硲ノ箱ハ生ルー3
忘れ去られた場所に存在し。
永い
その地に広がり続ける、
封じられた『記憶』
ささくれのような痛みが
広がり続けていた。
----------------------------------
触れると
見ると狂気が訪れる。
幻覚と現実の交錯。
歪んだ笑い声が聞こえる。
周囲に広がり、
人々を引きずり込む。
----------------------------------
闇の中で
新たな恐怖を生み続ける。
名も知らぬ
『
待ち続けている。
----------------------------------
アノ時
いたような気がする。
アレは誰だった?
思い出せない。
思い出そうとすると
痛みのささくれが
拡がって行くだけ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます