第87話 皆殺し
「ねぇねぇ、私が精霊魔法を教えてあげようか?」
1匹のピクシーが腕を組みながらユウへと話しかけるが、口の周りが蜂蜜塗れで色々台なしだ。
「いらね。精霊魔法なら使える」
「ふん。どうせLV1~2ってとこでしょう? 私の精霊魔法はLV8よ!」
「えっ、あの子の精霊魔法って確か……LV3よね?」
「うん、ちょっと盛り過ぎよね」
周りのピクシーが本当のことを話し始めたために、みるみる顔が真っ赤になる。
「なんで言うのよ! 確かに少し盛ったわね。少しだけね!
さぁ、精霊魔法が使えるっていうのなら使ってみなさいよ」
「あ~、俺が精霊魔法を使うと面倒なことになるんだ」
ユウの言葉にピクシーたちがやっぱり嘘みたいねだの、人間が見栄はるからなどと騒ぎ出す。
「わ、私は精霊魔法が使えなくても、ユウさんは良い人だと思います!」
ユウは精霊魔法第1位階『ウォーターバレット』を展開する。見る間に水の精霊がユウの指先へ集まって来る。
「わっ。ユウさん、精霊魔法を使えるじゃないですか!」
「だから使えるって言っただろう。ただなぁ……」
水の精霊がさらに集まって来る。『ウォーターバレット』を放つには十分な数の水の精霊がすでに集まっているにもかかわらず、数は増えていく。
「ち、ちょっとどんだけ水の精霊集めるのよ」
「面倒なことになるって言っただろ? こいつら、人間の俺が見えるのに気づいてるみたいで、珍しがって必要以上に集まって来るんだよな」
水の精霊は指先だけではなくユウの身体のあちこちに集まり、ユウを物珍しそうに肩に乗ったり、顔に口付けなどをし始める。ユウの頭にしがみついていたピクシーが慌てて精霊を引き剥がし、追い払い始める。
ユウが『ウォーターバレット』を解除しても水の精霊は留まり。周りのピクシーたち総動員で追い払うとやっと帰って行く。
「嘘じゃないみたいね……。私ほどではないけど、それなりの精霊魔法の使い手みたいだわ」
最初にドヤ顔で精霊魔法を教えてあげると言っていたピクシーは、足をガクガクさせながらも態度は変えなかった。
ユウの頭にしがみついているピクシーは頬を膨らませて、わずかに残っている水の精霊を押し退けている。
「そういえばこの迷宮は名前とかあるのか?」
「私たちは『妖樹園の迷宮』と呼んでいます。いつからそう呼ばれていたのかは知りませんが、ず~っと昔からそう呼ばれているんですよ」
その後また来ることを約束させられて、やっと解放されたユウは14層へと進んで行く。
再度、付与魔法を更新し14層の魔物からスキルを奪っていく。グリーンスライムから『毒攻撃LV4』、マッドマンティスから『麻痺攻撃LV3』、ドラゴンフライから『敏捷強化LV1』、マーダービートルから『麻痺耐性LV3』『身体能力強化LV2』を奪う。
順調にスキルを奪いながら迷宮を進み、ユウが16層を進んでいると前方に人影が見える。人影の数は5つ、ユウがステータスを確認すると全身を分厚い筋肉で覆われている虎人がLV42で1番高く、小人がLV33、残り3名の人間はLV33~35だった。
向こうもユウに気づくと歩みを止める。ユウは気にせず通り過ぎようとするが、バスタードソードを肩に担いだ男が通せんぼをするように立ちはだかる。
「よう。挨拶もなしに通る気か? 俺はクラン『権能のリーフ』ゴムスってんだ。こっちの虎人は『鉄拳のエルダ』って言えばわかるだろう?」
「知らないな。用がないならどけよ」
ユウの言葉にゴムスのこめかみに青筋が浮かび上がる。
「ゴムス、落ち着け。坊主、そんな喧嘩腰になることはないだろう。坊主はユウって名前の冒険者じゃないのか?」
ユウは無言でエルダと呼ばれた虎人を見る。
「どうやら間違いないみたいだな。情報交換をしないか? 13層からはランク5の魔物も現れるわ、広大な迷宮に様々な罠で思うように攻略ができなくて困っていたんだ」
「明日になればギルドで情報が売り出される。それを買えばいいだろう」
ユウの言葉を聞くとエルダの口角が上がる。小人族の男は感心した表情でユウを見つめる。
「なるほど。坊主が俺たちより攻略が進んでいるのは間違いないみたいだな。俺たちはその情報が今欲しいんだよ。わかるだろう? 明日まで待ってちゃ他の奴らを出し抜くことができないからな。金貨5枚でどうだ?」
「エルダさんっ! こんなガキに金貨5枚も払うことねぇよ。おい糞ガキ! 黙って俺らに知ってる情報を渡しな。俺らのクランを敵に回すことが、どういうことかわかってんのか?」
口から唾を飛ばしながら恫喝するゴムスを無視してユウは歩き出す。
キレたゴムスをエルダが羽交い締めで押さえる。
「エルダさん、なんでだよ! あんなガキ、ちょっと脅せばすぐに情報を吐くぜっ」
「あの坊主、1人でこの16層まで来ているんだぞ? 馬鹿正直に真正面からいく奴があるか。そうだな、坊主が魔物と戦っているときに
エルダの言葉にゴムスは醜悪な笑みを浮かべる。
「そりゃ……いいな。あの糞ガキ生意気に俺より上等な装備を身につけやがって、気に入らないんだよ」
「俺は反対だな~」
小人族の男が反対意見を出すとゴムスは臆したかと挑発する。
「ポロン、固有スキルが発動したのか?」
「うん。精霊がさ、あのガキと戦うのは止めたほうがいいってずっと囁いてくるんだよ。今までもたまに助言をくれることはあったんだけど、今回みたいにずっと囁き続けるのは初めてだからさ。襲わずにあのガキを尾行するってのはどう?」
「このビビリが! 俺らは『権能のリーフ』だぞ! それともなにか? Bランクのエルダさんがいて負けるとでも言いたいのか?」
「そういう訳じゃないさ。ただ俺のスキル『精霊の囁き』はたまにしか助言をくれないけど、外れたことがないからさ」
「おい、そろそろどうするか決めないとガキを見失うぞ」
黒曜鉄のハルベルトを持つ男がゴムスとポロンの間に入る。
「っち。もういい! 行くぞ。あの糞ガキならさっき見逃したピクシーの居場所を知っているかもしれねぇ。もしかしたら
「わかったよ。俺もあんなガキに負けるとはおも――ぎゃぁぁぁあああっ!」
突如、ポロンの足元から土の槍が飛び出しポロンの足を貫く。両足を貫かれたポロンはその場で蹲る。
「なんだ! 罠が発動したのか?」
「馬鹿な! 罠なら斥候職のポロンが気づかないわけねぇ! おいっ!! ナラン、魔力は感知したか?」
「いや、いきなり発動したぞ。だが……一瞬だが魔力を感じたような」
「どっちなんだよ!」
「落ち着け! ナラン、ポロンに回復魔法をかけろ。ファムはポロンの足から槍を引き抜いてやれ」
ハルベルトを持つファムと呼ばれた男が、ポロンの足を槍から引き抜こうとするが槍には返しがついており、無理やり引き抜こうとすれば返しがポロンの肉へ喰い込んでいく。
「この槍……返しがついてやがる」
「わかった。俺が槍の根本を切断するからどいてろ」
エルダはファムをどかすと手刀の構えを取る。
エルダのジョブは『武闘家』『拳撃士』『重拳士』、鍛えられた肉体が武器そのものであった。
「ポロン、少し痛むが我慢しろよ」
エルダの腕から広背筋に掛けて筋肉が盛り上がっていく。エルダの武技『手刀』で槍を根本から切断する気だった。
「わ、わかったよ……早く、してく――エルダさんっ!」
ポロンの声と突如現れた殺気にエルダは身を撚る。
「へぇ……心臓を貫いたと思ったのにやるじゃないか」
「てめぇっ! なんのつもりだ!」
ゴムスはユウに向かって怒鳴りつける。ブチ切れつつもユウと間合いを取るのは、腐ってもCランク冒険者といえるだろう。
「どうもこうも殺られる前に殺ろうとしただけじゃないか」
「ぐぅ……坊主、あの距離で俺たちの会話が聞こえていたのか」
エルダは右手で脇腹からの出血を押さえていた。あの瞬間、致命傷を避けることができたが完全に躱すことができずに、左の脇腹からはかなりの血が溢れでていた。
ナランは無詠唱で黒魔法第3位階『雷轟』を準備する。
「雷轟か……」
ユウの言葉にナランが驚く。無詠唱で準備していた『雷轟』をどうやってユウが気づいたのか、わからなかったからだ。
しかしナランにそんな余裕はなかった。ユウがナランに向かって黒魔法第1位階『ストーンブレット』を放ったからだ。
「馬鹿が! そんな魔法で俺の結界を貫けると思っているのか!」
ナランの3重で展開している結界とストーンブレットが接触すると同時に、砕け散ったストーンブレットがそのままナランの纏う結界を砕きながら飛び散り、ナランの顔を穿つ。
「ぎゃあ゛あ゛あぁぁっ、か、顔がっ、俺の顔がっ!?」
結界のおかげで絶命は免れたものの、顔にストーンブレットの破片が突き刺さったナランは地面を転げ回る。
「なんでストーンブレットでナランの結界を貫けんだよ! この糞ガキが! 盾技『シールドチャージ』」
ファムが黒曜鉄の盾を突き出し盾技『シールドチャージ』を発動する。ユウは盾技『石壁』を発動し、真正面から受け止める。凄まじい激突音がするが――――弾き飛ばされたのは仕掛けたファムの方だった。微動だにしないユウを見上げながらファムは「化け物がっ」と呟く。
「お前も動くな」
ユウはポロンに仕掛けたときと同じように『天網恢恢』で魔力を蜘蛛の巣状に地面へ展開し、糸を介して黒魔法第2位階『アースランス』を発動させる。
エルダたちなら地面に注意していれば、魔力の糸に気づくことができたのだが、突然のできごとに注意が散漫していた。
ファムは太股をアースランスに貫かれて地面に縫いつけられる。
「舐めてんじゃねぇぞっ! 剣技『閃光』」
ゴムスが剣技『閃光』を放つ。文字通り閃光の如き剣閃がユウへと迫るが、ユウも同様に『閃光』で迎撃する。
自身の剣術に自信があったゴムスは、弾かれたバスタードソードを握り締めるとユウを睨みつける。
「お、俺と同じ剣技だと……っ!? ふざけるなっ、俺がここまで何年かかったと思ってる。二十年……二十年だぞ。毎日、剣を振り続けてここまで磨いた剣を、お前みたいな糞ガキに防がれてたまるかっ!」
「ゴムスっ! 待て!」
激昂したゴムスはエルダの制止する声を無視し、ユウへとがむしゃらに剣撃を放つが全てを躱される。
「逃げてばっかりいるんじゃ――」
ゴムスがユウへ罵倒しようとした瞬間、剣技『閃光』のさらに上、剣技『閃光花飛』によって両腕を切断される。あまりに速い剣閃にゴムスは最初、腕を斬り落とされたことに気づかなかったほどだ。
「ぎゃあ゛っ! な、なんで……お前みたいな奴が……お、俺より上位の剣技を。あぁ俺の腕がああっぁぁぁ!!」
両腕をなくしたゴムスに戦意はなくなり。狂ったように叫び続ける。
「坊主、倒す順番を間違えたな」
エルダはポーションと武技『身体活性』により肉体の損傷を急激に回復させていた。
「いや、順番は間違えていない。最初から小人族の男を逃げられないようにするつもりだったからな」
「このパーティーで1番強いのは俺だ。
坊主、覚えておくんだな。多数と戦う際は1番強い奴から倒すのが定石だ。さてお喋りはこのくらいにして始めようか」
エルダの全身を『闘技』による魔力が駆け巡る。一部の上位冒険者が使う『纏い』の上、『流動』に武技『枷壊』により肉体のリミッターを解除する。元々、獣人に備わる強靭な肉体がさらに一回り大きく、巨大になっていく。その姿は暴力の塊そのものだ。
「はあっ!!」
裂帛の気合と同時であった。エルダは武技『縮地』により一瞬でユウとの間合いを詰めると、右拳による正拳突きを放つ――が、その拳打をユウは左腕で受け止める。これにはエルダも驚愕の表情を浮かべる。今までエルダの拳撃を受けた者は全て吹き飛ぶか、たとえ耐えることができたとしても相手の骨を砕いてきた自慢の拳を、人間の、それも子供が受け止めたからだ。
「剣に魔法、さらに体術まで使いこなすかっ!」
警戒レベルをさらに上げてユウから距離を取ろうとしたエルダであったが、受け止められた右拳がユウの腕から離れなかった。よく見れば接触している箇所が凍りついている。
剣を手放したユウがお返しとばかりに拳撃を放つ。エルダは凍りついた腕を無理やり引き剥がすと、毛と皮膚が肉を巻き込んで引き千切れる。咄嗟に十字受でユウの正拳突きを受け止めるが、これは失敗だったとすぐに気づく。なぜならユウの右拳は赤を通り越しドス黒い色になっており、受け止めた腕からは肉が焼ける臭いがエルダの鼻にまで届く。
「ぐおぉぉっ! お、お前、腕に魔法を込められるのかっ!?」
エルダはユウを格下どころか自分より格上の相手と考えを切り替える。アースドラゴンと戦ったときでも感じたことのない圧力を人間の子供から感じていることに、エルダは全身に氷水でもかけられたかのように急激に体温が下がっていく。
だがエルダはユウがゴムスらを意図的に殺していないことに気づいていた。その甘さにつけ込む隙があると、凍傷と火傷の腕にポーションをかけながらユウから目を離さない。
「俺たち『権能のリーフ』のバックには、財務大臣バリュー・ヴォルィ・ノクスがついているのを知っているのか? それだけじゃない。俺たちのクランだけでも50人以上のメンバーがいる。お前に勝ち目はないぞ」
精神的優位に立つために揺さぶりをかけるエルダだったが、当のユウはそれがどうしたと言わんばかりの表情で剣を拾う。エルダは接近戦は危険と分かってはいたが、地面に張り巡らせている魔力の糸からいつ魔法が飛び出してくるかわからない以上、接近戦に持ち込む以外に勝機はないと考えていた。
エルダは奥の手、固有スキル『半獣化』で身体能力を大幅に上昇させると再度、武技『縮地』で一気に距離を詰める。懐に飛び込んで来たエルダに対して、ユウは剣技『疾風迅雷』で首を刎ねにいく。
エルダは武技『鋼躯』で四肢を鋼の如く強化し、左手から襲い来る剣を左腕を犠牲にして受け止める。剣は白銀の手甲を切断し、エルダの左腕も半ば斬り裂かれるが、完全に切断されるには至らず。
「この勝負、もらった!!」
エルダはユウが十中八九、腕か足を狙ってくるとわかっていた。これまでの戦闘から殺す気がないのは明白で、四肢にさえ注意を払い。やり過ごすことができれば、あとは人体の急所の1つ喉元へ武技『発勁』を叩き込み殺す。
右拳にありったけの頸を込め、拳打を放つ。勝ったと思った瞬間、エルダはユウの表情を見る。驚いているのか、怯えているのか、それとも死への恐怖から青くなっているのか。
しかしユウの表情はいずれとも違った。その表情は獲物が罠にかかったときの蜘蛛を思わせた。拙いという言葉がエルダの脳内を駆け巡る。だが、一度発動した『発勁』を今さら止めることなどできない。エルダは止められないならばと、さらに力を込めて拳を突き出す。アースドラゴンでもまともに喰らえば只ではすまないエルダの拳打が、不可視の壁に遮られる。不可視の壁の正体はユウの展開した結界だったが、エルダの放った拳は結界などなかったの如く突き破るのだが、すぐに次の結界に遮られる。一枚結界を壊す毎にエルダの拳撃の威力、速度はわずかではあるが弱まる。ユウの喉元へ到達する頃には最初の威力、速度は見る影もなくなり、ユウはエルダの拳撃を躱すと腕の伸びきった右肘へと掌打を叩き込む。
乾いた音が鳴り響き、エルダの右腕がへし折られる。痛みを感じる間もなくユウの攻撃は続き、エルダの両足へと蹴りが打ち下ろされる。蹴りをまともに受けた両足は大腿骨頚部が骨折し、エルダは立っていられずに地面へと倒れ込む。
ユウは倒れ込んだエルダからスキルを奪うと、ゴムスらの方へとエルダを引き摺って行く。
「い、今なら……まだ命だけは助けてやるぞ……。お、俺たちにこんな真似をして、お前の家族、友人、知人がどうなるかわかっているのかっ!」
四肢を破壊されて身動きのできないエルダが吠えるが、ユウは気にせずゴムスらからスキルを奪うと首を刎ねていく。
「なっ!? ば、馬鹿な! どうして殺す。お前が殺せるはずが……」
「俺が殺せないとでも思ったのか? お前らを生かして帰すわけがないだろうが、最初に斥候職の小人族を動けなくしたのは、逃げられた際に1番厄介だったからだ」
「う、嘘だっ! お前はわざわざ四肢を狙って戦闘不能にする甘――」
言葉を言い終える前にユウの剣がエルダの心臓を貫く。
装備、アイテムポーチなどを回収すると、ユウはエルダに死霊魔法をかけアンデッドとして復活させる。
アンデッドとなったエルダから『権能のリーフ』がまだ発表もされていない迷宮の情報をどこから仕入れたのか。迷宮へは財務大臣の命令でピクシーやドライアードを不正に捕獲し売り捌く目的だったこと、自分たち以外にも先発組がいることや数日後には後発組が着くことなど、知りたいことを聞き終えたユウは――
「今から迷宮にいる『権能のリーフ』を皆殺しにしてこい」
「ガジ、こまりまジた」
エルダは装備と固有スキル『半獣化』以外の全てのスキルをユウに奪われてはいたが、虎人族の強靭な肉体に痛みや疲労を感じないアンデッドとなっており、その脅威はそこらの魔物の比ではなかった。
この後、エルダらと別行動をしていた『権能のリーフ』は、急襲してきたエルダと戦闘になり4人が死亡、3人が重軽傷を負いながらもなんとかエルダを倒すことに成功するも、迷宮攻略が大きく後退することになる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます