第40話 帝国で春を待つⅡ


 俺達は帝国で春を待ちつつダンジョンに入って居た、帝都の直ぐ近くにダンジョンが有る其処に入って居た、現在は45層を地元のチ-ムが探索済みで最深らしいが、俺達は50層から出て来たのでギルドに寄らず家に帰つて来ていた、7日ほどダンジョンに居たのでヒカリの様子を見に来たが心配が無い様だったが、世話をする人が居無いのは問題だと改めて考えて見たがいい案が無い、ダンジョンを出て来た序でにその問題を出来たら解決して置きたい。俺とカタリナで商業ギルドに来ていて人を派遣してもらうか住み込みの人を雇うかの2択で話をする事にした。


 先ず商業ギルドに入ると「いらっしゃいませ」と声が掛り、受付嬢が「先日はありがとうございます」と言った、「本日は、どの様は御用でしょうか?」と聞いて来たので俺が「今日は、俺達の家の雑用をして呉れる人をさがしている」と言「「紹介をお願いしたい」と言うと、受付嬢が「分かりました、此方に来ていただいて、少々お待ち下さい」と言って部屋に案内して呉れお茶を出して退室した、そして暫くすると

一人の40才位の女性と受付嬢が入って来た。


 「お待たせしました、此方が当ギルドの人材担当のアレステ-ナです」と言うと、女性が「私が当ギルド人材担当のアレステ-ナと言います。よろしくお願いいたします」と挨拶して呉れた、俺が「冒険者をして居ますユウタと言います。此方が妻のカタリナです」と挨拶を返して、「それで私たちは先日此方で土地を購入して、家を私のスキルを使い建てたのですが、家を留守がちになり馬の世話と家の雑用をして頂く

人を探して居ます」と言って其処で一旦切った、するとアレステ-ナさんが「その人は一人でよろしいのでしょうか、それとも複数でも良いのでしょうか」と聞いて来た、俺は「基本一人で良いのですが、出来れば住み込みでずっと居てくれると有難いし、その場合は子持ちでも大丈夫です」と言うと、「分かりました。ご予算はどの位を予定して居ますか」と聞いて来たので、俺は正直に「こちらの相場が解らないので

何とも言えませんが、どの位か教えて頂くと助かります」と言うと、アレステ-ナさんが「住み込みで食費と住宅代が要らないと為ると、1カ月金貨1枚からと思われます

が、其処は応募して来る人次第です」と言う事で、「2日程待って欲しい明後日にそちら様に連れて行きます。其処で面接と言う形で気に入れば金額とかを決める形にしたいと思いますが如何でしょうか」とアレステ-ナさんが言った、俺達はそれで了承して一旦家に帰って来た。


 次の日に4人でヒカリの馬車で買い物に市場に来ていた、食材とパンに果物やヒカリの藁や飼い葉を買い込み家に帰って来た、ヒカリを馬房に入れて見たが馬房は広い俺達の誰より広い部屋がヒカリの馬房だった、約30畳ほど有り馬房の傍に飼い葉置き場を作り置て居て、自分で取り食べて貰って居たが水が飲みたい時に桶に入って居ないと飲めない、ヒカリが水魔法を覚えて呉れれば良いのだがと考えると、ヒカリに伝わったのか「水魔法が使える魔物の魔石を取って来てくれれば覚えるかも」とヒカリが言った、俺は水魔法が使える魔物て何が有るのか判らない、俺は明日図書館に行って調べる事にした。


 次の日俺とカルカラの二人で図書館に来ていた、後の二人は文字を見て居ると眠く成るそうで家で留守番をして居た、俺は水魔法について書かれた本を読んで居た所

水魔法を覚えて居そうなのが水龍と言う海に居る龍とクラ-ケンとリザードマンの上位種が持って居そうなのが分ったが、出会えそうなのがリザードマンが一番会いやすいかも知れない、水魔法は大体わかったが俺はもう一つ調べたい事が有った、それは俺の魔法のなかに異空間作成と言う魔法が存在するが使うとどの様な事になるのか解らないのでまだ使った事が無い魔法の一つだった、それを調べて見たいが魔法の全てと言う名の本にも乗って居なかった、なので今度ダンジョンの中で試して見ようと考えて居た、ダンジョンの中だともしもの事が有ってもダンジョンには自己修復と言う

