39:大会に向けて


「と、いうわけで。本日からお前の鍛錬に彼女が参加することになった。技術はまだ未熟だが、基本を押さえればどんどんと伸びていくだろう。負けずに精進するように。」


「……はい、よろしく。ティアラ。」



あ、うん。こちらこそ……。


先日のお食事会の翌日。ナディさんに『もちろん泊まっていくよね?』みたいな視線に脅された私たちは、客室に叩き込まれそこで一夜過ごすことになった。まぁその間にオリアナさんに聞いたんだけど……。何でもこの領では『トルネオ』という行事をやっているらしい。確かトーナメントみたいな意味だっけ?



『まぁそんな感じだな。もっと正確に言えばペガサス乗りたちの技術向上がメインの競技会だ。トーナメント戦もやるようだが、それ以外の種目も色々するそうだ。実戦に基づいたものばかりだから参加しとけ、だとよ。』



大人の話し合いで決まったそうなのだが、まぁそういう会に私も参加しておいた方がいいとのこと。確かにタイタンとした実戦経験はエレナちゃんとの一戦だけだし、私も大歓迎だ。それに、ちょうど一月後に開催とあまり時間は残されていないのだけど……、開催までに熟練の『天馬騎士』であるナディさんが面倒を見てくれるそうだ。『空騎兵』の上級職である、『天馬騎士』。その指導を受けられるなら参加しない手はない。


ということで今日からお世話になるんだけど……。



(やっぱまだ気まずいよねぇ。)



顔は笑顔を張り付けているが、心の中で頬をかく。一応昨日の食事会の時、感想戦をすることが出来ためある程度会話できるようにはなった。けどやっぱりエレナの私への恐怖というか、苦手意識は消えなかったみたいで……。“怖くてどうしたらいいか解らない相手”から、“我慢すれば会話ぐらいはできる相手”に進化した程度。


今はまだ別にこれでいいんだけど、原作開始までにはもっと仲良くなっておきたいわよね……。色々と仕事お願いするかもだし。



「まだ固いな。エレナ、素が出しにくいなら“貴族”として話を回せ。まだ少し早いだろうが、仮面の付け替えというのも経験しておいて損はないだろう。民を指揮するのならどんな相手でも笑みを絶やさす世間話するぐらいにはなっておく必要がある。」


「……解りましたお母様。慣れるまではこれで行かせていただきます。」


「うむ、それでいい。ティアラは……、その場の雰囲気に流される口か? 乗っている時は強いが、相手が苦手な時、または相手が弱っている時は強く出れぬタイプだな。その優しさはお前の美徳だろうが、常に最上を保てるようにしておけ。口調や外面は好きにするといい、だが内だけは常に乗っておけ。」


「あ~。……りょ☆ テンションぷち上げって感じね!」



エレナは昨日私や家族の前で見せていた素の彼女ではなく、“貴族の娘”としての彼女へ。


私も指摘された通り相手の表情を伺ったとき、相手に受け入れる余地がなさそうな時はあまり強く出れない。言ってしまえば自分の調子を相手に委ねているのと同じだ。それはちょっと……、ということでいいのか? まぁずっと相手の顔伺って何もできないなら、自分で引っ張ってテンション上げて行った方がいいよね。



「あぁ、それでいい。二人ともおそらく指揮者としては同じタイプなのだろうな。俯瞰し指示を出すよりも、前面に出てついてこさせる。この場合自己の調子によって部隊の士気が強く左右される。常に最上を維持するのは難しくとも、調子を落とさぬことに注意しておけ。」



それこそ、どんな敵が相手だろうと。そう続けるナディさん。


確かに原作のエレナは、自分が率先して動くタイプだった。自軍への被害を嫌い過ぎるあまり一人で突出しちゃうことが多かったけど……。まぁ多分私も同じだね。実際に指揮をしてみるまで分からないとは思うけど、私の性分的に絶対に前に出るのは確定。


あ、あとナディっち! 私敵って定めたらどんなのでもぶっ殺す覚悟だけは出来てるよ! 実際これまでそうしてきた!



「それがお前の祖母、オリアナでもか?」


「……“お婆ちゃん”が裏切るってこと?」


「あぁ、あの人のことだ。何があってもお前のことを守るだろう。……だが、それがいつまでも同じとは解らない。」



あ~、なるなる。これ私の覚悟見られてる奴だな。



「……その時はもう色々諦めるかな! たぶん求められてる答えは違うだろうけど、嘘言うのは嫌だし!」



実際、オリアナさんに裏切られれば私は詰む。彼女には私の秘密のほぼすべてをぶちまけているし、彼女が私を“異端者”であると垂れ込めば、その瞬間に私は終わりだ。生き残ることはまだできるかもしれないが、あの人に今の私では絶対に勝てない。確実に、現在の生活はもう二度と送れないだろう。


まぁオリアナさんのことだ。裏切る事なんてありえないが、そういう思考実験はとても大事だと思う。私が“内側”に入れる存在は今後どんどん増えていくだろうし、その分裏切られる可能性も増えるのだろう。もうちょっと力を付ければそれさえ跳ね返せるだろうが、今はまだ無理だ。


だからそうなった場合は……、色々諦めるしか選択肢はない。一応“この大陸事全部海に沈める”って手段も知ってるから『みんな私と一緒に心中しようね♡』なんてこともできなくもないけどね~。



(本当にそうなれば色々と足掻くだろうけど、その時はその時だ。オリアナさんの場合なら……、諦めるのが私の選択。)


「……ふっ。それも一つの解ではあるな。気分を悪くしてすまなかった。だがエレナも、ティアラも。この話は頭の片隅に入れておけ。信頼していたものに裏切られるというのは、戦場においてない話ではない。その衝撃は大きなものだろう。しかし誰かを率いる将であれば、即座に動く必要がある。」



優しい笑みを浮かべながら、私とエレナの頭を優しく撫でてくれるナディママ。


あっあっあっ! わ、私ママの子になる~! ……ッ! 殺気! あ、冗談! 冗談だからねマイリアルマミィ! なんか脳裏で包丁持ちながら無表情でこっち近づいてこないで! 私が、私が悪かったから! 何も言わず勝手に家飛び出してごめんなさい~!!! ……あ、そうだ。アユティナ様にお願いしてた伝言ちゃんと聞いてくれた?



「さて、では授業を始めよう。今日はティアラもいる、軽い座学からだな。エレナからすればすでに理解していることだろうが……。復習として耳を傾けておけ。」


「はい。」


「りょ! よろしくです!」



ナディさんの声で空想上のリアルマミィとお別れし、現実世界に戻ってくる。いつの間にかナディの部下さんたちが黒板らしき板と、私たち用の椅子を用意してくれていたようだ。そこに腰かけ、彼女の話に耳を傾ける。



「ではティアラ、私たち『空騎兵』や『天馬騎士』が戦場に於いて気を付けなければならない“一点”。なんだと思う?」


「……高さ?」



エレナとの模擬戦の時も、痛感したし。



「正解だ。何よりも“高度”に気を付けなければならない。……私たちは『村人』や『貴族』という最下級職から転職し、10の職へと自身の道を定める。この中で空中戦に対応しているのは天馬を操る『空』系統の私たちと、竜を操る『竜』系統の者たちだ。」



彼女の言う通り、この世界の職業分岐は10。剣、闘、槍、弓、騎、重、空、竜、魔、僧の10個だね。もちろん主人公とかヒロインのために用意されている特殊職もあるけど、基本はこの10個。ちな『空』のペガサス乗りたちは王国に多くて、『竜』のドラゴン乗りたちは帝国に多い。


ま、この場で注意しておくべきことは、この大空は私たちだけのものじゃない、ってことだね。



「地上にいる敵相手にもそうだが、空にいる敵相手にも“高さ”は重要だ。どの生き物も“上”からの攻撃には弱い、そこに重力というアドバンテージも重なるのだ。常に意識し続けろ。」



エレナとの戦いのときにも、重要だったのはその高度。私があの時上へと羽ばたくという選択をしていなければあそこで勝つことは難しかっただろう。タイタンの体格であれば並みのペガサスごとき吹き飛ばせるであろうが、高さというアドバンテージが加わってしまえば、どう転ぶか解らない。



「ならずっと高さを維持しておけばいい……、って感じの簡単な話ではないんだよね。」


「その通りだ。高さを維持し続けるとより落下死の危険性が高まる上に、空気が薄くなるせいで呼吸もしずらくなる。そもそもペガサスも人も、その個々人によって許容できる高度が違う。訓練次第である程度対応できるようになるが、限界は存在している。」



それにペガサス自体のスタミナにも限界があるしな、と続けるナディさん。まぁ確かに、現代の戦闘機の様な運用は難しいだろう。騎手も騎馬も生身だし、いくらタイタンと私でもいずれ限界が来る。常に敵の上をとれるように、地上からの弓攻撃を避けるために、高高度を維持し続けるのは不可能だ。



「故に、『すべての状況に対して最適な高度』というものを私たち『空騎士』は知っておく必要があるのだ。実際相手との乱戦になればブレてしまうだろうが、私たちが味方の血によって作り上げた知識があれば、その生存率は格段にあがる。」


「なるほど……。」


「まぁ実際、これに頼り切っても確実に生き残れるとは限らん。だが基本を覚えることは重要だ。経験と血によって私たちが作り上げた知識だ、当然それが正しいモノであれば我々と殺し合ってきた相手も同じものを持っている。いやむしろそれよりも上かもしれない。自己の身を守り、相手の動きを予測するためにも、学んでおいて損はないのだよ。」



