第48話 ドルゴのダンジョン


 それから6月の始めにドルゴの町に着いた、ここから俺がこの世界に来た時にたどり着いた最初の町アゴランが目と鼻の先に為る町に着いた事になる。遂にここ迄戻って来と言うかやっと帰って来たと言う心境だ、ここまで来ればもう慌てることは無い真冬でも移動できるし距離で言うと30km程だ、しかしここドルゴダンジョンは深いらしい一説には深淵のダンジョンだと言う事が囁かれるほどだ、取り敢えずギルドに寄る事にしてギルドに入ると、俺達の事は帝国では田舎の町まで通達が来て居る様で受付嬢がもしかしてと言って固まった、「俺達は今日ここに来たヒカリの楯と言います。今日から暫くここのダンジョンに潜りたいと思って居ます。ダンジョンの情報をお願いします」と言うと、受付嬢が「わかりました、私はイミタリ-ナと言います宜しくお願いします」と言った、「俺はユウタ、こっちがカタリナ、カルカラ、エリナスだ」と言って紹介した、俺が「いまここのダンジョンは何処まで探索されている」と言うと、「85層まで入って居ますがAランクチームアルトバスの楯と言うチ-ムが最深で探索して居ます」成る程、「で、ここのダンジョンの特徴はありますか?」と聞くと、「特に有りませんが色々なエリアが有り1層毎に違う感じに成るそうで、冒険者泣かせと言われておりチームもバランスが大切だと言われて居ます」と言った、「成る程分かりました。今日は買い出しに行って明日から潜る事にします」と言ってギルドを出て商店街に来ていた。


 俺達は宿に入り宿泊は1日にして、朝6人で宿を出て来たのでヒカリとベンケイも連れて町を出てダンジョンに向かう途中で、異空間を出してヒカリとベンケイは草原に行きアリリカとウリリクは家に入り待ってもらう事に成った、そうして置けばダンジョンに入り異空間に行けば皆が居る形になるのでその様にした、4人でダンジョンの入れ口に来ていて1層に入って行った、俺達Sランクでも初めてのダンジョンに入る時は1層からになる。


 1層から10層迄は2日でクリアしたが流石深淵と噂されるだけあり、ダンジョンの各層が広く時間が掛って居た、10層から20層迄は3日掛りここ迄5日掛って居たが毎日異空間に入って居た、ここはとに角安全なのだ言い換えれば安全地帯より安全に過ごせて温泉が有るこれが良くて安らぐ、そんな事を考えて居たがヒカリとベンケイの家が無い事に気付いた、家の裏手の草原に面した所に作り2頭が出入りしやすい様にして置いた、次の日4人で21層に来ていてここは洞窟で進んで行くと来たのがスケルトンで、20体程居たが俺のホ-リ-ボムで消えて行くと魔石が20個バックに入って来た、どんどん進んで行くがサーチは忘れずに起動している。魔物は怖く無いが偶にある罠が怖いと言うかえげつない罠が無いとも言え無い、今の俺のサ-チは罠も見極める事が出来るので罠が有れば警告音が鳴る様にしていた、22層は草原だった大した魔物は出て来ないまだ22層だ、23層が雪原で雪狼とジャイアントシロクマが来ただけで24層は逆に砂漠だった、ここでは砂虫は来なかったし来たのはサソリと蛇の魔物と砂猫のお化け猫が強かったが倒した、25層には休憩所が有ったが寄らず行くと森で森狼と腕が6本有る熊の巨大な奴が来たが瞬殺した。


 ここで異空間に入り1泊する事にして先ずは温泉に浸かり、家のリビングダイニングに行くと食事が用意して呉れて居た、アリリカが用意して呉れた様で頂き寝る事にして部屋に行こうとしたら、アリリカが突然ゲ-ムの2位を発動すると言い出して俺に抱いて貰いたいと言い出した、俺は予想もして居なかったしここで発動するとは思っても見なかったが、約束は守らないといけない全員が了承して部屋に入った、アリリカも温泉に浸かって来たのか体が少し赤い気がしたが俺はベッドに入った、其処にアリリカも入って来て俺のあそこに手が伸びて来た、さすがに年配者だ遣ると為れば積極的で俺は朝まで翻弄される事に為った、俺はアリリカにハマりそうだったカルカラのあの体に嵌り今またアリリカのテクにハマり、俺はここが天国かもと思ったがまだアゴランに帰り着いて居ない、一応天国は保留として朝までに4回抜かれたが俺は気に成った事を聞いた、俺と寝る事に為ったがウリリカは何て思って居るか気に成って居た、アリリカに聞くと「ウリリカは今やライバルになった」と言った、「あの子は将来貴方の妻を目指して居るのよ事ある毎にあなたの事を話すあの子はあなたに惚れてるのよ、私の事を羨ましそうに見て居たのが分ったしまだあの子は10才だから無理だけど私が見てもあの子は綺麗になる。親子の前にライバルよ完全に」と言った、

俺はちょっと引いたが何人でもドンと来いとおもった。


 25層の森は狼と熊を他をして進み26層に来た、ここは遺跡の様で出て来たのがスケルトン、グール、リビングア-マ-、ミイラ、が出て来たが瞬殺しながら進み27層に来た、ここは沼地の様で足場がぬかるんで居たが沼の淵に畔道が出来て居る感じのエリアだった、出て来たのがザリガニ、蟹、ナマズ、鰐、が出て来たが全て瞬殺して28層に来て29層とクリアした、30層のボス部屋に入る前に異空間に入り1泊すると俺の部屋に今日はカタリナが来た、其処で思わぬ事をカタリナが言い出したそれは誰より早くユウタの子を授かりたいと言う事だった、俺はそれを聞いて考えたカタリナが第一夫人だしそれは良いかと思い、その場で開発した懐妊魔法を試して見る事にした。結果が分かるのが1~2カ月先に成るがカタリナは喜び、その魔法は暫くは他の子に使わない様にと釘を刺された。


 30層のボスはオーガだったのでカルカラが瞬殺して31層に来た、ここ迄は7日で来たが洞窟へ進んで行くと大きな部屋が有った、俺は閃いたここでアリリカとウリリクのレベリングが出来ると考えた、異空間に入り家に行くと二人がリビングに居たので聞いて見た、すると二人共したいレベルは上げたいと言う事に成ったので洞窟に連れて来て剣を渡した、他の防具とかは無しで剣だけ手にして沸き部屋に入る前に10倍魔法を掛けた、沸き部屋に入るとそこに居たのはオ-クにオーガにオ-ガジェネラルにスケルトングールの約50匹だったが、俺のサンダ-ボルトで痺れさせて気絶している間に剣で止めを刺して行った、3回目を終えると目に見えて剣の扱いも美味く成り可成りのレベルアップが分った、如何するまだ遣るかいと言うと後2回してから帰ると言ったので、2回の沸き部屋の殲滅をしてから帰えらした。


 それから俺達は3日で40層に到着した、40層のボスはオ-ガジェネラルが3匹居たレベルが40程の奴で、3人に任せたが直ぐに終わると宝箱が出て来た、鑑定すると罠は無く中身はスキルブックだった、この前にウリリクにスキルブックを渡すと言ったが俺の勘違いでスキルブックは既に使って居て手持ちが無く成って居たのだ、このスキルブックでやっと1個の手持ちに成ったので俺が預かり使うことに成ったが、因みにこのスキルぐっくは影魔法だった、40層の裏に行くと2組のチ-ムが休憩して居た様で、俺達が行くと「あなた方は確かSランクチームのヒカリの楯さん」と一人が言った、俺が「そうだが、君たちは」と言うと、「おれたちはBランクチームの暁の翼で、俺がリ-ダーのゴランと言う。よろしく」と言って、もう一方が「俺達はBランクチ-ムの豊穣の剣と言います。俺がリ-ダーのマニトンですよろしく」と言ったので、「俺がヒカリの楯リ-ダーのユウタで此方がカタリナとカルカラとエリナスだ以後宜しく」と言うと、暁の翼のゴランが「ヒカリの楯さんは先日初めてこのダンジョンに入ったと聞いて居ますが、もうここ迄来たのですか?」と言った、それに俺が答えた「そうだ10日前に初めて入ったダンジョンだったがここ迄来た」と言うと、両チ-ムが「マジか何と言うスピ-ドだ流石Sランクチ-ム我々とは違うと言う事か」と言った。

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