第一章 南北朝時代の前兆

第1話 光の柱

出来事は修学旅行中に起きた。


「なーなー、どこ行く!?」


と親友の轍が話しかけてきた。


「鶴岡八幡宮行く?」


「いいね!」


かくして鶴岡八幡宮に行くことが決定した。


と、その時、


ピカァァァァァァァァァァァァァと光の柱が視界に見えた。


鶴岡八幡宮の方角から見えているみたいだ。


そして、意図せずに体が勝手に光の柱の方へ動かされていく。



「ここはどこ?」


ここは、鶴岡八幡宮?にしては老朽化とかしてなくて結構キレイだなぁ。


「急げ!急いで鎌倉から逃げないと北条軍がやってくるぞ!」


10代くらいの男性がそう発した、えっ、ここってもしかして...

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