おそらく私たちの先達が遺してくれた知識なのだろう、その一部を黒板に書きだす彼女を眺めながら、内容を頭に叩き込んでいく。


まぁ早い話、とっとと教本頭に叩き込んで応用できるようになれ、ってことだね。教本通りにやって戦争に勝てるのならもう勝敗はすでに決している。基本をもとに、どこを逸脱して、どこを守るのかを学んでいく。残してくれた知識の“意味”を理解し、次につなげていく。そういう作業だ。



「あとでウチの兵を貸してやる。そいつと一緒に今日の午前は実際の高度の感覚を掴んでおけ。タイタン……だったか? 相当な暴れ馬と聞く。今日はウチの比較的おとなしい奴に跨れ。練習のさなか落下死されてはたまらん。」


「りょ!」


「その確認が終わればお前の愛馬の出番だ。午後からは“急降下”や、それに対応するための技。いくつか見せてやる。コツも教えてやるから、見て覚えるといい。」


「はーい! 頑張るゾ☆」





 

◇◆◇◆◇






「た、ただいま……。」


「おう、お疲れ。……だいぶ絞られたみたいだな。」


「いや。訓練自体はオリアナさんの方がキツかった。……タイタンがワガママでさぁ。」



夜、子爵家の客室にあるベッドに倒れ込みながら、何かの作業をしているらしいオリアナさんに今日の話をする。


いやね? 訓練頑張ったんですよ。


最初は高度に関するお勉強。高度計とかそんな大層なもんがない以上。私たちペガサス乗りは常に目視で高度を把握しなければならない。そのためにペガサス貸してもらって高度の把握をしたり、高度を上げたり下げたりするのにどれだけの時間がかかるかの把握をした。


馬力が違うタイタンなら貸してもらったペガサスよりも早いだろうけど……、“平均的”な速度を知る必要があったため、一通り教えてもらった感じだ。舞台で動くときに、一人だけ突出しちゃったら嫌だもんね。


んで、ナディさんに付けてもらった『天馬騎士団』の人に、戦場の話とかを聞きながら体に感覚を叩き込んだ後。お世話になってた厩舎からタイタンを連れてきて、軍としての行動や模擬戦。技の練習などに参加させてもらったんだけど……。



(あいつ、他のペガサスに速攻で喧嘩売っちゃったんだよね……。)



タイタンにとっては、自分が一番じゃなきゃ気が済まないのだろう。野生では彼がボスだったし、自分より上の存在はいなかった。だからこそ新しい場所に来れば、その場での頂点を取るために喧嘩を売り始める。まだ完全に彼をコントロールできない私は、死んだ目をしながらその行動に付き合う必要があった。


本来ならオリアナさんとか呼んで、無理矢理話を聞かせるのが良かったんだろうけど……。『天馬騎士団』の人たちが乗っちゃってね? 『こんな猛獣みたいなペガサス初めて見た! 団長! いいですよね!』なんて言いながら勝負の提案を上に。団長であるナディさんが許可しちゃったことで……。



天馬騎士団全員VSタイタン(私騎乗)の乱取りが始まっちゃったわけです。。



もうね、ぼっこぼっこにされました。


ナディさんが言うには『先の戦いでかなりの精鋭がやられてしまってな……。今急いで練兵中だ。生き残れた精鋭たちと共に新人を叩き直しているのでな。あまり練度に期待しないでくれ。』って聞いてたのだけど……。その新人さんに、ボコボコにされたのだ。


いや絶対あの人たち新人じゃないでしょ。明らかにステ20代の人いたぞ……? 20って言ったら普通に熟練兵だぞ……? なんやこの厨パ!



(多分アレだね、ナディさんたちのいう“新人”ってプロ野球とかの二軍とかそういうのでしょ。精鋭が一軍で、それ以外が二軍。でもプロであることは変わりないので、草野球レベルの私じゃどう足掻いても勝てようがないって感じ。)



しかも乱取りだったせいで、複数人を相手しなければいけない場面もあった。確かに得難い経験だったけど……。



「タイタンがね? どんだけぶっ飛ばされようとも『まだ負けてない!』って言いながら突撃しようとするから大変だった……。私が上にいなきゃ勝率が低いってことを理解してくれたおかげで、指示自体は聞いてくれたけど……。」



こっちはまだペガサス乗りとして若葉マークどころか、教習所から出れていないレベルだ。無理矢理テンションぶち上げて、笑いながら槍を振るったけど……、結果はお察し。私が持っている戦術や技術の穴をことごとく付いて来て、地面に叩き落される。なんとか立ち上がって修正しても、また地面へ。


