第11話 自分のこれからを決めたい。
俺はダンジョンの20層から一旦帰って来て居た、2日か3日休む積りだこの町に偶然
に来た当時自分を思い出せずにいたが、何とか生き残りレベルが上がると徐々に思い
出して来た自分がいた、俺は元の世界では暴走族をしていてマッポに何時も追いかけ
られていたが、今思い出すとここでは俺を追い回す奴は居ないし自由なんだが、頭が
覚醒すると共にこれからどうすれば良いのか悩みの種に成って来た、多分帰る事は叶
わないと思うトラックに突っ込んだ時点で死んでるし、この世界を天国にするのも地
獄に成るのも自分次第だと思う。俺は天国にしたいそれには真面目に冒険者として働
き金お貯めるやはりそれしか無いか、幸い異世界人特典が付いて居るのを利用して行
きダンジョンで儲ける事にするしか無い、今の所はそれしか無い様で其処に向かう事
にした。
2日3日休む積りだがこの前の20層の所で聞いたオ-ガジェネラルが出た事の続報が
聞きたいのでギルドに来て見た、ここで親しくしてくれるのはマロンドさんだけなの
で買取窓口に行くとマロンドさんがいた、俺が「マロンドさんこんにちは」と挨拶を
すると、「おお、こんにちは、今日は如何した潜らないのか?」と言ったので、「こ
の前のオ-ガジェネラルが出た話どうなりました?」と聞くと、「ああ、あれか倒さ
れたよBランクチ-ムに」と言いながら、「1匹だったからなそんなに手こずらずにや
っけたそうだ」と言った、俺は「そうですか、それは良かった気に成って居たんで
す」と言うと、「そうだよな!あんなのが居ると分って居るのに無理する奴は居ない
よきっと」と言うので、俺は「そうですよ無理しなくてよかった」と言ってその場を
離れた、それで宿に帰てきて部屋で俺は食べる物にも余り興味が無く、服や装備にも
必要以上に興味が無いし休んで居ると余計に疲れる気がして来た、明日はダンジョン
に行くかと言う気になって来るとそうした方が良い様に思い、もう一度町に出て食料
を仕入れに来た、パンを多い目に買い焼き串も多く買い肉屋で干し肉を此れも多い目
に買いカバンに入れた、このかばんは直接イベントリ-に繋がって居て収納する時に
は便利に利用して居た、後は果物も買い足して此れだけ有れば10日か14日位持つだろ
うと思ったが、まだオ-クの肉は鱈腹有るので出来るだけ食べる様にしたい、可成り
の量を買い収納したので宿に帰りその日は休んだ、次の日に取り敢えずギルド
に寄り変わった情報は無いかと確認してダンジョンに向かった、もう直ぐ9時に成る
時間だ可成りのチ-ムが既に潜って行ってる筈で、俺はソロなので目立ちたくない一
番最後位に来たのだが俺の思惑道理最後の冒険者だった、入り口に行くと係りが「兄
ちゃんソロかいな何層に行くんだい」と言って来たので、俺が「これから20層に入
る」と言うと、その係りが「マジか、ソロで20層はきついで」と言って、「頑張れよ
応援してやるからな。俺はトマて言うんだ何からったら力に成る」と言って呉れた、
俺はちょっと嬉しかったが手を挙げて置き20層にきた、其処には1組がまだ残って居
たが俺が来た時に降りて行った姿を見ると5人のチ-ムの様だった、俺も直ぐに降り
て行くとそこは今迄と違い草原だった、ここにはこの前にオーガジェネラルが居たん
か?と思いながら進んで行くと来たのが20匹程の狼だった、この狼は低層で見た狼よ
り二回りほど大きくて頑丈そうだ、鑑定するとマダラウルフレベル17の魔物で風魔法
に耐性が有った、俺はサンダ-ボルトで痺れ差す作戦にした、サンダ-ボルトを撃つ
とマダラウルフは雷に痺れて動けないしそのまま死んだ個体も居る様だった、全て止
めを刺すとピロンが1回あり其処に毛皮が1つ落ちて居た、それを収納して前進して
30分余りたったころに蟻に囲まれた、俺は素早く土魔法で5m程の塔を作り出してそ
