中学一年生。

 遂に、スマホをゲットした軍艦あびす(クソガキ)

 

 遂にカクヨム処女作にして絶望の黒歴史的問題作『歪ミノ咎学園』が生まれることとなる。

 

 

 発端は、学校内での抗争だった。

 私は中学一年の頃、どちらかというとオタクサイドに落ちていた訳だが、何故かあまりにも好戦的な内面を曝け出し、一部のグループと争っていた。あまりにも馬鹿馬鹿しい。

 原因がなんだったのか、まあどうせ、相手がオタクだ陰キャだと捲し立てた事だったと思う。

 

 小学六年の頃に、一番仲が良かった友人がいた。そいつはクラスどころか学校にも名が知れ渡るような問題児で、色んなところから関わってはいけないと言われるまでだったと思う。テスト中に答えを読み上げたり、水泳の授業後に全裸で校内を走り回ったりと、本当にやりたい放題をしていた。しかし、何故か私はその問題児とめちゃくちゃ仲が良かったのだ。修学旅行は同じ部屋だったし、何度も家に遊びに行かせてもらった。

 ただ、その問題児は謎に頭が良く、中学受験をしてどこかへ行ってしまった。故に、小学校では申し訳程度に暴れ回っていた私自身が一人になってしまったことで、環境が大きくズレて陰キャムーブを発動していたのだろう。

 中学に入った頃。問題の生徒が居なくなり、さらに、小学校当時にもう一人いた問題児も、随分と丸くなっていた。これによって、あまり目立たなかった中堅くらいの問題児(前述の抗争相手)がでしゃばり始めたのだ。

 そりゃまあ、今まで暴れてもそんなに日の目を浴びれなかった彼らが目立とうとするのは当然だろう。手当たり次第にいじめやすそうな奴らに高圧的な態度を取るのは仕方がなかったと思う。

 

 

 で、この糞長い前置きを踏まえて生み出されたのが『歪ミノ咎学園』である。当時執筆仲間(?)だったとある人物が一話の途中まで書いて投げ出したのを、私が百話近く書き上げた。伏線回収もそこそこ綺麗にできたんじゃないだろうか。

 まあ投げ出した本人は今は後輩の女漁ったり受験で死にかけたりしてるみたいだが。

 

 ちなみに、この某ネジに影響された作風は何作か書いていた。

 『狂ッタ児戯』『愛に生き愛に死す』という、厨二すぎるタイトルだった。尚、本文は一切残っていない。『愛に生き愛に死す』に関しては、キャラデザがノートに綴られていた。掘り返して吐きそうになった。

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