第14話 食へのこだわり
食へのこだわりはありますか?
無農薬、国産、手作り派、無添加食品、ベジタリアン、自給自足…、様々なこだわりを持つ人がいますね。
私は食べ物にこだわりは少ない方だと思っています。
普通にスーパーで売っている食材を購入し、コンビニも利用します。近所の農家さんの無人販売の野菜を買うこともあります。
お取り寄せはあまりしないし、流行を追って、何時間も行列に並ぶこともないです。
以前、働いていたキリスト教系の病院が菜食主義でした。職員食堂と入院食は完全菜食で、お肉の代用の大豆ミートで作られたハムやソーセージ、ハンバーグ、ミートボールなど、見た目では区別がつかないくらいでした。
(注:私もそうですが、信者でない職員も多くいるので、入信や菜食を強要されることはなかったです)
職場で忘年会や歓送迎会をする時には、菜食、アルコールやコーヒー、タバコなど嗜好品禁止という条件でお店を探すのに苦労した記憶があります。
好きな食べ物はたくさんあった方が楽しいし、食べられないものは少ない方がきっとラクですね。
「**だけダイエット!」「**が**に効く!」「**を食べてはいけない」等々、たくさんの情報が溢れています。
宗教上の理由、病気療養のため、アスリートの人達、アレルギーがある…などで食事に制限がある場合を除いて、あまり考えすぎず、ほどほどでいたいですね。
極端なことをしない限り、人の身体は元々うまくバランスがとれるように出来ているので、食事の度、内容に神経を尖らせなくても、きっと大丈夫です。
「これ、美味しいのに、何で食べないの?」
食べ物の好みは理屈ではないという気がします。
子供の頃、苦くて嫌いだったピーマンもいつもまにか食べられるようになっていて、今はゴーヤが好きなくらいなのが不思議です。
嫌いなものを克服させようと、無理強いするのはして欲しくないと思っています。
例えば、ピーマンを一生食べなくても生きていけるでしょうし、食べるものがピーマンしか存在しないという状況はまずないでしょう。ピーマンが食べられなかったら、他の物を食べれば済むことです。
(ピーマンを目の敵にしてるわけじゃないですよ)
嫌いな人がイヤイヤ食べるより、好きな人が美味しく食べた方が、良いと思うのです。
お互いの好みや考えを尊重すること、善かれと思っても相手に押し付けたり、自分を縛り過ぎることのないように。
ゆったりとした楽しい食事が続きますように。
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