第42話 帝国で春を待つⅣ


 53層で俺達は地竜モドキを倒して鉱石を収納した、以前鉱石を大量に見つけた時に作った魔法で鉱石を錬成すると、ミスリルが150kgアマダンタイトが120kgヒヒイロカネが200kgだったが、以前収集した物と合わせるとミスリルが220kgヒヒイロカネが1200kgでアマダンタイトが9120kgと成った、とんでもない数量だ特にアマダンタイトが凄いこの世の中でも貴重な金属が9tだとか信じられ無い話だった。


 俺達は54層に来ていたがここは草原だったが、向こうには山が有る様で山の上空では何かが円を描きながら飛んで居た、目に魔力を集め確認するとワイバ-ンが飛んで居る様で餌を探して居る感じだった、こちらを見付けると来そうなので注意が必要だった、上空でワイバ-ンが飛んで居て餌を探している様で我々も見つかるのは時間の問題だった、階段を降りて外に出た時には見つかっていたのか草原を歩きだすと我々の上空に遣って来た、3匹のワイバ-ンが居る様で既に餌認定がなされていて何時襲かがワイバ-ンのタイミングだった、我々は進むしか無く階段を見付けないと次に進めない進んで行きながら上空を睨む。


 ワイバ-ンは中々襲って来なかった、撫でかボスを待って居た様でひと際大きなワイバ-ンが来て4匹になった時に初めて1匹が急降下して来た、様子見を兼ねて急降下して来て上昇する手前で1発火の玉を吐きだし戻って行った、火の玉は俺がブロックしたので影響は無かったが、後から来た奴はこの群れのボスの様で山にはまだ仲間が居るかも知れない、今はこの4体を倒さないと前に進め無い4人で相談した、ここはやはり俺のレ-ザ-ビ-ムで羽に穴を開けて飛べなくして倒す事に為った、この方法がワイバ-ンには最適で前のも成功して居るが、あの上空に居る間はレ-ザ-ビ-ムが届かないので此方に誘き寄せないといけない、俺がおとりに成ると言うと3人が駄目と言ったがここは俺でしょうと言って前に出て行った、すると3匹が順番に急降下して来てあの大きなカギ爪で捕まえに来たが、身をかわして羽をレ-ザ-ビ-ムで穴を開けた、ワイバ-ンの羽位は身を躱しながらでも狙えたがあの小さい頭は狙え無かった、3匹が落ちて地上ではい回る奴を3人に任せて俺はまだ上に居る奴を見張って居た

ら、奴もお前ら何をして居るのだとばかりに急降下して来ながら風魔法のウィンドカッタ-を放って来た、俺ばかりでなくて3人にも撃って来た様で3人が剣で弾きながら対処して居たが、やはり上位種は厄介だと改めて認識していたがあいつはワイバ-ンロードの様で、接近して来た時に鑑定して見たがレベルは80程有り以前の俺だったら強敵と言えたが今は言えない、再度急降下して来たのでレ-ザ-ビ-ムで羽に穴を開けて遣ると飛べなく成り簡単に倒せた。


 54層ではワイバ-ンだけが襲って来たが、其処から60層に到達するのに4日掛る事に為った。50層から6日掛った事に成ったので今日は2月の3日だった筈だ、ボス部屋の前でもう1泊していよいよボスに挑む時が来た、俺はここに居るボスは予想出来た多分地竜が居るのだろうと思って居たので皆に言った、「ここのボスは多分だが地竜が居ると予想して居る」と言うと、3人が大丈夫だろうかと不安に成って居たが俺が多分大丈夫だと言うと、「分かりました。行きましょう」とカタリナが言った。


 60層のボス部屋に入ると予想道理の巨大な奴がいた、モドキのほぼ倍の大きさが有りそうでこれは強敵だと分ったが、3人はここの場所に留まり安全を確保して貰うことにした、奴のブレスはモドキと違い強力だと想像出来たので俺には3人を守りながら戦う余裕が無いしなので説得した、そして俺が単独で戦う事にしたので取り敢えず鑑定して見た、地竜はレベルが115と有ったが弾かれる事は無かった、今気づいたが

