孤独は怖いし家族も怖い。人生は、怖い。

──『もうダメなんだ。

   引きこもりに慣れてしまうと、

   これ以上の生活はないって気が付いてしまうんだ』──

☆☆☆


 2024年3月26日(火)。13時30分。


 こんにちは。井上和音です。


 親近者がコロナになってから態度が一変しました。何事も自分優先に考えるようになり、言ったこともちぐはぐでよく分からなくなりました。「買い出しに行く」といきなり言い始めました。外に出て買い出しに行くのだろうと思って、部屋にいると、すぐに玄関が開く音がしました。何か忘れものでもあるのかな。とりあえずはお昼でも食べようかとダイニングに降りてみると、なぜか昼食を採っていました。どちらもコロナなので別に一緒に食べても何の問題もないと考えて、自分も昼ごはんを食べようとしたら「15分待て」と言われて追い出されてしまいました。


 文字にしてみたら、私は何も悪くない感じがするのですが。


 相手に余裕が無いのは分かりますが、なんとなくふと思ったのが、相手に余裕がないときの本来の姿を見た感じがしたので、要するに更に年配になった時、自分に余裕がないときに、「相手が自分の思い通りに動くのが当たり前だ」みたいな発想で、老後を過ごしてしまいそうで怖くなってきました。


 人生って地獄だね。孤独はもっと地獄だから気を付けたほうがいいよ。


 こんにちは。井上和音です。


 明日から出勤の予定なのですが、喉の痛みが止まりません。病院に行って2週間分の喉の治療薬を貰いましたが、果たして。


 コロナとか特別な病気だと分かると、なぜか財布の紐が緩んでもなんとも思わなくなるのはなぜでしょうかね。


 明日から復帰なわけですが、心配事しかありません。喉は痛いし、咳も止まらないし。年次休暇を四日分使ってしまったわけです。なのでこれ以上に何かしらの大病にでも罹ったらおしまいな人生が待っています。


 あともう一つ思ったのが、働かないというのはこれほど楽なことなのかと驚いたことです。あと一ヶ月くらい休んでもいいですね。わざわざ電車に乗って、アルバイトないしはパートタイマーでいることはコスパ的にはとても悪いのかなと思ってしまいます。無理して働いたところで一日5000円程度しか貰えないわけでして。障害年金を貰っているので甘い考えしか湧きませんが、障害年金を貰うほどの統合失調症患者が働く意味って何なのだろうかと思ってしまいます。幻聴で「殴るぞ」とか聞こえてきます。親近者のことがよっぽど怖いみたいですね。親近者は私の全てを握っているような気がしますので、例えばここが中国とかだったら、国が私にブログを書くのを辞めさせようとするときには、警察から親近者に電話一本来るわけです。中国の反政府デモを取り締まる際には、その親に「貴方の子どもが国に反抗しているので止めてもらえるよう忠告してくれませんか」の一言で、その人の発言の自由などを奪うわけです。中国って怖いですね。


 日本も同じか。親の権力が強すぎる。しかしながら親がいなくて孤独に生きていけるかと言われればそんなことはない。街角ピアノニューヨークに出ていた、無職の男性のピアノの放送がありましたが、孤独な人生に恐怖を感じているようなインタビューでした。何かに怯えているかのような目線。声。人生がhardだと言っていた。


 結局、人生ってその人の産まれた場所と、家族で決まるのではないかと思ってしまいます。人間、一人一人大して能力も変わらないでしょう。「自分の人生は自分で決める!」とアニメとかでありそうな人生を送れている人は非常に恵まれている自覚を持ってくださいね。うつ病や統合失調症になった人が「親のせいでうつ病になった」とか、親のことを恨んでいる人が多いことをよく目にします。私の場合は、親には嫌いなところもありますが、感謝の面のほうが大きいです。一人で生きていたら貯金も出来ていなかっただろうし、仕事も続いていなかったでしょう。今、この瞬間に親近者が居なかったら「無職はこんなにも楽なのか。私には働くのは無理だ」と考えて、三月いっぱいでの辞職を考えていた可能性も非常に高いです。


 働いている時間があったら勉強をしておいたほうがいいとか、まだ学生時代のようなことを考えている私ですから。


 コロナ静養期間に通院を除いたら時間は大量にあったはずなのに、HSKのテキストを音声1.5倍速でラジオのように聴くことくらいしか出来ていません。要は、私は安定した人生を送ることも出来ないし、才能もない。拾ってくれる誰かもいない。いや、拾ってくれた職場先があるので感謝しかありませんが、ただ座ったり立ったりするだけできついと感じる日々は変わりはありません。


 何も変わらない毎日をただ淡々と過ごしている、ただそれだけでしょうか。親がいなくなれば荒廃すること間違いなしだと思っています。

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