・種火 ・クリ-ン ・飲み水


 剣術   レベル2 ・うち払い ・横薙ぎ 



    ☆  アリリカ 人族 31才  レベル70


 HP  1000

 MP  400


 スキル 家事 剣術


 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 剣術  レベル5 ・スラシュ ・横薙ぎ 打ち払い

          ・十文字切 ・二段切り

 


 ☆  ウリリク 人族 11才  レベル65


 HP  900

 MP  900


 スキル 錬金術 剣術 影魔法


 錬金術 レベル2 ・鉱石が分る


 剣術  レベル5 ・スラシュ ・横薙ぎ ・受け流し

          ・十文字切り


 影魔法 レベル4 ・影に潜れる ・影転移 ・影縫い


 4人のレベルがここ迄来ればAランク冒険者より強いかも知れないが、この位無いと安心が出来ないこれで俺が居ない時でもなんとかなるし、異空間に逃げ込めばと思うが今の彼女たちを倒す事が出来る人は居ないと思う。


 これで一応のレベリングは終わり俺は黒竜が言って居た事を確かめる積りで居て準備をして居た、奥竜が言うのには王都イクランの南2000km位にホウライ島が在り、其処には米が有った筈だと言ったが黒竜は思い違いで無ければと付け加えた、俺は飛行魔法が使えるが2000kmも飛んで蜜から無いときに如何するかが問題で、その時の対策としてイベントリーの大きめの筏を入れて於き海に浮かべて休憩するか、筏の上で異空間を出すかすれば休める筈だと考えて行く準備を始めた。


 

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