第2話 孫次郎くんとの出会い
その若者は僕に気付き、
「誰だお前!」
とその10代前後の若い男は言う。
「僕は辻堂和音だ。」
と答える。
「辻堂?足利一門ではないな?我は斯波孫二郎也。」
と名前を言ってくれた。孫二郎くんか。
「直義様のところへ連れて行け!」
と孫二郎が言うと近くにいたごっつい人が
「はっ!」
と叫び僕は担がれて連れて行かれた。
「着きましたぞ、辻堂殿。ここにて座ってお待ちください」
担いてきたごっつい人が僕に告げる。
「よく来たな、辻堂とやら、儂は足利直義也。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます