6.思わぬ再開


「弱いのはいちいちやらねぇ。目指すは大金の魔物一匹!!」


 弱い魔物にいちいちアニマを使っていたら、それこそ体力切れで倒れてしまう。


 強い魔物を時間停止で一撃で倒して、即帰る。これが今回のシンプルなレントの計画だ。


 まずは、魔物商会でもらった紙と筆ペンを使って自分がいる歩いた道をマッピングしていく。


「やべぇ、俺絵心ねぇーなぁ。」


 おそらくレント以外のものが見ても、ただのいたずら書きにしか見えないほど絵が雑で、見にくい。


「えーっと、魔物商会にいた皆さんなんて言ってたっけ……」


 この森に赴く前に、レントは魔物商会にいた魔物狩りの者達に、いろいろアドバイスを聞いていた。


 レントは、集めたアドバイスを思い出し、順序立てていく。


 まず一つ目、、猫の耳が生えた女の子の獣人に聞いたアドバイス……


「初心者のうちは、川に沿って歩いていけ……だっけか。」


 二つ目、、剣持っていた筋肉質な男のアドバイス……


「目印になるものは、なるべくマッピングする時に付け足していけ……だったよなぁ。あ、あの岩とか目印になるか?」


 レントは少し変わった岩を、筆ペンでマッピングに付け足した。


 三つ目、、杖を持っていた魔法使いの女性のアドバイス……


「魔物と戦いたくない場合は、魔力の気配を察知しろ……これは無理だな。」


 四つ目、、平均的な顔と体と格好の男のアドバイス……


「………。なんだっけ?あの人普通すぎてほとんど何言ってたか覚えてねぇな、パス。」


 とりあえずは、集めたアドバイスを活用し、森を探索していく。


 ずっと川に沿って、マッピングしながら奥に進んでいくと、、


「魔物いたぁぁ。」


 緑色の気持ち悪い魔物。

 この世界に来て初めて出会い、この森にやってきて初めて出会った魔物に似ている。


「あんなんとやるのは、体力がもったいねぇーな。パス。」


 レントの目指す敵はもっと大物だ。

 このような、気持ちの悪い魔物に貴重な体力を割いている余裕はない。


「あ、思い出した。あの普通の人が言ってたこと。魔物と鉢合わせた時はなるべく視界に入らないように、前屈みに移動する……だ。」


 レントは教えられたアドバイス通り、なるべく視線に入らないように、前屈みで移動する。

 すると、魔物に気づかれずに通ることができた。


「感謝だな。あの普通の人に。」


 このような感じで、アドバイスを利用し、なるべく敵に鉢合わせないようにして、どんどん進んでいくと川の流れが速くなっていっている。


 そのまま川に沿って進んでいくと、、


「マジか、滝……。」


 大きな崖から川の水が流れており、いわゆる滝で行き止まり状態になってしまった。


「どうすっかなぁ〜。戻ろっかなぁ。でもなぁここまで来て戻る?普通……。」


 突然の行き止まりに、ここからどうするか自問自答で考え進め、出た結果は、、


「ここで一回アニマ使うか。時間止めたら俺飛べるし、こんな崖余裕だよなぁ。」


 時間を止めた時のレントならば、1秒も満たないうちに飛んで崖を越えられる。

 こんな場所で貴重な体力を消費するのは痛いが、背に腹は変えられない。


「止まれ。」


 レントがそう言うと、魂の時計はその秒針を止め、アニマが発動する。

 世界の時は止まり、レントはものすごい勢いで空を飛んだ。

 止めたからまだ0.8秒……崖の向こう側に辿り着き、、


「動け。」


 時が動き出す瞬間、何かが見えた。

 その何かをしっかり確認した瞬間、レントはアニマを解除し時を動かしてしまったことを猛烈に後悔する。

 ドス黒い恐怖心が一瞬でレントの体を支配し、まるで心臓を止められたかと思うほど、息が上手くできない。


 その見た目は、以前一度見たことのある魔物に似ていた。

 全身が鋭い骨で構築され、眼球はないが黒い炎が宿るその眼。違う点は、サイズが人間サイズ、そして人型であることだ。


 トカゲのような頭に人型の体…….そして全ては骨。

 ごちゃごちゃな、カオスという言葉が似合うような見た目である。

 全身に猛烈な鳥肌が立ち、急激に動く心臓が鳴り止まない。


 アニマは解除され、ついに世界の時間は動き出し、当然その怪物も動き出す。


「ーーっ!!」


 すぐに、再びアニマを発動させようと……時を止めようとするが、、


「えっ?」


 次に見えた光景は、首が飛ばされた自分の身体だった。


 腕も、足も、腹も、輪切りにされ、綺麗な肉体の切断面が見える。

 心臓、肺、腸、などの臓器が綺麗に切断されていて……もはやバラバラ殺人だ。


 自分は今首だけなのだと理解する。

 そして、理解した後に起こす行動は一つだけだ。


 斬り飛ばされた頭は崖下に吹っ飛んでいき、それについて行くようにバラバラになったレントの身体も崖下に落ちて行った。


 レントの肉体の時間は逆行し、切断された腕や足、腹、バラバラになった臓器も全て繋がり、残りの川に落ちたレントの首を追いかけ身体は川に飛び込む。


 数秒後……。


「ぷはっ!!やっやべぇーーっ!!身体バラバラ事件になってたぞっ!!」


 レントは川の水面から首を出して、急いで陸に上がった。


「はぁはぁ、川に落ちてなかったらやばかった……。」


 もし川ではなく頭が地面に落ちていたら、今頃落下の衝撃で脳は潰れていただろう。

 流石に脳がやられれば、もうアニマも使えなかったため、そこは運に感謝だ。


「それよりも……こんなに早くてめぇーに出くわすとはな、イラ。」


 レントを追いかけて、崖下に降りてきた目の前の怪物。

 地獄の森で、一度レントを死に追いやりかけた最悪の思い出の魔物である。


 レントは持っているナイフを構えると、イラは凄まじい速さでレントに迫り、鋭く長い指でレントの首を切り裂こうとするが、、


「うりゃアァッ!!」


 メシアからもらった受け取ったナイフで、攻撃を弾いた。

 攻撃を弾かれたイラが、表情はわからないが驚いていることがわかる。


 そして、レント自身も驚いていた。


「なんで今見えたんだ?攻撃の軌道が……!!」


 レントに弾けるはずがないのだ。

 相手に気づかせる間も無く、バラバラにできるほどの速度の攻撃をナイフで弾くのは至難の技であり、ましてや高度な戦闘などほぼ未経験なレントがそんな芸当できるはずがない。


 また何か新たな力が発現したのか、生存本能が動体視力を底上げしたのか、全くなぜかは分からないが、今は……


「まぁいいっ!!勝てりゃあそれでなァッ!!」


 イラはまるで瞬間移動しているかのような速度で辺りを移動し、レントを撹乱した次の瞬間、背後からその刃のような牙でレントを噛み殺そうとするが、


「させねぇよっ!!」


「ーーっ!」


 レントは背後からやってくるイラに気づき、牙をナイフで弾く。


「てめぇ、魔物のくせに知性があんな……。バカじゃねぇーってことか。」


 通常の魔物と違って、考えている。

 背後から狙うという狡猾な手を使うほどの知性があり、知性があるからこそ、今の本人ですらわかっていないレントの異変に困惑しているのだ。


 イラは一瞬で姿を消し、時間でも止めているかのような速度で一気に攻撃を仕掛ける。


 レントもナイフでそれを弾くが、嵐のような連続の攻撃は、攻撃の軌道が分かっていても防ぎきることができない。


「やべぇ……防ぎっ……。」


 とうとう、嵐のような斬撃を防ぎ切ることができず、右肩から左腹にかけて身体を切断される。


 切断された瞬間、肉体の時間を逆行させ、回復。


「ーーっ!」


 イラは、切断されたはずのレントが平然と生きていることに驚いているようだ。


 しかし、攻撃の嵐を緩めはしなかった。

 黒く、刺さるように痛い殺意がレントの肌にひしひしと伝わってくる。


 攻撃の嵐をできるだけナイフで弾くが、腹、腕、足、首筋、どんどん切り裂かれていった。


 その度に時間を戻し、回復。


「ダメだ。速すぎて時止めるタイミングがつかめねぇよ。これじゃあ勝負一生つかねぇーっ。」


 時間を止めようにも、イラの速度が極限であり、そのタイミングを掴めず、なかなか能力を発動させることができない。

 時間逆行と時間停止は同時に使えないため、時間停止のタイミングを間違えれば、そのまま死へと繋がる。

 だからといって、防戦一方のレント、このままでは勝負はつかず、体力を失いレントは確実に殺されてしまう。


「タイミングさえつかめれば……。」


 タイミングさえつかめば、時間を止めてレントのターンだ。


「ちっ、やべぇの思いついちゃった……。」


 一つだけ、確実にレントがタイミングを掴む方法を思い浮かべたが、その方法はあまりに、、


「危険すぎるけど……このままじゃどっちにしろ死ぬか……ならやるしかねぇか。」

 

 レントはナイフを持った腕をイラに突き出し、瞬間、イラはナイフを持つレントの腕を斬り飛ばす。


「さっきから、てめぇー狙ってただろ。くれてやるよ。」


 先程から、イラはレントの防御手段であるナイフを持つ腕を狙っていたる軌道で攻撃していた。


 攻撃を防御するために動くレント自身の腕、それを狙うイラの斬撃。

 動くものを狙った斬撃の軌道はごちゃごちゃしていてわかりづらい。


 しかし、、動かない固定された場所を狙う斬撃の軌道なら、予測できる。


《あの時で、首を狙っても無駄ってのはわかってんだろ?胴体をばらばらにしても無駄だって分かるはずだ。なら、俺を完全な無防備にした今、次にてめぇーが狙ってくるのは、首、胴体以外の確実に息の根を止められる場所は……一箇所だけっ頭本体だ。》


 高い知能を有するイラには学習能力があり、先刻首を斬り飛ばし、胴体をバラバラにしても無駄とわかっているはず。となれば、残るのは頭部本体。

 これは完全にただの推測。根拠はあれど、確実性はない。外れれば命に関わる賭けだったが、、


「っ!!」

 

 レントの推測通り、イラの斬撃はレントの頭を狙ってきた。


 次の瞬間、、斬り飛ばされたレントの腕が持っていたナイフが、先程斬り飛ばされた軌道で戻ってくる。


 以前の時間逆行の猛練習ゆえの成果……ナイフとその周りの空間ごと時間を逆行させたのだ。


 ナイフが舞い戻ってきたことに、驚いたイラの斬撃は一瞬淀む。


《全部計算だぜ……イラっ!!》


 その一瞬の隙で舞い戻ってきたナイフをもう片方の手でキャッチし、再び防御手段を手に入れた。


 イラの鋭い爪による斬撃は、頭に向かって平行の軌道だ。

 その軌道を読んだレントは持っているナイフを思いっきり上に突き上げ、上に弾いた。


「軌道がわかれば、タイミングも掴める。ありがとよ。てめぇーに知性があったから倒せるんだ。」


 その瞬間、レントは世界の時を止めた。

 当然のことだが、あんなに速かったイラでさえ、止まった世界には逆らえず止まっている。


「お返しだァッ!!」


 止まっているイラを、レントは問答無用にナイフで切り裂きまくった。

 何度も何度も何度も、動けないイラをナイフで刻む。


 今度は、レントからの斬撃の嵐だ。


 2秒が経過し、、


「動け。もし、これでてめぇーが動き出したら、俺の負けだよ。」


 アニマを解除し、世界の時間は動き出した。時が動きだしたことにより、嵐の斬撃をまともに食らったイラは、バラバラどころか、粉々になった。


「前のてめぇーはひび入って再生したが、てめぇーはどうだ?」


 もし、これでイラが完全に再生し、元に戻ればもうレントの命はない。


 とてつもない緊張感に苛まれつつ、唾を喉を鳴らし飲む。

 すると、粉々になったイラは再生することはなく、塵となって消えていった。


「かっ勝っだぁぁ」


 あまりの嬉しさに、レントは大声をあげ歓喜した。

 だが、、


「やっやべぇ一本腕取れてたの忘れてたっ!!」


 レントの斬り飛ばされた腕からドクドクと血が流れ出ている。

 すぐに肉体の時間を逆行させ、服も肉体も全て綺麗に元通りだ。


「はぁはぁ、だいぶ体力使っちまった……。」


 崖登るための時間停止0.8秒、時間停止2秒に、何十回という肉体再生のための時間逆行……もうレントに戦う体力はほとんど残っていない。


「つーか、最初っから崖なんか越えなきゃよかった……。」


 元々、イラと出会したのも全て崖を越えようとしたせいである。


 しかし、そのイラをついにレントは独りで倒すことができた。

 地獄の森では、全く勝ち目の無かったイラに……


「いや、たぶんありゃイラじゃねぇーよなぁ。あんなバケモンを今の俺が倒せるはずねぇーんだ。」


 レントは実際に会ったことがあるため知っている。イラの本当の恐ろしさを。

 魂の底からざわつき、『死』を感じさせる怪物。

 おそらく、レントが先程のイラもどきに鳥肌が立ったのは、その時のトラウマからだろう。


「分身かなんかか……。分身だとしても、アイツのなら弱すぎる。」


 たとえ、イラの分身だとしても、今のレントに敵う相手ではない。

 世界を滅ぼしたとか言われているメシアでさえ、絶望した顔で見ていたくらいだ。


 結局、先程のが何だったのかは分からずじまい……だと思っていたが、ふとある記憶がレントの頭にフラッシュバックした。


「そういやぁこの森に来た時、川でちっさい骨のトカゲが、泳いでたよなぁ。まさかあれが……。」


 レントがまだ地獄の森からこの森に来て、初日の時だ。川をバシャバシャと泳いでいる、骨でできたトカゲの姿を確実にレントは目撃している。

 確かに、先程戦ったイラもどきの顔はトカゲのような顔をしていた。


「偶然じゃあねぇよな。ってことは、イラの欠片かなんかが、俺について一緒にこの森に転移してきた……とかか?」


 もしそれが事実だとすれば、、


「あのちっせぇトカゲみたいなのが、あそこまで成長した……!!この短期間で……。もし、俺が倒すのをもっと遅らせていたら……。」


 最悪、本物のイラのような力まで成長していたかもしれないということだ。そんなこと、考えるだけで心臓に悪い。

 あの怪物を世に放てば、パニックになるだろう。


「俺は人知れず世界を救ってたのか……。いや、持ち込んだのも俺だから、救ったことにはならない?」


 疲労がどっと身体に襲いかかり、頭がなかなか働かない。無駄なことを無駄に考え、自分でもよくわからなくなっていき、、


「んああッ!!んなことどうでもいいっ!!とりあえず、疲れたから帰ろ。」


 川に沿ってきているため、帰り道はバッチリだ。


 レントが帰ろうと、重たい足を動かすと、足元でゴロっという音がした。


「ん……?」


 仕方なく、めんどくさそうに音のした足元を見ると、鋭く、レントのナイフほどの長さの白い骨が転がっていた。


 どこを触れても指が切れそうな鋭利な刃のような骨である。


「ーーっ!?」


 驚いたレントがじっくりそれを確認すると、それは先程戦ったイラもどきの爪で間違いない。


「これって!!イラのっ!!」


 イラもどきの落としていった宝物……素材である。


「よっしゃぁぁぁっ!!!本物のイラじゃなくても、あのレベルのバケモンの素材なんだっ!!ぜってぇ高く売れるだろっ!!」


 まさに奇跡。

 レントが死ぬ思いで戦って手に入れた、素材だ。

 イラもどきとはいえ、その強さに間違いは無かった。速いし、斬撃はよく切れるし……そんなものの素材が安いわけがない。


 レントは本日2回目の大歓喜だ。


 普通に触ったら、指が切れるため大きな葉で何重にも包み、持ち上げた。


「やっぱり頑張ったらいいことあるんだよぉ。めっちゃ頑張ったもんなぁ俺。まぁ、あんな命を賭けたギャンブルみたいな戦い、もう一生したくないけど。」


 先程の、イラもどきとの戦い……勝利はしたものの、全て運良くレントの計算と予測がはまったからなしたものだ。

 もしあの時イラが頭ではなく胴体を狙っていたら……首を狙っていたら……。

 レントが死んでいた可能性も充分にあった危なすぎる賭けである。


 もっとも、戦う価値のあるものが手に入っただけでレントは大満足だ。


 重かった足取りも一瞬で軽くなり、レントは急いで街に帰った。



 空はすっかり赤く染まり、空が夜への宣告をする時間帯……街に帰ると、すぐに魔物商会の扉を叩く。


 レントが堂々と受付に、戦利品を差し出すと、受付の女性は驚いた顔だ。


「レントさんこれっ!!」


「でしょっ!!やばいっすよねぇ!!」


 受付の女性がレントに差し出された、戦利品を難しい顔で見ると、裏へ持っていく。


《あんなに受付の人も迷ってる!!やべぇぇ。これ来たんじゃないの?超大金!!》

 

 素材の鑑定時間……レントはずっとソワソワし、同じところを行ったり来たり、行ったり来たりしていた。


 そしてついに……


「レントさん、査定が終わりました。」


「はいっ!はいっ行きまぁす!!」


 呼び出しを食らった瞬間、ダッシュで査定口へ向かう。


「では、査定結果ですが……。」


「ですがぁ?」


 《予想は大体、1000万デウスぐらいはいってるだろっ!!》


「ゼロです。」


「おおっ!!ゼロっ!!……ゼロ……ゼロぉ……?」


「はい。立派な素材だとは……思いますが、なんの魔物の素材なのか、鑑定することができず……わからない魔物の素材は、査定できないんです……。ですのでうちでは……すみません。」


「は……はぇ……?」


 レアすぎたのだ。

 確かに、地獄の森にいた最強の魔物がこちらに知れ渡っているはずがない。

 わからないものは…….価値を測ることもできない=無価値となるのだ。


「すっ……すみません!!」


「はっ……はぇい。全然……いいっすよ……。ははっ、へへっ……。気にしないで……あはへ。」


「すっすいません……。」


 受付の女性はそのとんでもない気まずさに、引き攣った顔をしている。


 何かの布で巻かれ直されたイラもどきの爪を大事そうに胸に抱え、レントはとぼとぼ、半分気を失いながら歩いた。


 奥にある椅子へちょこんと座ると、顔面をぐっしょりと涙でぬらし、泣きながら、、


「は…はっ……あはへへ。あははへへへ……。二度と魔物狩りなんてやんねぇー。」


 そう誓ったのだった。


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