第55話 アゴランの家の完成と結婚式
俺はカルカラを連れて帝国のホ-マンさんの店で大量の買い物をして来た、新しい家の家具やベッドを購入して帰って来た、帝都は流石の品揃えで満足が行く買い物が出来て居たが当然異空間の品物に比べると質が落ちるが仕方が無い、異空間の品物はあの空間から持ち出すと消えてしまうからだ、あの空間は俺の創造するものがコピーされた様に現れるがあの空間の中だけだ、持ち出すと消えて仕舞うのでこちらでは存在しない物だと言う事だった、そんな事で帝国に買い出しに行って来たのだがホーマンさんにも会えたし良い品物を扱い良い店だった、早速家に行き家具やベッドを配置して行くと家らしくなってきたがひと際目を引くのがリビングのソファーだった、其のソファ-2脚がリビングに鎮座して居るのは圧巻だった、それから皆で部屋を決めたりしながらリビングでのんびりして居ると不意にこの前の深淵のダンジョンでの事が思い出した、確か黒竜はこの国の南方に島が在ってホウライ島と言う名前の島だと言って居たはずだ、俺は結婚式が済み落ち着いたら探しに行って見ようと考えて居るがその時は1人で行こうと思っていた。それとアリリカを6番目の妻にすると宣言したが誰も異議はでなかった。
結婚式当日にはホーマン商会にお願いして居たドレスが既に届いて居た、(俺が取りに行って来たのだが)それに着替えた6人の花嫁が揃い踏みで俺もちょっとだけ良い礼服を着て居た、6人はお腹が大きく成りつつあるカタリナにエリナスにカルカラとアリリカとミライラとウリナ-ゼだった、ウリナ-ゼはドワ-フなので人の3倍程の寿命が有るので、既に40才を越えて居たがそこは良いとして宿の食堂を貸し切り披露宴をして居た、肉は殆どオ-クの肉だが旨い流石わ料理人だと感心した、披露宴が終わり妻たちと家に帰って来てミライラとウリナ-ゼの部屋を決めてた序でに、妻のロ-ティ-ションを決めて居たが今日と明日はミライラとウナリ-ゼに成り、カタリナは今の所省かれていたがそれによると3日後はカルカラで次がエリナスに成り次がその後がアリリカに成って居た。
俺は全員をリビングに集めて切り出した、「俺はここにいる全員に言って居無い事が有る。うすうす感づいて居るかもしれないが俺はこの世界の人間じゃ無い」と言うと、カタリナとエリナスとカルカラがやっぱりと言った、この3人は付き合いが長いし俺のこれまでの常識外な事を目の当たりして来たのでそう言う反応に成るのは仕方が無いが、「俺は、おとぎ話に出て来る勇者と同じところから来た」と言って、全員の反応を見てから続きを話した、「そこでは、17才までの記憶しか無くて多分そこで死に此方に来たのだと思う」と言うと、ミライラが「その時の姿と今の姿は違うの」と聞いて来たが、俺は「それが姿形ははっきりと覚えが無いんだが、俺はおおきな怪我をした様に思うのでその姿は使えなかったのかも知れない」と言った、するとミライラが「今のあなたを好きだから今のあなたがいいわ」と言った、他の連中もそうね
ちょっと興味は有るけど今が良いわねと全員が言った、そして異空間を出してウリナ-ゼとミライラの手を繋ぎ入ると二人がここは何処と驚いた、俺が説明する「ここは俺が作り出した世界だ。ここでは俺が創造主に成る事が出来る」と言うと、二人は(ミライラとウナリ-ゼ)は小さな声で「マジか」と言った、俺はそれからも説明は続けて「ここには俺が認めた者だけが入れて、認めない物は入り口で拒否され中には入れない、俺の部屋にここへの入り口のドアを付けるので、危険が迫ればここに逃げ込めば誰も入れないのでここは世界一安全な所だともしもの時のここの使い方を確認した。
それと異空間の整理と改築を皆で考える事にして皆の意見を聞いて居た、先ずは家の増築をしなければいけないが俺は外の家と形を同じにして皆が馴染んだ形にしたし、ヒカリとベンケイも仲良くして居たのが微笑ましくて家も同じにして置いたが柵は付けてい無い、それとウリリクには待たせていたスキルブック影魔法を渡して使う様に言った、ウリリクが影魔法のスキルブックを使うと薄い紫の霧の様な物がウリリクを覆いだしたが、直ぐに消えて行ったので鑑定するとちゃんと影魔法が生えて居た、其処でミライラとウリナ-ゼも鑑定する事に為った。
☆ ミライ(人族) 18才 レベル5
HP 40
MP 36
スキル 家事 計算 感知
家事 レベル3 ・美味しい料理が出来る
計算 レベル3 ・計算が出来る ・暗算が出来る
感知 レベル3 ・何となく分かる
☆ ウナリ-ゼ (ドワ-フ) 40才 レベル10
HP 90
MP 90
スキル 火魔法 鍛冶 家事 生活魔法
火魔法 レベル4 ・ファイアボール ・ファイア-シ-ルド
・ファイアウォール ・ファイア-ランス
鍛冶 レベル4 ・防具を打てる ・剣を打てる ・防具の補修が出来る
家事 レベル3 ・美味しい料理が出来る
生活魔法 レベル3 ・種火 ・クリ-ン ・飲み水
ミライラとウリナ-ゼの鑑定の結果、其の内にレベリングをしてレベルを上げて置いた方が良いと言う事に成った、他の連中は自分を守れるがこの二人は自分が守れない可能性が有る。後日ダンジョンでレベリングする必要があるので二人に伝えた。
その後皆でこの世界の整理と整地を如何するか話し合った、その結果家は外と同じ形で良いとして池と温泉もそのままでいいが、池の周りと池からのびて居る小川をもう少し大きくする事と、小川の向こうに畑を作り自給自作を試す事に為った先ずは野菜を作る事にした、ナス、カボチャ、ニンジン、大根、白菜、キャベツ、小松菜、ジャガイモ、を作るが白菜には温度が高いかも知れないが仕方が無い、とに角試す事にして種を購入して来たが先ず俺が土魔法で整地と畝を作り上げて種を撒いた、後は水魔法が有るのがカタリナとエリナスとヒカリが持って居るが、カタリナには無理はさせれないのでエリナスにお願いしたので土魔法のスキルブックも使う様に渡した、ヒカリに俺は念話して置いた「エリナスがダンジョンに行って居る時に畑に水を遣って呉れる」と念話した、するとヒカリが「良いよ。今度水魔法の有る魔石が有ったらベンケイに上げてね」と来た、俺が「分った良いのが有れば上げる」と返して置いて調べて見た、ヒカリ「俺のバッグにスペシャルリザードマンの魔石が有った、ベンケイに上げれるが如何する」と念話すると、ベンケイが「私に下さい」と念話して来たので、「良いよ今から持って行くよ」と送り返して草原に遣って来た、ここに来て見ると草原も結構広いし向こうの山まで10km位在りそうだった、「ベンケイ何処に居る」と念話すると、「今からそこに行くから待って居て」と念話が来た、すると向こうの方に馬の姿が見えて来た2頭居るのでヒカリとベンケイだった、他は居ない筈なので見えたらそうなんやけどこの広い所に2頭は寂しいと感じた。
2頭が近づいて来たので俺も近づくと、少しヒカリのお腹が膨らんで居る様に感じた、俺が「ヒカリ赤ちゃん出来たの」と送ると、「よく分かったね。うん、そうなの」と返して来た、俺が「これからは馬車はベンケイに引いて貰うから」と送ると、「そうね。そうして呉れると有難い」と返して来た、ベンケイが「俺頑張ります」と送って来た、俺が「宜しく。ベンケイ」と送り返して近づいたベンケイに「此れだよ」とスペシャルリザードマンの魔石を渡したらパクと食べて仕舞った、するとベンケイに薄い水色の靄が掛り直ぐに消えたので鑑定すると、水魔法が生えてレベルがヒカリを越えて居たしハイホ-スキングに成って居た。
☆ ヒカリ ハイホ-ス 雌(妊娠中) 18才 レベル52
HP 850
MP 350
スキル 浮遊 念話 影魔法 水魔法
浮遊 レベル6 ・浮遊出来る ・空中を歩ける ・空中を走れる
念話 レベル6 ・念話が出来る(500m以内なら出来る)
影魔法レベル5 ・影走り ・影潜り ・影移動 ・影走り
水魔法レベル3 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターシ-ルド
・ウォーターランス
☆ ベンケイ ハイホ-ス 雄 15才 レベル55
HP 1050
MP 500
スキル 浮遊 念話 無魔法 水魔法
浮遊 レベル4 ・浮遊出来る ・空中を歩ける
念話 レベル3 ・念話が出来る
無魔法 レベル3 ・肉体強化 ・脚力強化
水魔法 レベル1
ベンケイはヒカリよりHPが多くて無魔法の強化が使えるので、強くなったはずだが未だにヒカリには頭が上がら無いようだった。
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