の上に乗った、それで蟻を鑑定するとマダラアント噛みつきとギ酸飛ばしで胴体部は
硬い、つなぎ目が弱点と成って居たが俺はこの高さではギ酸攻撃が周囲から来たら防
げないと思い壁を付けた、ざっと見た所70匹~80匹は居そうでレベルは16だった俺は
初めての事を試みた、風魔法と水魔法を合わせて氷魔法を作り出した、それを放つと
吹雪の様に成りブリザードストライクと名付けた、塔からブリザードストライク
を周囲に放つと見る見る撃ちに雪景色の様に成った、蟻は体が凍り付き動けなく成っ
て居た温度が一気に25度は下がったせいだ、俺は塔から飛び降りて蟻に止めを刺して
行った途中にピロンが1回あり今日2回目だった、蟻は全部で80匹有り魔石は回収して
又進みだした、3km程進んだ辺りに魔力の反応が多数あったので慎重に行くと、オー
クの村の様でサーチの反応では100匹程が住でいる様で、何匹かは上位種が居るのか
魔力の大きめの魔物が3体居た、俺は隠れて近づきサンダ-ボルトを放ってオークた
ちを痺れさせた、倒れて居たオ-クに止めを刺しつつ中央に行くとオ-クキングが立
って居た、十文字切りを飛ばしキングに深手の傷を付けて止めを刺した、ピロンと鳴
り他のオ-クの止めを刺して回った2体のハイオ-クに止めを刺すと又ピロンが鳴っ
た、其処から500m程の所に階段が有り降りると22層の草原だった、結局30層までに6
日掛り途中にピロンが4回あり魔物はオ-ガ16匹オーガジェネラルが2匹トロ-ル1匹
オ-ク20匹オ-クキング1匹ハイオ-ク3匹オ-クジェネラル3匹の魔物を倒して来
た、30層のボス部屋の前で又1泊したので結局は7日の探索になった、次の日ボス部屋
に入るとオーガキングだった、鑑定するとオーガキングはレベルが50あり俺よりちょ
っと高い俺は今増えて48だったと思うので、右手には突起の付いたこん棒を持ち見る
からに重そうだし火魔法に耐性が有って火魔法も使える様だ、俺はまだ入ったとこ
なので敵認定がされて無い様で俺がレベル2の差をどうして埋めるか考えて居た、俺
は時空魔法で転移が出来ないか遣って見る事にした、転移はまだ成功して居ないが頭
では考えて居た魔法で物にしたい魔法だった、これを何処で使うかが問題だがその時
成功するかも問題だった、俺は腹を決め対決する事にして10m程前進した、するとオ
-ガが構えを取ったので俺が十文字切りを飛ばすと、あのデカいこん棒で弾き避けら
れたが連続で攻撃して行った、次にサンダ-ボルトをを打つと痺れた様だが普通に立
って居たので雷にも強い様だった、影縛りの魔法を発動したこれは効果が有っても2
~3秒の縛り付けが出来るだけだが効果が有った、影に縛られた様に見た俺は瞬時に
前進間合いを詰め剣を一閃した、剣は体を掠める様に入り傷を付け血が流れたがオー
ガキングが魔法を唱えて傷を治した、俺はまさかの光景を目にしたが今は其処じゃ無
いと次の攻撃を仕掛けた、とに角先手先手と攻撃する事に注力して行ったのでウィン
ドカッタ-10連を出した、風の刃はオ-ガキングの所処を傷つけたが傷は浅い様でキ
ングは気にもして居なかった、傷は直ぐにふさがり元に戻っていったのでウォーター
カッタ-を放った、これは元の世界で水圧を利用した石をも切るのを見た事が有った
ので再現してみた、オ-ガキングは水の魔法を舐めていた様に避けなかったするとキ
ングの左腕を1本飛ばした所でキングがこん棒で防御した、そして又腕を生やす為の
魔法が唱えられた、俺はここだと思い転移に掛けて発動したすると見事に転移してオ
-ガキングの後ろを取った、剣に魔力を纏い全力の一撃を放つとオ-ガキングの首が
落ちた瞬間にピロンが3回鳴った。
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