特殊な出来に成って居る様なので、壊れる事は無い筈だ試すのならばダンジョンの中がベストと言う事に結論がでた。


 次の日は1日4人でのんびりして居た、今日は1月の27日に成ったまだ春は遠い。


 1月28日に商業ギルドのアレステ-ナさんと、女性と10才位の子供と連れて遣って来た、俺が出迎えて「アレステ-ナさん今日は、この方たちが今日の面接の方ですか?」と言うと、「そうですこの方が今日の面接の方です」とアレステ-ナさんが言った、すると女性が「私はアリリカと言います。こっちが娘のウリリクです。よろしくお願いします」と言って挨拶をして呉れた、俺が「ユウタと言います。後は3人は私の妻です」と言って挨拶を返して置いた、おれがアレステ-ナさんに「質問をしても良いですか」と聞くと、「どうど聞いて下さい」とアレステ-ナが言ったので聞いた、「年は幾つですか」と聞くと、女性が「私は31才です。娘は10才に成ります」と言ったので、「旦那さんは如何されたのですか」と聞くと、「私の旦那は冒険者をして居ましたが、去年8月頃にダンジョンの中に入り帰って来ませんでした。彼の死亡は確認して居ませんが、私たちの生活費が底を突き働かないと生活できません。なので宜しくお長いします」と言った、俺はアレステ-ナさんに「採用するが賃金はどの様にすれば良いですか」と聞くと、アレステ-ナさんが「彼女は家と食事が出来れば幾らでも良いと言って居ました」と言った、「俺は妻と相談して決めたいので暫くここで待って居て下さい」と言って、応接室から出て4人でリビングに来た、「俺は1カ月金貨1枚で良いかと思うが如何かな」と言うと3人も賛成した、其処でウリリクちゃんもヒカリの世話をして呉れれば1カ月大銀貨1枚の報酬にすると言うと3人はそれは良いかもと賛成して呉れた。


 話が決まり3人の待つ応接室に入った、そして俺が言った「アリリカさんには1カ月金貨1枚でお願いしたいのですが良いですか」と言うと、アリリカさんが「そんなに貰って良いのですか」と言ったが、俺は「その位しか出せませんが良いですか」と言うと「有難うございます」と言って呉れた、そして俺は「ウリリクちゃんにも仕事をして貰いたい、馬の世話だが出来るかな」と言うと、ウリリクちゃんが「出来ます。遣らせて下さい」と言っ「じゃ。遣って貰うことにして、1カ月大銀貨2枚で働いて貰う事にする」と言うと、アリリカさんが「有難うございます」と言って喜んだ、そしてリビングに行き妻を紹介して2階の部屋に案内して「二人にはここを使って貰いたい」と12畳の部屋に入った、二人は広いですねこの部屋と言ったが2階は4部屋全部同じ作りだった、其処で商業ギルドには明日窺うと言ってアレステ-ナさんと別れて二人はそのままここに住んで貰うことに成ってベッドも用意して居た、それから外に出てヒカリの馬房に案内して来た、ウリリクちゃんはここ広いですねと言って居たが、俺が「この子はヒカリと言います。」と言って、「特にする事は無いと思いますが偶に見に来てくれたらいいです」と言って、「この子は物凄く賢いので飼い葉は自分で出して食べるので2日に1回位この桶に水を入れて遣って下さい。水はそちらに有る井戸のポンプ(ポンプはまだこの世界には無い物で、ウリリクちゃんは初めて見る者だったが、水汲みに革命的な物だと思った誰が作ったのだろうか?)を押すと出ますここが出口でそこに桶を置いて受けると良いと思います。それが仕事に成ります」と言っておいて、ヒカリに念話して置いた「この子がウリリクちゃんでヒカリに2日に1回水を入れて貰う様に成った仲良くして遣って呉れ」と送ると、「分かった、可愛い子だね」と返して来た、そして又中に戻りトイレの説明に風呂の説明をしたしキッチンの使い方も説明した。


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