第24話 ヤボルのダンジョンⅣと再出発


 俺とカタリナが51層に来ていた、このダンジョンの最深チ-ムがここからの階層に


居るらしいが聞いた時は55層と言って居たので、其処はクリアして居る可能性が大き


いが行けば分かるだろうと進みだした、ここは草原で進んで行くと前方から走って来


る魔物が居る見たいだった、まだ1km程向こうだが走るのが早いのか飛んで居るのか


判らないが、時速で言えば100kmぐらいで近付いて来る魔物が5体だった、直ぐに姿


が見えて来たのはダチョウに似た魔物で、形はまるでダチョウだが背が高い3m位在り


鑑定するとゴランドリッチで、嘴攻撃と強靭な足に拠るキックとスピ-ドが武器の様


で、比較的おとなしい魔物の様だが魔物の事は分からないから倒そうかと思って居た


らその儘通り過ぎて行った、ひょっとしたら何かから逃げて居たのかと思うていると


原因を作ったと思う奴が来た、これはキメラだった体はサイの様で頭に大きな角が有


り羽が有るが飛べるか疑問の小ささだ、尻尾がやはり蛇に成って居て口はちょっと長


い目だった、鑑定するとライノスキメラでレベルが50で魔法が使える様で土魔法と耐


性が有り、得意技が突進とア-ススピア体長が5m有り体高が3mの巨大さが有るが、


鈍い様で遠くから角の様なスピアを放ち攻撃すると有ったが、俺がレ-ザ-ビ-ムで


瞬殺した、次に遭遇したのが狼だった30匹程の群れでマダラウルフより大きい様だ、


鑑定すると灰色グラスウルフと言う名前で風魔法と土魔法に耐性が有り、噛みつきと


団体行動が得意の様で波状攻撃とかを使い弱らせて仕留めると有った、俺がサンザ-


ボルトで痺れさせてカタリナが止めを刺すパタ-ンで行った、狼は殆どが痺れ動けな


くなったが5匹か6匹がまだ向かって来た、そいつらを俺がレ-ザ-ビ-ムで頭を貫き


霧に変えてカタリナも残りに止めを刺して戻って来た、そこから直ぐに階段を見付け


降りて来た所も草原だったが52層の草原は何か雰囲気が違う気がした、俺のサ-チ


には魔物が居ない様に何も反応がなかった、取り敢えず警戒はしながら進みサ-チに


も目を向けて居るとサ-チに微かに反応が有った、それは 上空にいたからだった俺は


サ-チを遠くに飛ばす事に注力して居たが遥か上空に居る事に気が付かず注意して居


なかった、上空には禿わしの様な魔物が10匹程が飛んで居たが降りてこ無い、あいつ


らはハゲワシの仲間で間違いなくて何時も上空で飛んで居て誰かが遣られるのを待っ


て居た、そのハゲワシを押し退けて来たのがワイバ-ンの群れだった、1匹だけ色が


違うワイバ-ンが居たが7匹の群れでワイバ-ンにしては多い、俺がレ-ザ-ビ-ム


で羽に穴を開けて行くと次々に落ちて来たが、火の玉を吐く元気はまだ有る様でムラ


サキのワイバ-ンはワイバーンロードの様だった、火の玉がやけに大きと思って居た


が俺が倒すとピロンが来た、其処から2回ワイバ-ンが来たが進化種は最初だけだっ


た、其処からは60層に到達するのに5日も掛かり辿り着いた、ここでカタリナの鑑定


をして見た、



     カタリナ 18才(人族)  レべル55


 HP  780

 MP  760


スキル  ・水魔法 ・家事 ・サーチ ・剣術


 水魔法 レベル7 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォータースピア

          ・ウォーターウオール ・水圧

          ・水流刃 


 家事  レベル6 ・美味しい料理が出来る


 サーチ レベル3 ・100m圏内は魔物が分かる


 剣術  レベル2 ・スラシュ ・受け流し


 可成りレベルが上がって来た俺の考えた指標のSランク冒険者位は有りそうで、


ひょっとすると俺をの退いて一番強いかも知れないとおもった、60層の前で休憩も終


わり部屋に入ると居たのが草原の定番のマンイ-タ-だった、しかしこのマンイ-タ


-の色が黒いのが気に成り鑑定すると、やはり進化種でレベルが80も有りほぼ俺と同


じレベルで、魔法耐性が風と火と氷と水に耐性が有り再生能力も持って居たその上自


分は土魔法が使える様だった、これは可成りの強敵に成りそうだが俺が前に進み出る


と早速触手を伸ばして来た、それを切り落とすと触手は引っ込めたが触手はまだ一杯


有るので平気そうで、アーススピアを飛ばして来た俺がシ-ルドで防ぐと、行き成り


地面が揺れて地割れが入った、これは土魔法のクエイクの様で中々色々な手で来た、


奴は目が無い筈なのに見えて居るのか次々と仕掛けて来た、俺が反撃のレ-ザ-ビ-


ムを撃つとマンイ-タ-の体に穴が空いたが見る見る撃ちに再生して行った、俺はこ


れが再生かと感心して見て居たがマンイ-タ-が俺を捕まえようと触手を有るだけ伸


ばして来た、30本は有るかと思うが結界を張ると其処より入れない様で触手は止まり


引っ込めた、しかしこのマンイ-タ-は強いし賢いのはなぜ?と思って居たが、俺は


何かいい方法が無いか考えて居て試す事にした、空間断裂と言う創造魔法で時空魔


法に成るのかも知れないが、マンイ-タ-の居る辺りの空間を4つに切り分けた、す


るとマンイ-タ-の体も4つに分かれたが再生も追いつかずに霧に成って消えた、ピ


コンが2回鳴りやっと勝ってカタリナの所に戻ると階段が出て居て宝箱も有った、宝


箱の中身は鑑定するとローブが入って居た、豊穣の女神のロ-ブレベル35不壊と再生


と温度調節が付いて居た、階段を降りると当然コアが居た俺がコアに触れるとコアか


ら念話が来た、(マスター私を壊さないで)と言って来たので「そんな事はしない」


と言うと、(良かった。いい人そうで)俺がコアに「階層を増やして置こう」と言う


と、コアが(何層にしましょう)と言うので、「100層にするかい」と言うと(魔力が


足りません)「俺が補充する」と言うと(じゃ5000MP程下さい)と言った、俺が「渡


すが階層を増やす前に俺達を入り口に飛ばして欲しい、それと今ダンジョンに入つて


いる冒険者も全部外に出してからにして」と言うと、(分かりましたマスター)念話


が来た、俺がコアに魔力を流すと(OKですと言って来た)ので「先に俺とカタリナ


を外に飛ばして」と言い終わる前に外だった、その後ダンジョンからは冒険者が外に


出されてダンジョン揺れ出した、1分は続いた感じで皆がダンジョンが揺れたと大騒


ぎになった、俺は念話で「コアに上手く行ったまたな」と送ると、(又来て下さい待


って居ます)と送って来た、俺とカタリナがギルドに寄ると騒ぎが広がって居た、何


組の冒険者が外に出された事とダンジョンが揺れて階層が増えた事実が分かり、撫で


増えたか誰かが制覇したのか全く分からない様だった、俺は買取窓口に行くと「買い


取りをお願いします」と声を掛けると、年配のおじさんが来て何の買取だと言うので


「魔石です。それとコボルトの毛皮とです」蜘蛛が12個サソリが5個とハイオ-クが3


個とムカデが6個スケルトンが8個とコボルトに毛皮が2枚ですと出した、おじさんは


ちょっと待っててと言いながら奥の部屋に入った、暫くして出て来ると金の入った袋


を持って居たそして金貨138枚だと渡して来た、俺はそのままバッグに入れると又な


と言ってギルドを出て来た、その間もギルドには出入りする冒険者が多くて大変そう


だった、俺とカタリナはここにはもう用が無いし次の町に行こうか、と言いながら馬


車を引き取りに宿に来た其処で俺達は今日は旅に出るので、宿は今日までにして呉れ


と言うと分った丁度今日までだった、馬車の所まで行くとヒカリが待って居た「ヒカ


リお待たせ行こうか」と言うと、ヒカリが(退屈だった。死ぬかと思った)と吠えて


居たが世間の人には多分ひひひ―んと聞こえた筈です。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る