第3話 迷路のダンジョン

ドラゴンでも移動できないレーザーがあったので、そこは降りて移動する。

緊張気味だが、になるから

歩いていると、機械のモンスターがわんさかいた。

こればっかりは避けたいが、どうしても道筋はその先だ。

トラップに気をつけながら戦闘することになった。

軽く俺は腕が触れたが切れるということはなく、焼けるだけだった。

ちょっと痛いどころじゃないが、激痛だ。

回復してもらい、トラップ解体を優先的に行うことに。

レーザー装置を全破壊し終わるまでに夜になってしまったため、一旦距離を取って休む事にした。

どうやらこの機械たちは、ようだ。

野宿は初めてだったが、案内人たちの力で過ごせるだけはある。


その日の夜が更けてきた頃。

焚き火をつけていたのに、一匹のロボットが近寄ってきていた事に気が付かず寝ていた。

「うわっ!」

「お、大声出さないで……」

「え? あ?」

「僕たち、人間を敵視しているわけじゃなかったんだけど、装置修理は楽だったよ」

やっぱり機械は機械に強いようだ。

「あの、この石拾ってきたんだけど……」

触れると光を発した。

【まずい問題になった。先の街が、魔物たちの襲撃にあった】

時間を許さない状況の可能性が出てきたため、じっと情報を聞くことにした。

【街は半壊したが、まだ立ちなおすつもりのようだ。そこはともかく、魔物たちは感づいたようだ。

「そのまま3つ目に行こう。機械」

じっと見ていた機械に言う。

「確か、噂ではこの先に進むと迷路の迷宮があるから、そこに石があるかもしれない。でも、魔物がわんさかいる情報もあるから気をつけて」

「ありがとう。機械たち、ごめんな」

「大丈夫。勘違いする冒険者はいるからね」

その後火を消して移動する準備する。

石を回収し、その後移動を開始する。

たしかに迷宮のダンジョンが見えてきたのは朝日が昇ってきてからだ。

眠気すらないのは異常か、と思いながら、迷路を探索することに。

迷子になりながらも、迷路をモンスター倒しながら移動していくこと数分。

「な、長い」

「疲れていないかい?」

「大丈夫じゃない、疲れた。レンは?」

「ムウニテル、まだ大丈夫だ」

にしても違和感がある。

元レーサーとはいえ、レン、迷路攻略を知ってるのか、覚えがいい。

それでも長い。

宝箱もあったりするが、調べてから開けている。

ミミックの時は総攻撃だが。

ポーションとか薬草とかあるから回復薬はありがたい。

マジックポーションも本当にありがたい。

魔力回復はホント肝だ。

魔力切れすると生命が消えると聞いてた事はある。

それを見てしまったことはあるからな。

なぜなら……仲間の一人が魔力切れで命を落としたからな。

案内人も祈っていた。

レンと俺も願った。

天国で過ごしてくれることを。

でも、ここ最近冒険しててもわかるが、レンに意識が行く事がある。

不思議だな。

案内人が「あっ」と言ってたため振り向いたら足がなかった。

「ご、ごめんなさい……。もう半分以下なんです」

「す、すぐ手当を」

「いりません……」

「で、でも」

「勇者さん! 私らの分までお願いします!」

「分かった……! 必ず弔いに行くからな!」

そして案内人をおいて移動することになった。

つらいけど仕方ない。

因みに魔力は俺らはそんなに減ってない。

ドラゴンのセリカもだ。

そのまま移動し、頑張ろうと思った。

敵が多いがそれでも苦戦とは行かず楽に倒せている。

強いんだろうな。

爆発する音がして、ただ悔やんだ。

きっと天国で過ごしてくれると願うしかない。

迷路を抜けてから、祭壇の石に触れる。

【やはり、

「まさか……」

【しかし、4つ目はどこかにあるのはあるが、どこにあるかがわからん。誰かが持っているのはありそうだが、この先に国があるから、その国によって聞いてみるのがいいだろう】

「分かった」

石を受け取り、しまってから龍に乗って移動する。

国に到着したが、ボロボロだ。

スラムみたいな街だ。

あまりいたくない街だ。

とはいえ、聞いてみたが、誰も知らないと言っていた。

が、ある住民に聞いたら、ある情報を受け取れた。

それは、「国王が不穏な石を持っている」との情報だ。

しかし国王となるとさすがに、というところだ。

ギルドによって聞いても入れないとのことだ。

厳重だな。

「レン、どうする?」

「うーん……。勇者であることを明かしてもダメそうだしな」

「そうだな……」

「ムウニテル、君はどうだ?」

「案がない」

「そうか……」

しかし国王は一番の壁だ。

どうするか考えているうちに城の外観に行こうと言っておいて、見るだけ見に行った。

かなり豪華なお城で、裕福だと言っているようなものだった。

多分納税が厳しいんだろうなと思った。

俺、こういう城とかじゃなくてよかったと思った。

不安しかなかったが。

一応、どうするか見回っていこうと思ってるが、周りを見ても頑丈だ。

どうやって行くかは兵士も居ないし、分からない。

どうするんだと考えているうちに、別の場所に建物があった。

そこに兵士がいた。

そこの兵士に聞く事にした。

~ 続く ~

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る