第5話 レベルを上げる!


 俺は今日もゴブリン討伐を受けて居た、数匹倒したがレベルが上がらなかったしす


こし焦りが有った、徐々に記憶も戻り既にこの世界に骨を埋める気持ちになって居た


がもっといい暮らしが出来る筈だと考えて終い、レベルが低いからだと考える様に成


って居た、俺は林の奥に行くなと受付で言われたが行って見る事にした、俺の今のレ


ベルが有れば何とかなるだろうと思いながら奥地に入って行った、サーチには特に魔


物は反応が無い様だし1時間ほど歩いた時にサーチに反応が有った、反応が有った方


に慎重に進みサーチも確認して居た、50m程前方にオ-クが3匹歩いて居てそのオ-


クはどうやら巣に帰るみたいで付いて居くとやはりオークの巣があった、暫く観察し


て居たがオークの中には明らかに上位種と思う魔力の大きい個体も居た、俺はそこで


考えこの巣を全滅させるようなことが出来たら可成りのレベルアップに成るだろう


と、しかし逆に遣られたら目も当てられないそんな事を考えながら先ずは見張りを


している2匹を倒す事にした、出来るだけ自分の気配を消しながら近づきバインドで


拘束して剣で突き刺した、その時にピロンと音がしたのでレベルが上がった事が分か


ったこの調子だ、そして考え出したのがサンダ-ボルトだった、俺の考えではこの魔


法は地を這うように相手に届き痺れ刺す魔法だった、とに角これで遣って見る事にし


て魔法を放つと雷が辺り一面に地面から吹きあがりだした、俺はこれは成功だと確信


してその時にはピロンと2回鳴って居た、サンダ-ボルトですでに倒したオ-クが居


る様で魔法の効果が無く成るのを待って、オ-クの巣に入るとそこら中にオ-クが倒


れて居た、その様子を見るとサンダ-レインより効果が上だと考えて居たが正解の様


だ、中にはまだ動いて居るのが居たので剣で突き刺して止めを刺しながら、行くと


10回はピロンと鳴ったと感じて居たが、オークが1匹起き上がり此方に向かって


来た、こいつがボスかと思いながらファイア-ランスを打つとそのオークに刺さり倒


れピロンと鳴った、これで全部倒したのを確信したので魔石収集魔法を発動するとオ


ークの魔石が106個集まりオークジェネラルが1個とオ-クマジシャンとオ-クファイ


ターが各1個の合計109個有った、そしてオ-クは全部収納して置いて自分を鑑定し


た、


 

     ☆ ユウタ(転生者)  男 17才  レベル29


 HP  550

 MP  550


スキル  ・全魔法属性  ・剣術  ・鑑定  ・イベントリ-特


エクストラスキル ・創造魔法  ・状態異常無効


火魔法  レベル5 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス 

          ・ファイア-シ-ルド・ファイア-ウォール

          ・火炎弾 


水魔法  レベル5 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターシ-ルド

          ・ウォーターカッタ-・水圧縮弾

          ・ヒール ・ハイヒ-ル


風魔法  レベル5 ・空気圧縮 ・ウィンドカタ-

          ・ウィンドシールド・衝撃波

          ・竜巻


土魔法  レベル5 ・スピア ・アースバインド・落とし穴

          ・壁作成 ・トンネル作成


光魔法  レベル3 ・ヒール ・ライト・ハイヒ-ル ・キュア


無魔法  レベル6 ・魔力操作 ・魔力循環 ・肉体強化

          ・視力強化 ・魔力纏い・肉体保護


創造魔法 レベル6 ・スキルポイント倍増(常時発動)

          ・魔石収集魔法 ・サンダ-ボルト

          ・魔物解体 ・壁強化


雷魔法  レベル4 ・サンダ- ・サンダ-レイン

          ・サンダ-ボルト ・雷神


剣術   レベル5 ・受け流し・スラッシュ・払い切り ・十文字切り


サ-チ  レベル8 ・近くに居る魔物が分かる半径3km 


鑑定   レベル9 ・鑑定出来る(自分より高レベルは出来ない事も有る)



 そしてアゴランに帰りギルドで買い取り窓口にゴブリンの魔石を10個出した、する


とマロンドさんが俺に「この魔石は如何した」と言うので、「薬草を取りに行くと現


れたので倒した」と言うと、「一度に10匹も倒したのか?」と聞いたので、「5匹づ


つだった」と言うと、「そうか危ない事はするな命あっての冒険者だ」と言った、そ


して薬草も10束出すと受け取り用紙をくれた、それを受付に渡すと銀貨33枚を渡され


たので、受付嬢に聞いて見た「この町には図書館て有りました?」と聞くと、「有り


ますよ領主館の近くに成りますが」と言った、領主館はここから可成り離れて居たの


を思い出した、この町は辺境にある町で土地は余って居るし可成り広い町らしい、


人口はかなり多くて8万人程が住んで居るそうで冒険者が多いのは町の中にダンジョ


ンが有るからだ、ここは城塞都市兼ダンジョン都市でもあり町の外壁の長さは30km


も有るそうだ、その中にダンジョンの壁が又有るので魔物は漏れない様でここ100年


は魔物が漏れた事は無いそうだ、昔壁が低い時に何度か漏れた記録が有るそうだが今


の壁に成ってから無くなったそうだ、俺は明日1日休み防具と図書館に行って見る事


にまだこの世界の知らない事が多すぎる、ギルドを出て宿に帰るとミライラさんが居


たので3日分のお金お渡した、銀貨21枚渡して宿は確保したので有り金全部つぎ込ん


でも良い防具を買いたいと思って居た、俺は最近気が付いたのだが俺のイベントリ-


に入れた物は時間が停止する様で腐らない事に気が付いた、入れた時のままの状態が


続く様で温かい物は温かく冷たい物は冷たいままだった、その事に気が付き又別の事


にも気が付いたそう幾ら入れても大丈夫の様だった、どうなって居るのか知らんけど


不思議な入れ物だった、次の日俺はギルドには寄らずに領主館の方に歩いて図書館に


来ていた、入り口で金貨1枚の保証金と大銀貨1枚の入場料が要った保証金は何も無け


れば出る時に返して呉れるそうで安心した、あれが無くなれば防具を買いに行けなく


なるのでビビった、受付でこの世界の地図とか聞くと地図は無いそうで世界の歴史


とかは有った、それによるとここはイクランド王国のアゴランで辺境に有り王都はイ


クランで人口100万人の大都市らしい、この世界の2番目に大きな国で1番大きいのが


アトルバス帝国で3番目がルクトバス王国らしい、他に小国は幾つも有る様だが大き


いのがこの3国でもう一つ東の方にウコルシナ連合国と言うのが有るそうだが遠く離


れて居て交流は無いそうだ、お金の単位がタラバと言うらしいがこの世界共通の通貨


で誰もタラバとは呼ばないそうで、普通に銅貨・銀貨・大銀貨・金貨・大金貨・白金


貨・紅貨と有るそうで、


 鉄貨---10枚で銅貨1枚    鉄貨---10円

 銅貨---10枚で銀貨1枚    銅貨---100円

 銀貨---10枚で大銀貨1枚   銀貨---1000円

大銀貨---10枚で金貨1枚   大銀貨---10.000円  

 金貨---100枚で白金貨1枚   金貨---10万円

白金貨---100枚で紅貨1枚   白金貨---1000万円

                 紅貨---10億円

  


 お金の単位と呼び名はこう成って居たがタラバと呼ばれるのは銅貨からの様だ、鉄


貨は正式な通貨では無くて国ごとに作り出したお金で、便宜上に作り出された様で国


によっては使えない所も有るので注意が必要らしい、他に面白い本が無いか探して居


ると錬金術と言うのが有り興味を惹かれたので読んで見た、これは必ず習得したい技


術だと思ったので本を読み研究する事にした、図書館を出て防具屋を探すが見つから


ずに冒険者ギルド迄来てしまった、買取窓口でマロンドさんにゴブリンの魔石を10と


オークの魔石2個渡した、するとマロンドさんが「オ-クも倒したのか」と聞いて来


たので、「はい、偶然にも単体で居たので倒せました」と言うと、分かったと言って


紙を呉れた、俺はマロンドさんに「防具を揃えたいので防具屋を紹介して欲しい」と


言うと地図を書いて呉れた、その前に受付に貰った買取の紙を渡すと受付嬢からタグ


を出して欲しいと言われ渡すと、暫くしてから大銀貨5枚とDランクに成ったタグを渡


して呉れた、俺はこれでやっとダンジョンに入れると思うと嬉しくなった、浮かれる


気分でマロンドさんに貰った地図を頼りに防具屋に着いた。


 

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