第45話 おいおい、その気はない!!!!


クルズに会議で起こった事を説明をされ

ジークは頭を抱えていた


「もう、何が何だかわからないよ!!」

ジークは叫んだ。


後から来たルミエラとアリアは

今の状態に苦笑いを浮かべていた。


「ジーク、ひとまずお主の目的は

達成できたではないか。」

クスクス笑うルミエラ


「クルズさんたちには説明したの?」

ジークがルミエラに質問するが


「我ら一同、ジーク様に一生使える所存です。

孫、ひ孫の世代までお任せください。」

クルズが発言をしてまた頭を下げる。


「エリー、僕何だか疲れちゃった。

今日はもう寝ていいかな?」

ジークはパンク状態になり

いそいそとベットに戻る。


「ジーク、もう少し頑張って。ね?」

優しく諭されベットから離れるジーク


「ひとまず、顔を上げてください。

僕は王になる気なんてありませんし。

そんな意味があったなんて知りませんでした。

協力はうれしいのですが。

もし、王になってくれとか

そう言ったものがあるのであれば

応えるのは難しいと思います。」

ジークの考えを話す。


今回ここに来たのは

ルミエラの提案あってのことだ

協力してくれるに越したことはないが

それを皮切りに

話が大きくなることを考えたジークだったが。


「そのようなことはございません。

お傍に使えさせていただければ

それだけでよろしいのです。

ルミエラ様からのお話も

伺っております。

是非とも我らにやらせていただきたい。」

エルフの集団を代表して

クルズが話す。


「本当に大丈夫ですよね??

エルフの方々には僕を認められない方たちも

いると思うので、穏便に済ませたいんです。」

困り顔をしながらクルズへ問う


「もちろんです。安心してください。

ここにいる者たちは

皆、ジークフリード様を一目見た時から

信頼に値する人物と思っております。」


ジークは疑問を浮かべていた。。

特に何かした覚えはない

なぜなのか。


「ここにいる者たちは他のものに比べ

精霊たちを深く知覚できる者たちだ。」

アリアがジークとクルズの会話に入る。


「それと、僕が信頼される理由は

つながっているの?」

ジークはアリアに質問する。


「それはそうだ。精霊は悪しき者にはつかない。

精霊が楽しそうに周りに居るということは

我らの間では信頼に値する。」

アリアは真面目な顔でジークを見る。


エルフ、精霊

既にジークの記憶にはない

この場所、エインダーデすら

ゲームでは出てこなかった。


「クルズさん達の協力はうれしいです。

是非、よろしくお願いします。」

ジークはエルフの皆に

頭を下げた。


「こちらこそ。よろしく頼みます。」

クルズ達も頭を下げた。


「ところで、ルミエラ達は

どれくらい滞在するのだ?」

アリアがルミエラに向かって

質問をする。


「ジークは学園の試験があるからな。

大体五か月ほどだ。」

ルミエラが答える。


「そうか、まずは

神戯の狭間に向かうのだな?

その後はどうする?」

アリアがジークに質問する。


「あんまり考えていないですね、、。」

困った顔をするジーク達だが。


「私が修行をつける。

ジーク、ジェイド、エリス

覚悟しておけ。」

ニヤニヤと笑っているルミエラ


「え?!ルミエラ様が?!

だ、大丈夫でしょうか、、、。」

クルズが心配そうな顔をする。


「ジークは付きっきりだ。

ジェイドとエリスには

縁のあるものをつけよう。」

クルズの返答にこたえることなく

話を進めていくルミエラだった。


ジークが頭を抱えているのは

猫ミームの猫ちゃんを

想像していただければ幸いです。

皆さん猫ミーム知られてますか?

筆者は可愛くて気づいたら結構見ちゃってます。


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