あ、アドレナリン君ドバドバでも限界がありますよ……。


さてここで問題です、成人男性並みのステはあるとはいえまだ五歳児幼女のティアラちゃん、そして野生とはいえ輓馬を軽く超える巨体を持つタイタン。どっちの方がスタミナあるでしょうか! そうですね、圧倒的に後者が強いんです。


私がぼろ雑巾になって『も、もう無理、ちぬ。』って言っても、タイタンはまだ元気。首根っこつかんで無理矢理背中に乗せて勝負しようとするからもうくたくた。途中から精彩を欠いた私の指示に対して文句言う様になってきたし、クッソ疲れた。まぁペガサスの中でもタイタンのスタミナって異常みたいで、騎士団の人たちも引いてたけど……。


それに付き合わされる身にもなって!



「ご愁傷様。……んで、収穫は?」


「騎士団の人達が使ってた技、ある程度覚えた。まだ完全じゃないけど、似たようなことはできると思う。……あとナディさんクソ強かった。」


「はッ。だろう?」



タイタンの巨体という強みを押し付けたこと、そして流石にスタミナお化けのタイタンに付き合ってもらったこと、この二点のおかげで後半になってくるとさすがに騎士団の方々もスタミナが切れて来た。そのおかげで何とか引き分けに持ち込めるぐらいにはなったんだけど……。


(それまでエレナの鍛錬を見ていたナディさんと勝負した瞬間。とんでもない速度で私たちは地面に転がされた。自分たちが押し負けたってのを理解できないくらいの速度で、だ。)



明らかに体格差ではこちらの方が上。けれどナディさんのペガサスはタイタンと正面からぶつかってはじき返してたし、ナディさんは私の攻撃を素手でつかみ取ってそのまま地面に放り投げられた。


トンを超えた騎馬突撃だぜ? なんで素手でつかめるの……? しかもその後“急降下”で攻撃してみたんだけど、結果はお察し。おそらくエレナがあの時しようとしていた技の完成形。それによって急降下していたはずの私たちは、なぜか上空にはじき返され、二人仲良く地面を転がることになった。



『空中版オリアナさんみたいな人だったよ……、ガク。』


『プ、プモ……。』



うん、まぁそこで気絶して、今ようやく復帰できた感じ。おかげさまで体がキツイよ~。



「でも、タイタンがまだやる気だったのはいいことかな? 流石私の愛馬♡ でも単身でナディさんに全力突撃したのに、素手で受け止められた時は流石にショック受けてたっぽい。何がぶつかったのか解らないぐらいの涼しい顔で受け止めてたからなぁ。……もしかしなくてもオリアナさんもできる?」


「ん? あ~。まぁ出来るだろうな。お前らが真に人馬一体になればちと難しいだろうが、暴れ馬ぐらいなら何いけるだろ。……あとそれ、たぶんナディの奴結構無理してると思うぞ。あいつパワーよりもスピードタイプだからな。」


「そうなんや……。」



でも頑張ればトンを軽く超える巨体を受け止められるってことでしょ? つまりトラックに惹かれても無傷とかそういう……。うん! やっぱこの世界おかしいね! アユティア様! お助けぇ!!!



【でもティアラちゃんも9年後だっけ? その辺りにはオリアナさんもナディーンさんも超えてる予定なんじゃないの?】


(そうだった!)



レベリングはそうだけど、個人での鍛錬も怠らず頑張って行かないといけないわね……! でも今回の訓練に参加させてもらったおかげで、多くの知識をもらい受け、さらに私が目指すべき通過点を知ることが出来た! おかげさまで色々イメージしやすくなし、これからもっと頑張るぞ!


『トルネオ』……だっけ? 今日戦ったナディさんも、『天馬騎士団』の皆さんも、エレナもそれに出るらしい。ちょっと無謀かもしれないが……、出場するのなら目指すは一番! 全員蹴散らしてやるぜぇ!!!



「そういえばさ、オリアナさん何してたの? なんか書いてるみたいだったけど。」


「あぁ、ちと手紙をな。昔の知り合いや、迷宮都市のセルザ。現状報告と、関係性が途切れないように、ってやつだな。……あぁ、そうだ。セルザからお前にも『元気してますかクソガキ』って手紙届いてたぞ。」


「ほんと!? お返事書かなきゃねぇ。」



ーーーーーーーーーーーーーー



〇セルザ

お、手紙帰って来た……。あ? 体高3m・体重1トンを優に超えるペガサス捕まえて、それを何食わぬ顔で吹き飛ばすママと戦った? ……突っ込みどころしかねぇ! というかママって誰だ! お前実家帰ったんか!? というかクソ強いなママ!

(オリアナさんの補足の手紙で色々氷解する、もっとちゃんと書けクソガキ。)

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