第25話 湯治

北条を臣下にした俺は、温泉で疲れを癒す。


あらかじめ北条には


「僕の臣下だとは軽々しく言わないように」


と釘を刺している。情報漏洩はないようにしなければ...


僕はちゃんと、直義様に


「北条を我が傘下に引き入れたく存じます」


と話し、許可をいただいているので直義様に離反を疑われる心配はない。


それにしても、伊豆は良い湯だな...ここに住みたい。


直義様に相談しようと決めた和音だった。

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