「卒業できない」に縁がありすぎる俺の話
しゃけ式
卒業にも色々あるよね
しゃけ式と申します。高校の友達の鬼電(結婚報告)をマルチの勧誘と勘違いして一週間無視していた二十四歳です。
最近は厚着をしても震えていた夜が温かくなりましたね。気付けば三月も半ばです。この時期になると青春時代の卒業式なんかを思い出してしんみりする人もいるんじゃないでしょうか。
自分は小学生の卒業式でみんなで号泣したことを思い出します。担任がめちゃくちゃ熱い方で、クラス仲も良くかなり恵まれていたんじゃないかなと大人になった今でもふと思い返します。それはともかく童貞も卒業って言いますよね? つまり童貞卒業の瞬間は童貞卒業式だと思うんですよ俺。
男性の皆さんは自分の童貞卒業式のことを覚えていますか? あっ童貞の諸君はすまん!w 配慮足りんかったわ!w
まあかくいう自分も長いこと童貞キャラとしてクソ弄られてたんですけどね。心の中では美味しいと思いつつたまにガチでコイツぶっ〇してやろうかなとか思ってました。上手く弄ってくれる分には良いけど聞いてもねぇアドバイスはやめろ(過激派)
そんな自分ですが、実は童貞卒業式は二回行っております。一応言っておきますが後ろのアナとか尿道カテーテルとかじゃないですよ?
挿〇させていただく際に一度邪魔が入ったことがあるというだけです。〇入だけにね。
当時高校二年生だった自分は後輩の子と委員会を抜け出して乳繰りあってまして。それが別棟三階の男子トイレだったんですが、別棟の一階には旧体育館があるんですよね。そこでは毎日バスケ部が練習していて、一斉に休憩を入れるのでトイレに行く輩が各階に分散するんですよ。個室で乳繰りあっていたためそいつらが入ってきてからは息を殺して立ち去るのを待っていたのですが、まあそりゃ息子は落ち込みますよね。てか空気もぶっ壊れましたし。あと余談ですがその子は俺の友達と付き合っていたらしく一ヶ月後に修羅場が発生しました。ワロタ!(血涙)
閑話休題。その後も良い感じに乳繰りあうまでは有難いことに何度も機会に恵まれました。おかげで本番に至るまではスムーズに迎えるようになったのですが、如何せん何故か最後まで辿り着けない。Huh?(猫ミーム感)
ただそれもついに終焉の刻。そういう空気になると、自分はドヤ顔でホックを片手で外したり自分を一次創作に誘ってくださった方が放った「えっ〇は女の子が主人公」という金言を胸に女の子ファーストでそれはもう頑張りました。
以下は卒業直前の会話から抜粋します。
自分「そ、そろそろつけるかゴム。……っと、確かカバンのどっかに……あっこれや。……っし、よしよし。い、いきます。……ここ……か……?」
相手「ふっw さっきまで凄い手慣れてたのに……w」
だって知らないんだもん!!!!! そこまでしかしたことないんだもん!!!!! それでも最後は卒業できたもん!!!!!(クソデカ大声)
あと卒業言えば大学も留年しています(デデドン
何なら学期で言うと四回、つまり二年まるまる留年しています(デデドン
──いや、していましたというべきですね。
成績発表当日、単位の確認が嫌すぎて十四時間寝続けていたんですが、その日に夢を見ました。
夢の中の俺は残り二十単位(多すぎるとかは一旦置いといてください)を無事に取り切っていました。ただよく見ると獲得単位数が二十一と何故か奇数になっていまして。
あ、俺を卒業させようとしてくれてる心優しい教授が科目を追加してくれたんかな、と確認してみると単位名には「Dark(一単位)」と「きのみ(二単位)」。そこで目が覚めて絶望しました。何やねんDarkときのみて。
起きた自分は絶望しながら半ば自暴自棄に成績を確認しました。流石に勉強は過去一しましたが二留かました自分のことなんざミリも信用できませんでした。
ただそこにあったのはなんと「卒業確定(学士試験合格)」の一文。Darkときのみの単位はありませんでしたがともかく卒業が確定しました!!!!! それでも一科目落としていたのでガチでクソギリギリでしたけれども!!!!!
ということで、初見の方は何やコイツ頭悪いやつがおるもんやなと思っていただければ、また知り合いの方で読んでくださった方がおられたらここで報告させていただきます。
最後に。本エッセイ中に語った高校時代の童貞卒業式に関して、キャラ付けなどである程度脚色していますが大昔に某なろうというかノクターン的なサイトでしゃけ式名義で公開しています。あの話では扱えるキャラ数の問題でトイレに入ってきたバスケ部員は二人にしていますが、実際は足音で判別するに二十人くらいいました。普通に怖かったです。
またいるかはわかりませんが、現在進行形で留年している同士や留年しそうな方は一応一人は成功例が居るということだけでも知っておいてください。大失敗の上でのギリ成功なので総合的にはアレですけどね。
以上で現状報告を兼ねたエッセイを締め括らせていただきます。
「卒業できない」に縁がありすぎる俺の話 しゃけ式 @sa1m0n
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