俺の鑑定が神眼に成って居たからだ、相手が格上でも神眼は全てを見る事が出来る様で今俺が110だその差はレベルが5有るが何とか成るだろうと考えた、地竜に近づくと

ギロとこちらをにらんだが会話が出来ない様で、俺が喋り掛けても何も返してこなかったし知的レベル差は無かった、俺が近づくと行き成り右手を振り上げ反動を付けて振り下ろした、俺はかろうじて避けたが地面を叩いた拍子に小石が飛び散った、それが弾丸の様な勢いで飛び散りシ-ルドを張るのが遅れて居たら傷だらけに成って居た所だった、俺は十文字切りを飛ばしたが地竜は鱗が硬く俺の十文字切りは効果が無かった、前に図書館で呼んだ本には竜は何処かに逆鱗が存在すると書いて居た、それが有るのか探すと首の真横付近に小さいが確かに逆鱗が存在して居た、俺がそれを目掛けてレ-ザ-ビ-ムを撃つと地竜が腕でカバーして弾き飛ばした、それを見た俺はやはりあそこが弱点だと確認出来た、次は転移して剣で逆鱗に突きを放つたが弱いと思った逆鱗もこの剣では刺さらなかった、剣が根元から折れて居たのだったなので俺は言ったん後方に下がりバッグの中のインゴットで作る事にした、アマダンタイト1本とヒヒイロカネ1本とミスリルを2本の合材にして錬成した、すると奴がブレスを吐く準備を始めた俺はその間を利用して合材を剣の形まで持って行ったが、これではまだ切れないが硬さは折れた剣の10倍は在りそうだった、地竜がブレスを吐いて来たが俺は転移して躱していた、今居たところの正反対の所に転移したので地竜としても対処が出来て居ない、俺は絶対零度を使って見たら地竜は氷付き動きが止まった様に思ったが、次の瞬間には氷が全て割れて居て地竜は平気そうだった、俺がさっき作った剣に魔力を纏い腹の下に転移して腹を突いた、すると30cm程突き刺さると地竜が吠えたグォォォ…と吠えると腹の傷が塞がり直ぐに治り始めた、俺はこれに手ごたえを感じて魔法で地竜の顔に当たる様に10発ほど時間差で放ちそちらに気を向けさせて、剣に魔力を纏わせて転移して逆鱗を突き刺した剣は根元まで刺さると、地竜が俺を弾き飛ばす様に腕を振って来たが遅かった様で、地竜の鱗がはがれ落ちだしてすべての鱗が落ちた時に又地竜が吠えた、グォォォ・・・・・ォ・と最後の雄たけびの様に吠え消えて行った、ピロンが5回鳴った、地竜の後に宝箱と階段が現れたそこに3人も俺に飛びついて来て、順番にハグをして熱烈なキスをされた後宝箱を鑑定すると光の剣が入って居た、攻撃力が100も有ったのを俺が装備したがさっき作った剣も仕上げたいと思って居た、階段を降りるとコアが俺を待って居た様に念話を飛ばして来た、「ユウタ様宜しくお願いします」と念話して来たので、俺も「よろしくね」と返して置いた、コアに「如何する階層増やすかい」と送ると「お願いします120層にしたいです」と来たので、「魔力はどの位いる」と送ると「MP10000位下さい」と言って来たので、コアに触れて流すと「ありがとうございます」俺が「121層にマスタールームを作って呉れるう様にお願いした」そして今ダンジョンに入って居る冒険者を外に排出してからダンジョンが揺れ出した、そして120層に成ると121層に移り其処で1泊してコアに又来るよと言って、外に出て来たら外は偉いことに成って居た帝都のギルド員が総出で俺達を迎えて呉れて、流石はSランクチームこのダンジョンを制覇するとは夢にも思って居なかったと称賛された。


 一夜明けてギルドに魔石の買取をお願いしに来た、魔石を500個程出して置いて又来るから査定して欲しいと言ってギルドを出て来て、ケ-キ屋さんに寄りケーキを12個を買って家に帰って来た。






 

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