第1回星投げポイント終了
閑話 すごいよ綾雪乃先生をオタク語りするあずきちゃん
――サインを開始したシーンから――
サインを開始した先生をじっと見つめる。
サインし始めたら止まらない雪乃先生。途中寒いと言って焚き火に近づいたくらいで黙々と書いていく。
薄い赤色のベレー帽に緑色のしっとりしたブラウス、薄茶色のロングプリーツスカートで凍えないんだろうか。下に着込んでるのかな、それにしてはスリムだけど。
「綾先生、そんな軽装で寒くないんですか?」
「これね、特殊加工で保温効果が抜群に高いの。自己発熱もしてる。本領に住んでるから服装も技術力高いの着てるのよね」
ぴゃー、本物は違うな!
身長は私より高いね、160センチメートルくらいかな。なんか隣にいる人をニコニコさせる雰囲気を持ってる。
ここ一番で冴え渡る感性が魅力なんだよね。
あと軍刀でバッサリやるときの女性なのに煌めくかっこよさ。
この作品の武器は軍刀なんだけど、軍刀を使うからなのか、主人公は日本銀河帝国宇宙軍式の軍服を着てる。
軍服着ているときの描写がすごく良くてさ、可憐で華奢で、だけど凜々しく着こなしてるのが脳内ではっきりと見えるのよね。すごい筆力。
特別主人公の顔や身体に詳しい説明はないけど、綺麗でスタイリッシュな人かなってことはわかる。
描写を見る感じ、私のようなぼんっきゅっぼんではないかな。
でもナイナイでは無さそうなんだよね。
ずるい体っていうのが一番似合うのかもしれない。
戦闘シーンもかっこ良くて、アクションものかと思うくらい。そこまで深くは書かないんだけどさ、引き際がいい作者って素敵だよね。
あーそうそう、7科にいるときの素の表情も良くてさ、「一般チビ通りまーす」「お団子一人2つのところ3つ食べちゃいましたぁ。ごめんなさいー」みたいな、ぽんやりぽやぽやお気楽キャラなんだよね。この落差は人を惑わす。絵になったことはないんだけど、普段着はダサいらしい。
今は主人公単独行動が多いかな。
魔法を纏わせた軍刀、魔刀の威力が猛烈で周辺を巻き込むようになってきたから。
魔刀を使った勝負は派手なんで好まれがち。こっちメインのストーリーも最近増えてるかな。
日本刀には魂や縁を切る能力があるって通説を利用して、日本刀由来の軍刀でしがらみや呪い、
人と人の関係や思いの具現化である
それを戻してくれるのが抜群にかっこいい科学者の弟だったり、チーム一むさ苦しい男だったりするんだよね。
割とむさ苦しい男とは恋愛関係に近い感じになってる。優男やイケメンだけがかっこいいという定義に入っているわけじゃないってのを、上手く書いてるんだよね。
ミカさんも
こっちのほうがデビュー作なんだけど、メイシィシリーズが爆発ヒットしてるから刊行数はちょっと少なめ。
57巻くらいだったかな。
んでんで、
わたしは刀使わないけど(正直うちらの身長でフルサイズの軍刀を扱うのはかなり厳しい、あと10センチほしい。そこはお話だからね)、「魔法が掛かった軍刀の斬る」って、強い! 感をすごく上手く演出してる。
軍刀っていいよね。見栄え重視のもあれば、実用重視のもある。
室町って
長く印刷された口絵で全身図を見たときほんとーーに美しかった。
メイシィシリーズはラノベ。メイシィめっちゃ可愛いぜ。ヒーローのクリード殿下はすごい美形。男らしい方向じゃない。
だから本流は女性向けの作品。男性読者もかなりいるけど。
挿絵が抜群に綺麗で面白いところを抜いてくるんだよね。編集めっちゃ敏腕な人付いてるんだろうね。
ま、メイシィシリーズのイラストレーターは
メイシィは錬金薬師なんだけど、クリード殿下のことが大好きな精霊がいろいろと困っちゃうことをしちゃうの。それをメイシィが薬や感とかひらめきでなんとかするってのが基本。メイシィシリーズはクリード殿下が初恋をメイシィにするところから始まるから、クリード殿下はメイシィのことが大好きなの。だから妖精がクリード殿下の気を引こうとするんだよね。メイシィじゃなくて私達のことを見てーって。
メイシィも私より妖精見たほうが良いですよーって言うんだけど、クリード殿下は熱くてめちゃくちゃ重い愛をメイシィに向けているからみんな困っちゃう。ここのこすれが毎回問題になって、メイシィがなんとかするのが王道パターン。
錬金薬師が女性ってのが珍しいんだよねー。
重い物を扱ったり長時間煮込まないといけないから男性向けの職業、とされている。実際に錬金術があるわけではないので架空なんだけどね。
置換技術は錬金っぽいけど。掛け合わせて薬にはしないね。直接薬に置換しちゃう。
クリード殿下との掛け合いも絶妙。65巻でクリード殿下のでもでもだってを、はちみつクッキーを口に押し込んで「これは私が精一杯愛情を込めて作った物です、愛情がほしければ黙って食べなさい!」ってやったのは面白かったな。
神妙に食べるクリード殿下もまた笑いを誘う。メイシィはその時一般人。
クリード殿下は王国の第二王子なんで無礼にもほどがあるんだよ。それをやってのけちゃうメイシィの芯の強さ!!
100巻経ってもメイシィ一人落とせないクリード殿下は恋愛が下手くそすぎるって言われているけど、他の女性に手を出したりするのは極めて簡単にできているので、メイシィが特別な存在過ぎるんだよね。
メイシィも男一人作らないんで枯れてるといわれてるけど、ずっと殿下の告白を待ち続けてるのさ。
っかー女心に響く。
メイシィは殿下が他の女性に手を出した瞬間黒いオーラを出して引きこもるんだよ。殿下のこと全てわかってる。国立第一薬局の人が全員押しかけてクリード殿下に抗議するのがお決まりのパターン。そ、国立第一薬局なんでメイシィは錬金薬師として非常に非常にひっじょーに実力があるのだ。だからクリード殿下が惚れちゃうんだよね。
メイシィから告白すれば良いのにね。今やもう一般人じゃなくて名誉侯爵なんだよメイシィ。格の上では十分すぎる。まあ、告白成功したら終わっちゃうからな、銀河で売れてるこの作品、そう簡単には終わらないよね。
この二作品は特に人気が高いから時折銀河展覧会もあるんだけど、
はー脳内で存分にオタク語りをしたー。
出来れば雪乃先生にオタク質問とかもしたいんですけど、出来る雰囲気じゃない。必死にサイン書いてる。
愛をぶちまけても困っちゃうよね。我慢して待ってよっと。
――ちなみに綾雪乃先生は本当に読者と実際に会わない生活をしているので、オタク語りしたかったそうです。ああああああああ!!――
――――――――――
元ネタ
綾乃雪乃
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890727345
錬金薬師メイシィ・・・黒薔薇王子に好かれた魔法薬師は今日も今日とて世界を守る
綾乃雪乃
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897145318
本当にご協力ありがとうございました。
「使っていい?」
「いいよー!」
この即決で綾雪乃先生の大活躍とこの閑話が産まれました。
本当は本文で語らせたかったんですけど、3600文字の文章を組み込むことは私には出来ませんでした。
!!この物語と綾乃雪乃さんとは全く関連性はありません。全てはフィクションです!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます