第3話 小学五、六年の暴力教師
小学、三、四年生の時はとても仲の良い友達ができて、充実していました。
友達がいるって素晴らしいです。
二年ごとのクラス替えがありましたが、三年生の時の先生が産休に入り、四年生の時の代理の担任(女性)がとてもいい先生で比較的クラスがまとまっていました。
でも五年生になって友達とはクラスがかなり離れてしまい、交流がなくなってしまいました。一人仲のいい子ができました。
五年生のクラス、他から赴任してきたのですが、ものすごい暴力教師(男性)でした。
男子が反抗的な態度をとると、有無を言わさず胸倉をつかんで引きずり廊下に放り出す。
が日常茶飯事。平成初期です。ある意味恐怖政治でした。
男子は抵抗虚しく泣きます。
暴力教師は
「そんなんで世の中渡っていけるのか」
が口癖でした。暴力は多分男子だけでしたが、クラスが崩壊し始めます。
まず男子は私の隣の席にいた一人の男子をいじめるようになりました。
それはすさまじいいじめでした。
仲裁したり励ましたりしても、効果はありません。
クラスは荒れに荒れていきます。
そして五年生の終わりごろ、うっかり仲のよかった女の子に、姉に対するスルースキルを自動発動してしまい、シカトしてしまったのです。
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